熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

さらば初心者

2011年10月11日 | チェロ
もうすぐチェロを習い始めて7年にもなります。
母曰く「誰にも言いなさんな。」
やはり自他共に出来の悪さは認めざるを得ないわけで。。。

ま、いろんな原因があって今のキビシイ現状があるのですけど、
当人はダブルのレッスンは充実して楽しいし、お気楽に万年初心者と半ば開き直り傾向。
初心に返って基礎に重点を置いて以来、それなりに成果も上がり、
ハッピーなチェロライフではあるのですが、そこに思わぬ落とし穴。

新レッスンの先生に、初心者弾きが、体に染み付いている、
脱初心者の自覚を持って下さいと、痛いところを突かれました。

易しい練習曲くらい言われなくてもちゃんと音楽的に弾くこと!
どうせ下手ですから、みたいな弾き方は絶対にNG!
弾けるようになってきているのだから、もっと自信を持って!
人に聴いてもらうつもりで弾いてみること!

私は最近、アマチュアでもバッチリ弾ける人のチェロしか聴く機会がなく、
千里ではなく万里の道も一歩から、どころか何光年もの落差を痛感してました。
人前で弾くなんて、恐れ多いレベルということも。
その点は客観的に自分に対して厳しく見ているのです。

その厳しさを、自分の練習になぜ反映できない?
ふいを突かれましたね。
肥えた耳で、なぜそんな弾き方になってしまう?
注意されればちゃんと直せるのに。
結局は、自分に甘いということ。

はい、簡単な練習曲でも、ビックリするような音色で歌い上げ、アッと言わせますわ。
私は初心者と違いますから。
とたまにはアグレッシブになってみよう。