福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

立ち位置

2019-05-10 05:18:27 | 日記
歌のおけいこ日。
数年前5人ほどのご参加でスタート。
歌うことは楽しく、昨日のご参加は、福祉亭ほぼ満員にまでに。

いつもの定食時刻より少し早めに、定食もスタート。
厨房のほうも準備はなんとか整っていて、順調。
一気に、定食数が入り始めると、ばたばた・・厨房の動きが激しくなる。
昼食時間帯のお手伝いボラさんの姿はなくても、歌にご参加のボラさんのお手伝いがあって大助かり。
小さなピークを乗り越えたのがちょうど12時。
お手伝いボラさんが到着。
ところが、全体の空気は、既にパンパンの空気。
そうなると、どうも、そのボラさんは、気後れされてしまう。
忙しい動きについていけず、ご自分の所在先を探してうろうろされる。
とうとう、いったん福祉亭外に、姿を消してしまう。
あれ?帰られたのかな??と思っていると、数分後に今度は、配膳トレーを手に厨房まで。
そこで、やっと、
ありがとう!!急にばたばたしてしまって、助かります!!と声をかけてみる。
すると、やっと、ごジブンの立ち位置が見つかったご様子。
それからは、全体の動きの中に溶け込める。

まったく、転校生のように・・と、つい、こちらは、思ってしまう。
気持ち、とまどいは、わかる。
でも、なんでそこまで、遠慮がちなんだ・・と、つい。
そのボラさんから何度ものやめたい・・という意思表示があって、やっと、新年度になるので、わかりました・・と言ったばかり。
こちらも、それほどやりたくない役割なら・・と思って、本当は、困るのに、どうぞ・・と言ってさしあげたのに。
世の中のボランティァには、好きな時に好きに参加・・というものもあるでしょうが。
でも、福祉亭の運営は、そんな気まぐれでは、成り立たない。
しっかり仕事モード。

となると、この場面では、遅れてしまって、すみません。どこをお手伝いしたら、いいですか?の一声があったら、もっとご自分の立ち位置をみつけることが容易になったでしょうし、こちらも、余分な気遣いをしないですむ。
長く人生経験を積みながら、この一声の出し方を学ぶことなく過ごされてみえたのですかね。
もちろん、その時の状況で、今は、大丈夫です・・と、お断りする時だってあるかもしれません。
そのたった一声のやりとりが、人生の知恵。人間関係の基本。








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