「遠野」なんだり・かんだり

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山谷観音まつり 郷土芸能編

2017-07-03 15:46:41 | 郷土芸能

初めてづくしの山谷観音まつり、仏事・神事だけでお腹いっぱいという感じでしたが、

当初の目的でもある郷土芸能編へ

 

観音堂での仏事が終わり、役員さん達が八幡神社へ移動した正午過ぎ、

参道に地元、山谷獅子踊りさんが現れました。

 

観音堂の廻りを右回りに三周するのかと思いましたが、そのまま奉納が始まりました。

 

この地区にある伝承芸能はこの獅子踊りだけですが、この日の人数は、想像以上。

地域をあげてのお祭りといった感じが伝わりました。

 

見守っているのは八幡神社で行われている神事に参加しない和尚様とその他の皆さん

 

小友町のシシ踊りは同町の長野獅子踊りから同じ鷹鳥屋しし踊りに明治元年に伝授され、

その後に山谷へ伝えられ、衰退期を経て、昭和60年代に地元の青年グループが中心になって

小友町山谷獅子踊り保存会を結成し、現在に至る となるようです。

 

かつての種ふくべさんが、今は太鼓そして保存会の中心になっています。

 

観音堂への奉納が終わると、隣りの八幡神社への奉納となります。

 

こちらでも観音堂と同様に・・・

 

ここでは市内でよく見かける本殿・拝殿廻りを三周しませんでしたが、

これは行列そのものが元々無かったか、例祭の衰退とともに無くなってしまったからかもしれません。

地元の方々は別段、変わったことをしているという意識は無いようでした。

 

奉納終了後、しばし休憩

 

笛吹きにスカウトされた青年が、吹き方を教えて頂いていましたが、

私より上手なので、きっと来年にはデビューかも。笑

 

いわゆる先生と呼ばれる招待客もいないので、神官さんも和尚さんも一緒になって和気あいあいと直会。

一休みしていた山谷獅子踊りさんの出番となります。

 

この日、諸行事が始まる前からカメラを持った檀那さんとその奥様がおりましたが、

どちらからお出でですかとお聞きすると、地元山谷ですと・・・汗

ここに移って間もない様子でしたが、年齢は別にしてお二人と同じような方々が増えている小友町です。

 

大人から子供たちまで、一緒になってお祭りに参加

 

仕事の都合で種ふくべさんはいませんでしたが、柱がかりの披露

 

小友町のシシは動きが早く、顔を正面に捉えようとしても、なかなか向いてくれないので、

アップできるのは止まった瞬間のみです。笑

 

指導役のお姉さんたちが笑顔で舞えば、自然と子供たちも・・・

こちらもうれしくなるようなひと時でした!

 

午前11時過ぎから午後1時過ぎまでの2時間、

初めての山谷観音まつりの公式プログラムの終わりとなりました。



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6 コメント

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のどかな祭 (阿部)
2017-07-03 16:14:10
鹿踊の奉納といい、直会の様子と言い、何か風情が伝わってきますね。まカメラの腕の良さですね。どんな郷土芸能もこの様なシチエーションで鑑賞するのが良いですね。仕事柄ステージを依頼することが多いのですがこの味を出せと言っても無理ですね。直会の後千鳥足で高笑いしながら肩を組んで下って行く人々を想像してしまいます
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おまつり (笛吹)
2017-07-03 20:12:48
阿部さまへ
大きなお祭りも盛大で、それはそれでいいのですが、
時には、「おらほのお祭り」もまた、良いものです。
そこにいる人達が心から楽しんでいる様子がわかるだけで、こちらも幸せになります。

お祭りで飲む酒ほど、美味しい酒は無いですからね!笑
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Unknown (ksuz)
2017-07-03 21:52:24
やはり笛吹さんのブログには郷土芸能がないとね。(^^)v
もしかして門掛け編があったりして。
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郷土芸能編 (笛吹)
2017-07-03 22:32:58
ksuzさんへ
さきほどそちらのブログにコメント入れたと思っていたけど入っていないようですね~
また入れ直します。

郷土芸能編にしようと思っていた5D、前半はオートフォーカスOFFになっていてほとんど全滅でした。
眼鏡無しでは、写真も撮れずです。

門かけ編、考えておきます。笑
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Unknown (ksuz)
2017-07-04 10:21:24
コメント入っておりましたよ。
鍵コメになっておりました。
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コメント (笛吹)
2017-07-04 15:53:44
ksuzさんへ
眼鏡かけても、これだものね!
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