今日は遠野市土淵町にある水光園で遠野郷神楽共演会でした・・・
が、残念ながら観ること叶わず
で、お伺いしたのは、こちら
岩手県知事認可の一級遠野かやぶき士第1号で、その道の卓越技能者表彰を受けた方と
同じ道を歩む若き一級遠野かやぶき士が青年卓越技能者表彰を、
さらに、もう一人は社寺建築部門で同じ表彰を受けたことから、その三人の祝賀会となりました。
いずれも、最先端の技術を追求する職種とは真逆の技術屋さんですが、
今後の日本には、欠かせない分野でその能力を発揮している方々になります。
大きな材木を相手にしている社寺建築の若者が使用しているカンナを見せて頂きました。
電子タバコの大きさと比較してわかるように、とても小さな道具です。
こんな道具も使いながら大きな神社仏閣の細かな細工をしていることに驚きです。
また、一方の茅葺のことですが、
市内にある茅葺屋根の建物には、津軽、石巻の茅葺職人が手がけたものもあり、技術交流が図られているようです。
そんな中、山形の職人さんの力を借りて民力で葺き替えをしようとしている家も出てきているとか。
社寺建築だけでなく茅葺もまた、広範囲な地域を相手に仕事をする時代になってきているようです。
祝辞に続き、披露されたのが御祝
「おいわい」ではなく、「ごいわい」と云います。
遠野市小友町に伝わる氷口(すがぐち)御祝
昔の結婚披露宴では「高砂や~」でお馴染みの謡が唄われるシーンが時代劇などで観られます。
それと同じような感じで謡い、
一曲終わるごとに盃に酒を入れ、それを飲み干すこと三度
後で、その唄本を撮影
筆者は小友町の人で、表紙には喜多流小謡集とありました。
氷口の謡は高安流の系統で明治20年生まれの柴又豊治という人が江刺から習い、
大正5年頃に広めたという話があるようです。
現在の歌詞は喜多流になったということでしょうか?
宴もたけなわ、恒例によりまして、大工さん達による「地固め節」
民謡「七之助節」が基唄で、工務店により若干、歌詞、合の手、リズムが異なります。
この唄も全従業員で唄うところは稀で、社長、棟梁だけしか唄えないところが多くなっており、
次世代への伝承が必要になっている気がします。
話はガラッと変わり、ブログに載せて欲しいと嘆願されたもの 笑
一本締めが多くなっている中、久しぶりの万歳三唱でお開き
開場内には、まだ手つかずのこんなものまで残っており、時間は3時
二次会の設定があり、会費要員になりました。
疲れを知らない昭和前期の方々が盛り上がっている中、
昨晩の飲み過ぎで、グラスを持つ気力に欠ける私は、途中退場となりました。笑
昨日は昨年と同じ位芸能館に集まっていました。隣町の笛吹さんも見に来てました。
昨日はお疲れ様でした!
塚沢のSさんとAさんが同じテーブルでした。
Sさんは共演会後の神楽の皆さんと合流するものと想像していました。笑
共演会、FB等を見ても、なかなかその様子が出てこないので、
どんな感じだったのか気になって仕方がありません。笑
神楽共演会は絶対と思ってましたが今年は外されたということで次回に期待です。昨年は小生もご相伴しましたが、途中参戦もままならずバスしました。民俗、伝承分野は小友裸参りが今年初となりそうです。
1月、もう終わりますね!
新年会に祝賀会とあっという間でした。
今年は神楽共演会に行けず、出鼻をくじかれた感じですが、
今年はこれからだ!と、平日は本業に勤しみたいと思います。