熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ゲンナリ

2008年09月06日 | チェロ
世界的な景気後退、物価高に株安、円高、おまけに政治空白。
あれよあれよと含み損も膨らむ中、破れかぶれで入れ揚げました。
そうです!弦に。
お高い弦を試すのも今回限りだと思ったもので。

実験の結果、エヴァピラッツィソリストA、D
ラーセン ワイヤーコア→G,Cに決めました。
でもG線にまだ迷ってます。

なんだか、全体に随分vivid系の音になってしまいました。
もっと落ちついてほしいけど。

当然ながら、落選した弦もあるのです。
貴金属みたいな値段なのに、アクセサリーにもなりゃしない。

買った新作チェロは、厳選されたベストの弦がついているものだと信じていました。
ところが、弦を変えたらウルフがほとんど消えたのと、反応が良いので楽になりました。
(ppで音が消えてしまわない。)
ヤワな手には元のパーマネントはきびしかったです。
といいながら、選んだ弦も柔らかくはありませんが。

何のかんのと言っても、上手な人が弾くと数万円のチェロにボロ弦、ボロ弓でもいい音に思えてくるのが情けないこっテス。
それをいっちゃーおしまいだけど。

そうそう、前の‘安さん’の弦は全部ラーセンなのですが、妹に譲った時、
すでに1年以上経っていたので、新しい弦もパッケージで渡しました。
どうせ、すぐA線を切ってしまうに違いないと思って張替えなかったのです。
そうしたら、何と未だにそのまんま。
先生に相談したら、まだOKだそうです。
2年以上も持つんですねぇ~