まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

悪夢の山行

2007-05-01 23:04:59 | 日常
平成19年2月28日から30日
梅ヶ市から堂が森・石鎚・瓶が森・笹ヶ峰・中七番まで2泊3日のハードな縦走計画で、今回はサブリーダーという役目であった。2日目瓶が森を下ったあたりでどうにも体調が悪くなり脱落した。初めてのことで大変ショックなことでした。経過・原因は何であれチームに大変な迷惑を掛けてしまった。下山口でリーダーを出迎えたときすっかりやせ細った姿を目にしたとき、この山行が如何に大変であったかを知らされ、自分の脱落が如何に迷惑を掛けたかを知らされ言葉がなかった。
今回の故障の原因は、食事が取れないこと、吐き気と悪寒であった。前夜飲み食いしたものが原因に間違えない。テントの4人のうち、おなじものを飲み食いした3人が不調を訴えていた、嘔吐し、気分が悪くて寝られず高山病のような症状であった。

あの時如何なる行動をとるべきだったのか
一般隊員ならともかくSBの脱落は隊員に動揺を与える。
炎天下であるがあと8時間あまりの歩行だから頑張るべきではなかったか
気力にかける点はなかったか
今までも食わずに歩いたことが合ったのにSBに気楽さからそうしたのか
前の週のマラソン大会に出場するため走りこみは十分行い万全であった。
リーダーにことある時、それに代わるものがいないとき、もしくは救護を要するときには中止し撤退すべきと思うが今回は該当すまい。
あのまま続けていて倒れたときの処理もまた大変だがその判断も難しい。
エスケープルートも20キロを歩かねば人家にでないのだからこれもまた大変。
ある意味では、脱退者のほうが病人だから配な状況にある
しかし2名の不調者がいれば隊の速度も遅くなり目的は達成できなくなる。

ともかくいろいろあったが残ったものが全員ゴールしたことが救いでした。
私も今回は親切な人のおかげで事なきを得ました。
日本人も見捨てたものではないと感じたし人には親切にしないといけないと思いました。
ただただ残念な、情けない悪夢のような山行でした。
当分尾を引きそうです。

問題点も数多くありました。
連絡の携帯隊電話も簡易無線も役に立たない。
食欲のないときには、呑めるもので栄養の取れるものが有効(雑炊、うどん汁)

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