熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

10回目のレッスン

2009年08月08日 | チェロレッスン
もちろん、バッハ:アレグロモデラート(鈴木3巻)続行中。

最近、フレーズやテンポのことに気がとられて、楽器をしっかり鳴らすことが手薄になっているような気が。
発音の基本を守りつつ、次々出てくる新しいことをクリアしていくのは易しいことではありません。
かといって、弓の持ち方、重さをかける実験、左指並べのレッスンばかりでは辛いですし。

時々、初心に返って再チェックしていただくのが必要です。

構え方と姿勢に問題あり。
腰をへナっと落とした座り方で、体の重さがチェロにかからない。
かけようとすると背中が丸くなる。

背筋を伸ばして、筋肉を使いやすくすること。
先生は腹筋を使って弾く、腹筋を使ってリズムを取る、とのこと。
初耳です!
腹筋、だらけ放題だったので気をつけます。

左肘の角度が下がり過ぎて、重さがかかりにくいし、指の動きも邪魔している。

◎音程
~ミレドシラソ~(指は421104)が何度が出てくるのですが、前後の兼ね合いか狂っているところあり。
なぜか、最後に出てくるのはいつも合っている。不思議。
精度を高めて何度も弾かされているうちに、また音痴がぶり返して焦りました。
録音を聴いたら、ミがいつもビミョーに低い。
リアルタイムで何でわからないんだろう。
それから、怪しいドとソ。
2nd pos.拡張の開きが足りなかったり、そこから1st pos.に戻ると手が開き気味だったり。
それらをスルーして練習していたようだ。

あと1や2の指を押さえたら、他の指をすぐ離して縮めてしまう悪い癖。
ヴィブラートの時は顕著。
音程が狂う原因の一つ。
これは前の先生からも言われていますが、なかなか直りません。
困ったもんです。

◎フレーズ
ここは区切りなのか、続くのかと問われて答えに窮す箇所。
いろんな解釈があるようだ。
堤大先生の解釈、先生の解釈。
どちらにしても、次に繋がる音、終わる音、それを表せることが求められます。

◎小指で2本の弦
4,4が繰り返される時、押さえ直しせずに、にじり寄るように押さえる。
小指が短いためか、これ出来ません。
肘の角度再考。

◎スタッカート→スラー
1:3の比率です。
前半の一連は及第でしたが、後半の1小節はダメ出し。
スタッカートに力入れ過ぎず、弓をたくさん使う。
スラーで弓を節約志向。

姪っ子にも活を入れてもらったので、後退することなくレッスンを迎えられました。
練習しているのが、よく感じられますと言われてうれしい。
もうしばらく、テンポが上げられるまでがんばってみます。