「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

細越愛宕神社

2010-01-25 23:34:58 | 愛宕

 新しい釜石道を通って、平倉から釜石に向うと右手の小高い場所に神社が見える。今は、早瀬川と平行して通るこの道路によって、住宅の点在する集落からは見えなくなってしまった。

その場所へ行くには、佐野踏切を渡って右折し線路なりに戻るか、

この写真の位置を徒歩で越えると最短?

 

それにしてもわかり難いが、やがて、この跨道橋を通ればすぐ。

とは云え、ここに至るまで、誰も通った形跡のない雪道を歩いたのだが。

 

 

今回はタオル君2号を道連れ

 

年取り前に、注連縄が飾られたようだ

 

建物の入口は常に開けっ放しで、神棚のみが置かれている。

(この両引き戸は、建物が若干傾いているために、動かないのだが)

 

 この北側、早瀬川の向こうには、オシラサマの標柱のあるかつての大蔵坊の家があるのだが、延享2年(1745)の修験由緒書上には、細越村愛宕別当大蔵坊由緒として五代目までが掲載され、本尊は木像将軍地蔵であり、宝永7年(1710)に2尺四面のお堂が再興されていることが確認できる。

 

 また、いつもの御領分社堂(宝暦13年(1763))には、

愛宕社 二間四面五尺間かやぶき 別当大蔵院とある

 

 

 ここも、前回の愛宕さん同様に、荒廃が進んでいる

 

主人のいない建物が行き交う車を見つめる

 

交通量の多くなってきている釜石

 

しばらくぶりで、50羽ほどの白鳥を見る

近所に住むおばあさんが

「この前、ツガイの向き合う写真を撮りに来ていた人がいたが、ダメだったようだ!」

と教えてくれた。遠野ブレンド関係者だったのだろうか?

 



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