福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

総会前

2019-05-12 05:39:08 | 日記
会計監査がすんだ。
それは、それで、やれやれ。
しかし!!
監査に同席する人物が、時間にみえない。
うん??と思いつつも、監査に関連する四方山話で時間をつぶす。
時間を30分間違えておられるかな?と内心思いつつ、待つ。
30分過ぎてもみえない。
とうとう連絡を入れてみる。
どこにおられますか?の問いかけに、自宅です・・と。
やれやれ・・やりましたね。
高齢期にありがちなもの忘れ。

気にしていたのに、当日、ふっと、頭から消えてしまう・・高齢期のもの忘れ。
ワタシも、福祉亭の運営を始めた頃、何度か経験。
NPOセンターの定例会。
もうセンターそのものは、なくなってしまったけれど、当時は、NPO法の成立施行の後センター設立で、活気があった。
思い返せば不思議というか、よく面倒をみてくださったなあと思うことは、
担当部署の職員さんから、会議ですよと携帯に電話が入ったこと。
福祉亭の運営は、接客業に近い。
だから、目の前のご利用者の対応がまず、優先。
そうこうしているうちに、会議だ・・ということが、頭から消えてしまう。
ジツに、
NPOというものに、行政側が、力点を置いていた時代だなあ・・ということも感じる。

多摩市は、1万人当たりのNPO数が、多い・・ということが、数年間にわたる行政のキャッチにもなっていた。
複合施設の閉鎖に伴い、移転を経験し、さらに、約束の2年が過ぎ、激論の末、センターも閉鎖となった。
事業が順調なNPOは、忙しく、主要メンバーが、情報交換的な定例会にいつも参加・・どころでなく・・
NPO法成立の後、林立したNPOの中には、名ばかりでどうも活動が・・というような微妙な背景もあったようにも、今は、感じる。
閉鎖の引き金となったのは、担当部署担当者の、結局は、力量不足による育てかたの失策だったように、今は、思う。
どう市民活動としてのNPOを育てていくか・・・
そして、NPOが持つ潜在的な力をどう行政施策に反映していくか・・などなどの構想力。
これは、なんとも言えない重い問いかけ。

NPOセンター閉鎖の後、もう数年が経過。
最近、役所に行くと、夜の激論の頃、時間を割いておられた職員とも顔を合わす。
部署は変わられても、活躍されておられ、懐かしい笑顔に接する。
それと同時に、NPOセンターがなくなったからと言ったところで、まったく何事もなかったような役所の空気感も味わう。
設立時の高揚感は、霧散。
ワタシのほうが、場違いの異邦人のよう。
時の流れ・・時代の変化・・を痛感する一瞬。





コメント
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