「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

幻を見た

2022-04-14 16:52:56 | 郷土芸能

新年度のスタートは・・・

 

7日のタイヤー交換から

これで、もう少し暖かくなったら、徘徊できるかも・・・笑

 

新コロで、しばらくイベントらしきものも無かった市内ですが、

やっと新しいポスターを見かけるようになりました!

 

こちらは秋に行われるであろう遠野まつりのPR 早いですね~ 笑

例祭関連だったら「奉納」、イベントなら「演舞」と私は区別して使います。(;^_^A

まあ、どうでもいいのでしょうが・・・

ところで、さくら祭りには、市内芸能団体が例祭や夜神楽に出演するようですが、

どこが出る予定なのか、さっぱり情報がつかめません。

もしかして、まだ決まってないのかもしれませんね・・・。

 

それもこれも新コロの影響だと思いますが、先週土曜日は久しぶりに屋内でジンギスカン!

花見の時期には外でジンギスカンができるようなれば、いいですね!

 

10日(日)、前日から運行が始まったSL銀河を近場の大工町踏切から。

聞いているところでは、有名処の撮影ポイントには、かなりの撮り鉄さんが

集まっているとのことで、ごたごたを避けて、一人撮り鉄です。笑

 

春と云えば、桜

昨日、善明寺さんの桜が数輪咲き始めました!

 

今日も様子見を思っていたところ、生憎の雨模様で低温

釜石市の小川町では満開とのこと。

例年、釜石の人たちが桜は見飽きたと思った辺りからが遠野の桜です。笑

 

さて、4月のまとめみたいな話題から、私的本題へ

 

しばらく前にとらねこさんから駒木神楽のビデオテープがあるらしいとの情報を入手、

その持主さんとの交渉をお願いし、データのDVD化を北上のAさんにして頂き、

昨日、手元に届きました。

30年ほども前のテープで保管状況もおそらく良くなかったのでしょう・・・

カビも生えていて難しい再生だったようですが、雰囲気を味わうことができました!

 

「遠野の郷土芸能」によると、駒木神楽は明治初めに附馬牛町大出から駒木に来た人が

教えたのが始りで、全盛期は戦前までで、その後中断。平成元年に遠野郷神楽保存推進

協議会の結成に合わせて復活し、平成13年の神楽共演会が最後になったようです。

 

その全盛期には、大槌町全域での巡業も行われたようで、土淵町の野崎神楽、柏崎神楽も

同様だったようです。

 

駒木神楽の幕には真ん中に伊勢両宮社、右側には明治18年8月15日とあり、

伊勢両宮社は八幡神社の神輿渡御の御旅所となる六日町の伊勢両宮神社だと思われます。

現在、伊勢両宮では宵宮の神楽はありません。

 

そして、これには勤王五世鍋倉神社の幟

 

こちらは上宮守神楽さんに伝わる幟

若干、デザインと色に違いはありますが、同じものです。

現在の南部神社は明治14年に旧遠野南部家臣が中心となって鍋倉神社として創立し、

昭和15年に南部神社と改名。

神社ができた初め辺りに上宮守同様に駒木神楽も奉納神楽になっていたのでしょう。

DVDを見ると、復活当初に駒木集落での上演の様子があり、

そこにはとらねこさんの今は亡き父上の姿が・・・太鼓も唄もかなり上手

とらねこさんの唄上手は、血筋だったのかと、納得した次第。

久しぶりの話題に芸能関係を取り上げることができ、ほっと一息です。笑