福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

後始末

2019-05-21 07:44:35 | 日記
総会と交流会の後始末。
やっぱり、それは、あります。
用意したお茶菓子が欠席のみなさんにも届くように。
そんな作業をしていると、ふっと、片隅に置いてある茶封筒に目が留まる。
うん??
中を覗くと本。
献体をテーマにされておられる。
以前こころの相談をされておられた牧師さんの著書。
分厚い。
重いテーマ。
献体は、人生の最後にたどり着く医学のためへの奉仕・・程度の知識しか持ち合わせていない。
時間のない中、ふっとページをめくると、目が吸い寄せられる。
序章には、医学生が、最初に立ち会う解剖学の授業の様子が。

昨年、足早に逝ってしまった、相棒さんのお子さんが医学のみちを進んでいる。
そんなこともあって、ついついページを読み進む。
圧倒される。
さらに、最愛の妻に・・の章を開けると、福祉亭と福祉亭での出会いを喜びとして、頼りにされたご利用のかたの文章や生き様が綴られていた。

晩年を福祉亭として非力に支えさせて頂いた。
ただ、その間、光の部分と、影の部分、両方を経験した。
様々な事、言葉が行き交った。
その時々のジブンの判断が正しかったのかどうかと、時折、ふっと、脳裏をよぎる。
もう一度別のかたにその経験を活かし支えられるか・・とジブン自身に問いかけてみると、今現在は、ノーとしか言えない。
もし支えるべき必要がある場合、その時・・は、かなり限られた福祉亭にとって大事なかただけになると思っている。
広くご利用されているかたをイメージすることは、経験をしたばかりに、できかねると。

人生の後始末。
それは、他のかたにお願いせざるをえない。
それを十分心に刻み、人生のステージを歩んでいくことなる。
よくよく、気持ちを引き締めておきたい・・とだけは、思う。
世情に、○○終い・・という言葉が流れている。
その言葉に間違いは無いとは思う。
でも、それだけか??と、そんな言葉をどこか越えるものもあるようにも感じる。

コメント
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