熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

81回目のレッスン(通算98回目)

2008年11月15日 | チェロレッスン
今までとは打って変わって、先生、準備万端。
楽譜もCDもプレイヤーも一式スタンバイ。

テキパキと、「ハイ、ト長調音階、開放弦なしで。」
基本事項のチェックの後、いつもの曲へ。

○発表会の曲

5ポジション以上のパッセージ、音の出し方から。
(教材研究の形跡あり)

左3の指に重みを乗せるためには、中指の付け根の関節を凹ませる。
中指を折りたたむ。
長い中指に驚かれる。ETか!?(小指が短いのにね)

しばし、いくつかの難所、音だし訓練。
右手の1の指が仕事していない。
毎度お馴染み、弓の持ち方から、左指の押さえ方まで点検。

以上、下準備の後通して曲を弾く

前のレッスンから3週間。
自筆楽譜は最終バージョンのつもりで、練習していましたが、
思うところがあって、スラー、ボウイングの上下、フィンガリングを変更してみました。

より滑らかに聴こえるように。

クラシックではないので、楽譜に固執しすぎるのもナンセンスと思うのですが、先生のお考えは違ってました。

変更箇所は、半分はOKで、半分は却下。

すべて、スラー、弓上下、指番号きっちり楽譜に書き込んでミスのないよう覚えること。

今まで、力みすぎ、もっと優しくと言われ続けたのですが、優しいのと弱々しいのと違うとのこと。
優しい音を出すのは、本当に難しい。

サビの部分を際立たせるために、前半控えめに弾きましたが、そんな音ではホールでは響かない。
最大ボリュームを上げて、ダイナミックレンジを大きくする。
弓を大きく早く動かす。駒寄りを弾く。
一番聴かせたい音にはヴィブラート。

先生の演奏も、なかなかステキで、やっと発表会のレッスンという感じになりました。

と思ったら、「次‘金婚式’も見ますから。」
金婚式は、以前から意欲満々でいらっしゃいます。

発表会、ダイジョウブなんでしょうか、ワタシ。