仮歯を付けて10日弱、見栄えはよくなりましたが、なんだか体力が落ちているような気がします。
それが、抜歯のせいなのか、この気候のせいなのか、はたまた歳のせいなのか・・・。
頑張れ!頑張れ!と自分に言い聞かせているこの頃です。
さて、例祭の後編へ
御神輿を清めている間、シシの皆さんは被り物をはずして、しばしの休憩
いや~あっつ、あっつ!(訳:暑い、暑い)
清められた御神輿が本殿へと還御
元禄年中、一度ならず飢饉の節に死絶し、残った者は老人となり、御神楽届兼候に付き、
附馬牛村宝明院が三代迄横田修験を引き廻し、神楽を行なった旨の文章がありますが、
それには、宝明院も大出神楽と同類だったのではないかとあります。
しかし、大出早池峰は修験ではなく神職の免許を持っていたことがわかっており、
宝明院は遠野では大徳院をトップとした本山派で、大出の弟子神楽となる鱒沢の修験は羽黒派。
大迫町では田中神社が神職で、妙泉寺周辺が修験となっているように見えますが、
修験がどちらの派だったのか気になります。
本殿廻りを三周する間、正面付近に来ると神楽・しし踊り共に若干、最後には正式に舞います。
附馬牛町では人数の多い上柳獅子踊りさんですが、流石に連休明けの平日ということで、シシの数がわずかでした。
音程をしっかり調整した笛で試し吹き、若い頃はフルートを吹いていたので音の違いが気になるとのこと。
張山しし踊りさん
前日は小倉神楽として宵宮に出演
張山しし踊りには、見慣れぬ女性が刀かけをしていましたが、集落内だけでは人数確保が難しい中、
地域外からのうれしい参加だと話していました。
こちらは東禅寺しし踊りさん
人数のことを云ったら、うちのほうがもっと切実だ!と話していましたが、
今のうちに声をかけて、練習に参加すれば、9月の遠野まつりには出られるのではないでしょうか?
熱烈歓迎なそうです!
一方、大出神楽さんは、今迄見た中では最高の人数
祭りに合わせて休みをとってきた人、体験?で参加している人などなど、
地元のみならず都会からの参加者が多くなっています。
一時は、この重鎮お二人と千葉さん家族だけの時もありました。
遠野郷八幡宮例祭に合せた遠野まつりには、町方から遠野南部ばやしが出ますが、
ここも参加者が足りず、仲町では都会から大学生の応援を得ています。
市内のほとんどの郷土芸能団体は、人手不足が大問題、
受け入れ体制が整うのであれば、広く国内へ募集をかけても良いのではないでしょうか?
ちなみに仲町南部ばやしでは、内ばやしの押し方、舞手、鼓、大胴、笛、太鼓と毎年募集しております。
まつり二週間前ぐらいからの練習に参加できれば、間に合うと思います。
最後に、告知となりますが、
今週末の28日(土)は、一日市通りのとおの物語の館内、遠野座で8時から45分程度の神楽公演があり、
また同日、6時頃から遠野市宮守町の塚沢神社で宵宮夜神楽があります。
冷房の効いた室内で、ちょっとだけ雰囲気だけでもと云う方は遠野座へ、
本格的な神楽を一通り味わいたいと云う方は、塚沢へ
まず初めに大出早池峯神社例祭 後編がこの記事のお題で、
郷土芸能・伝統芸能などと云われる芸能が
次世代へも繋がっていくことを希望すればこその内容のつもりです。
なるべくなら、その意をくんで頂ければ幸いです。
だからなんだってんだ・・・。
もったいぶらないで一般人のブログに投稿せずに、ちゃんと提言したら。
遠野人なら憂いだけでなく意見を伝えんければ、ただの荒らしですよ。
あと10年もすれば二万を切るであろう。
このまま何もしなければ滅び去るのが定めよ。
助ける方法はあるが、遠野の重鎮どもは頭が固く、夢想ばかり耽っておる。
志ある若者は古い土を捨て、江戸へと走る。
さてさて、どんぶり勘定の釜石と夢想郷、遠野。どちらが滅びるのが先か、草場の影で見守ろうぞ。