まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

第102回 草創記念登山とその後の訓練山行

2021-02-23 23:22:58 | 日常

令和3年2月23日
今日は我会の草創記念登山日です。
発祥の地、ホームグランドともいえる熊ヶ峰を中心とする沼南アルプスを草戸の明王院から鞆まで約18キロを縦走。.三密を守りマスク着用しての登山となりました。参加者は約60名。その後 北アルプス遠征組の我々4人は沼隈・千年まで足を延ばし歩きました。総距離29キロ、歩数44100歩でした。沼隈半島一周コースは平坦なバス道36キロですが例会山行で厳しいコースを実施するとき参加者の実力を確かめるため歩いています。今回は山道を含んでの29キロです。体力的には同じような感じがしています。久々の長距離、みんなよく歩きました。目標があるとやる気が違います。長距離歩行、スタミナは合格。あとは岩場のクライミング訓練を天応・アイゼン尾根で行い、クライミング力、集中力の訓練を予定しています。

当日は朝4時30分に目覚まし時計をセットしていたが緊張のためか少し早く目覚めてしまった。
5時、広島の自宅を出発、7時には法音寺橋東詰めの河川敷駐車場に到着。

健脚組のスタート地点、明王院駐車場で点呼。人数は26名。予定通り7時30分にスタート。国宝の五重塔を横目に見ながら山に入る。
この付近のコースは福山市民の散歩道です。明るい雑木林の道を上ったり下ったりして進むと市内を一望する妙見神社に到着。ここから眼前にそびえる彦山(430m)を目指す。落ち葉に埋もれた道を注意しながら歩いていると赤い椿の花が落下していたり黄色の水仙や菜の花、梅の香りも漂ってくる。健脚組だけにだれひとりとして遅れることなく快調なペースで登る。ほどなく1等三角点のある彦山山頂に到着。一度グリーンラインまで下り、葛城山(420m)を目指す。孟宗竹の美しい竹林を登る。かって、この登山道沿いにはお百度石や法界石や石灯篭が林立し、多くの参拝者を迎え繁栄を誇っていたが今は多くが崩壊し落葉に埋もれ跡形もない。年月が自然に帰したというべきであろう。山頂の広場には国旗掲揚台や皇居の遥拝所のようなものもあつたが今はその姿をとどめていない。自然な森林に帰りつつある。

再び下ってグリーンラインに至り駐車場から熊ヶ峰(438m)への土砂の露出した急な登山道を上る。このままではいずれ土砂が流失し荒れてくることでしょう。それを防ぐため段木を設置したいところです。午前11時、沼南アルプス最高峰 熊ヶ峰頂上に至り福山市街地に展望を楽しむ。かっては木製の展望台があったが今は跡形もない。我会が設置した銘木で作った熊ヶ峰の看板も支柱を失い投げ捨てられたままである。11時30分、予定より早く田尻組との集合地点のファミリーパークに到着。先発隊の役員さんが会場設営、準備を終え待っておられました。今回は新型コロナ感染防止のため屋外での開催となり恒例の豚汁もアマノフーズのレトルトのものに変更されました。参加人数は約60名、食事のあと式典があり一昨年の100周記念に植樹した桜に肥料を施し、全員で記念撮影し2班に分かれ13時出発。鞆に下るのは30名、

グリーンラインからは瀬戸の海や鞆の町、仙酔島がよく眺められます、写真の名所、菜の花の黄色に染まった十三仏も眼下にある。3キロ余り歩くと第一展望台に到着。訓練山行組は此処で別れグリーンラインを最終地まで歩き、バス道を出発地点まで歩くことになるがまだ半分。あと6時間も要する。夜間歩行となり危険なので3時間余り歩いて終了とする。

16時、千年まで来てバス便時間表を見れば福山行きの最終は16時27分、早い時間ですね。しかし、これに乗らないと明るいうちに帰れません。無乗員のバスに乗り17時 神島橋バス停で下車。17時20分、はじまりの河川敷駐車場に無事帰りました。最後までしっかりと余力を残しての歩き方で確信の持てる訓練山行となりました。私も皆さんにつられて無事完歩出来ました。ありがとうございました。

前回の沼隈半島半島一周のブログ(2015年4月19日)、本番の黒岳例会山行(2015年5月29日)をご参照ください。
訓練に参加されたが途中怪我のため完歩出来なかった方も本番の山行に連れて行きました。
本番でもスリップ事故を起こしコース変更を余儀なくされました。
体力に余裕がなかったから起きた事故でしょう。それを見抜けず、厳しい決断ができなかった私の弱さが原因で反省しています。
コメント
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