熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

現代美術を見に

2014年03月23日 | アート

パリのポンピドー・センターは行ったことがありません。
その最新アート・コレクションが神戸だけで披露されると聞き、
パリより近いので行ってきました。

展示されている美術館は何度行っても苦手な建造物。
今回はなぜか急にお腹が痛くなってトイレ三昧。
なんか冷え冷えするんですよ~。

やはりソロでチェロを弾いた後だけに、このビデオ作品が一番気になりました。

写真拝借ごめんなさい
ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞なんだそうです。

サウンド・オブ・ミュージックみたいな風景です。

チェロでランダム?な音を鳴らし、そのこだまと掛け合いで弾いたりする映像作品。
作家自ら弾いているとあるけれど、ダイナミックでサマになっているボウイング。
音楽家でなく美術作家がなんでこんな立派なボウイング?
ちょっと落ち込みつつ、ヒジョーに気になる。
観点が全然ずれとります。

(帰って調べたらやっぱり専門教育を受けている方でした。)

こういうビデオの方が驚きだったりして。
Coldplay - Paradise (Peponi) African Style (ft. guest artist, Alex Boye) - ThePianoGuys


現代美術もトレンドや流派の世界ですかね。
ベネツィア・ビエンナーレ派とか?
権威ある美術館に収められたら、巨匠と呼ばれるようになる?

20年前にNYで初めて見た作品が巨匠コーナーにありました。
真っ白に塗ってばかりの人。
え~っ?ていう感じ。
名前も記憶に残っているということは、やはり巨匠だった?
一緒に記憶していた亡きマイク・ケリーの作品はありませんでしたが、
オモチャを並べる彼のような手法は別の作家で見受けられました。

帰り道にもギャラリーがあって、堀尾貞治氏の作品展でした。
独特なエネルギーに圧倒されます。
ポンピドー・センターがお買い上げになっても不思議ではないです。
ポンピドー・センターというブランドもいいけど、巷の芸術家にも光を!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿