「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

紫陽花神社

2009-01-09 23:28:33 | 愛宕
  仕事にて久々に上郷に行く。

 花の季節には、紫陽花できれいなここ。

 

 紫陽花の花は、咲き終わっても、こうして花が落ちずに残っていることをはじめて知る。

 

 今朝はマイナス6,7℃はあったというのに、ご覧のように雪が少ない。挙句の果てに今は、雨。どうなっているのだろう?

 

 紫陽花神社と呼ぶ人がいるが、私は、「サイディング神社」と呼んでいる。

 

 創建は、寛政時代とも享保時代とも云われる「上郷伊勢両宮神社」

 八戸南部氏が遠野へ移封後のもの。

 

 天気が悪いが、遠く、石上山が見える。

 

 義経北行伝説の「風呂家」の向こうには、天気が良ければ、早池峰が見え、当然、六角牛山も見えるポイントのひとつ。

 本来の用件を済ませ、午後からは、こちらへ。

 

 遠野高等職業訓練校。

 

 中では、まだ一人前になる前の若い衆が大工さんの技能検定に向けて取り組んでいた。

 

 じっくりと職人を育てる工務店もあれば、一人前になった職人だけを集めて家造りをするところもある。

 昨今の派遣ではないが、仕事が薄くて苦しい経営の中、技術を継承する若者を育てている会社に敬意を表する。

 あと、何十年かすると、この神社のように、サイディングで覆われた社寺だらけになるのでは・・・・などと、ぞっとしながら、廻った一日であった。

 それにしても、気候が、おかしい。

 

 


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