熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

無伴奏チェロ・リサイタル

2006年11月13日 | コンサート
ご存知、古川展生さん。

サイレントチェロのレッスンビデオを繰り返し見たので、
ワタシにとってはバーチャルの先生でもあります。
初めて彼のコンサートへ行ったのはちょうど2年前。
今回で4回目でしょうか。
ステージでの振る舞いから演奏、音色まで格段の進化を感じます。
日々努力の賜物なのでしょうねぇ。。。

何もないステージに黒いシャツの古川さん。
お話もなし、一人真剣勝負的演奏でした。
アローンとコダーイは古川さんらしく、アグレッシブで情熱的。
聴き応えあり!
アローンは初めて聴くのですが、毎回斬新な曲に出会えるのも楽しみ。
無伴奏5は、スウィングしかかったような独特なリズム感?
ユニークでした。
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ソッリマ:アローン
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番

休憩

コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 作品8

アンコール

1ジュ・・・?不明。はじめピッツィカート。アイリッシュっぽかったけどちがうかな。
2バッハ・無伴奏1番プレリュード
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この後、梅田の楽器店へ。
サイレントチェロの新作発表のイベントで、柏木広樹さんの演奏の終了直前でした。
(前任のイメージキャラクターは古川さんです。)
ファンでいっぱいで見えません。
アコースティックのチェロ音シャワーを浴びた直後、
スピーカーからのサイレントの音を聴くのは辛いものがあります。
音自体は、良くなっていましたけど。
やっぱり、演奏用ではなく練習用の楽器ですね。
次の演奏を待つ間、フレームがある方を試奏させてもらったら、
ものすごく弾きやすかった。
弓も軽かったし。

急に、こんなことしている場合じゃない!練習せな!と思い立ち、
人も多いし演奏を待たず帰りました。
突風が吹きました。