サッカーJリーグの浦和レッズのサポーターが掲げた「JAPANESE ONLY」の横断幕が大変な問題に発展している。サッカーに「人種差別」を持ちこんだとして、管理責任のある浦和球団は次の主催ゲームを無観客試合という、屈辱的なペナルティーを科された。主催側のレッズの選手だけでなく相手チームの選手も、観客が一人もいないスタジアムで公式試合をしなければならないのだ。
心無いファンのしたことで、これだけの波紋を呼ぼうとは当人たちも予想しなかったのだろうが、Jリーグ一の観客動員数を誇るレッズには過熱したファンがよく問題を起こすとで知られる。私は特段サッカーファンではないけれど、日本ではッカーほど国際化が進んでいる競技はないと思う。今のJリーグが外人監督や外人選手なしで成り立つだろうか。また、日本を代表する数多くの選手が軒並み海外のプロチームに所属している。W杯(ワールドカップ)出場の常連国にもなっている。そんなサッカー界でJAPANESE ONLY? まあ、真意は熱心な常連サポーターが陣取るゴール裏の席には外人なんか来るなということらしいが、それにしても特権意識というのか排他的、それが「人種差別」「国粋主義」の批判の嵐を引き起こしてしまった。
私は元々プロ野球やJリーグの観戦で一部の熱狂的ファンが大音量の鳴り物や派手な大旗を振り回して応援しているのが嫌いである。試合そのものを楽しみたい観客には迷惑千万な話だ。応援は歓声と拍手だけにとどめたいものである。
[今日の花]
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
ナズナ(薺)いわゆるペンペングサ ラッパズイセン(喇叭水仙) キズイセン(黄水仙)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます