熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

4回目のレッスン

2009年05月09日 | チェロレッスン
3週間ぶり。
例によって金婚式。

いきなり曲を弾くのは、いつもハラハラ。
ボロを露呈するのはいい薬だと思って。。。

「前とガラッと変わってますよ!」
先生の明るいお声。
外は雨でも、私のチェロに晴れ間が見えたようです。
やた~!
前日、M子さんにも褒めてもらったし、ちょっとはマシになってるとはウレシイです。

いろんな箇所で練習の成果が見えてきたそうです。

指使いを変更し、慣れたらテキスト流より弾きやすいし、聴こえ方も良いと、それは自覚していました。
焦らずゆっくり、も心がけました。
私の場合、間延びしたかなと思ったくらいでも、ちょうどいいとわかってきました。

で、細かいチェックの後、弓のコントロールがテーマになりました。

スタッカートで上下で同じ音が鳴らせるか。
しっかり弦をひっかけて鳴らすこと。
開放弦で、同じ場所で同じ方向でスタッカート。
音を覚えて今度は逆でスタッカート。
ダウンよりアップの方が音がきつくて大きい。
(実は私にとってはビミョーな差。←鈍感!ちなみに逆の人が多いそう。)

鳴りにくいからと、指で押そうとする力が働く。
弓先が上に行ってしまう。跳ねてはいけない。
手首から下がフニャフニャして、音が不安定。
手首の固定は心がけているつもりでした。

「イッサーリスの手を見て、こうなってしまいました。」
「やりすぎです。」

発音についてもっと工夫する。
弦をひっかける際、出来るだけ自然な状態にセッティングする。
作為的に自然を作る。。。ですかねぇ。。。
それが出来ないと、小手先で無理するからキツイ音や雑音やらが出てくる。

クリアにシンプルに発音できることの大切さ!

弓の角度、持ち方、指、手首、肘、等、再チェック、再チェックでした。

曲に戻り、課題としては、弾くたびムラのある部分、打率を上げること。
次回も。