陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

幸せ昼ごはん ソースカツ丼

2023年09月13日 | slow gourmet

京都、丸太町通りを歩く。烏丸丸太町から丸太町七本松へ。お昼時なので丸太町智恵光院の「めん馬鹿一代」で、久しぶりに炎のネギラーメンを食べるつもりでいたのだがクローズ。この日は定休日だったようだ。残念!

仕方なく残暑の丸太町通りを西へ。千本通りに来る。千本通りならいろんな店もあるだろうと思い、この通りを少し南下してお店を探そうと思ったが、もしなければ徒労になるのでこの残暑では体力を余計消耗する。よって目的地の七本松を目指すことに。

丸太町七本松に来たら3軒ほどランチをしているお店が目に入る。一軒は讃岐うどんの店、一軒は町中華、そしてもう一軒がとんかつ屋であった。よく歩いたしとんかつでも喰うかとトンカツ屋へ。看板には「とんかつ 豚ゴリラ」とあった。面白い名前に惹かれて入る。

店内はテーブル席にカウンター席と意外に広かった。ランチメニューも色々ある。すべてご飯、味噌汁、刻みキャベツがお代わり無料である。

早く食べられると思い(あまり時間がない)ソースカツ丼を所望。これが結構ボリュームもあるしマヨネーズもたっぷりとかかってまるでお好み焼風だ。普通のカツ丼をイメージしていたのでちょっと面食らう。ここは若い人向けのお店だったかな?カツ丼とあったがトンカツに加えて、玉ねぎや芋のカツも載せられてあった。謂わば串カツが載っているカツ丼である。

ご飯は普通盛にしてもらったがそれでもたっぷり。私がガテン系ならいざ知らず、ほうほうの体でやっと完食。久しぶりのガッツリ系であった。だからしばらくは胃がそれに驚いたようだ。もう若くはないのだと実感。

ここ、人気店らしく皆満足して食べておられた。刻みキャベツもや柔らかく新鮮で食感もよく、赤だしも出汁が効いて美味である。今度は大根おろしで食べるトンカツ定食をご飯少な目で挑戦してみよう。

◇とんかつ 豚ゴリラ                京都市中京区聚楽廻西町サンマンション丸太町1F

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稔りの実

2023年09月11日 | nonoka

この週末は句会の三連荘であった。なんとかこなしたが、句会も欠席者が多かった。夏の疲れが出始める頃なのか体調不良の人が増えてきているようだ。コロナに罹患する人も何人か身近に出ている。やはり今年の猛暑は人の体力や免疫力を相当に奪っていったんだなと思う。別に激しい運動をしている訳ではないのであるが、生命を維持するだけでも相当なエネルギーを消耗するとあったので、それがこの暑さで一段と消耗したのだろう。

さて、街を歩いていると実りの秋だなあと実感する景に出逢う。このノウゼンカズラのそう。まだ花は咲いてるが実をつけていた。その並びの植込みには苦瓜(ゴーヤ)がぶら下がっていた。

いよいよ秋が顔を出し初めている。まだまだ残暑が厳しく新涼を感じるには程遠い感もするが、一木一草を見ているとたしかに季節は進んでいる。

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父の忌日

2023年09月07日 | cocoro

父の命日でした。父は1985年9月に亡くなりました。  38年目の忌日です。

父の忌は何回忌になるかは世間がいつも教えてくれます。そう、父の亡くなった年はあの日航機の御巣鷹山墜落事故と同じ年なのです。存命であれば今年は99歳になっています。生きていれば白寿のお祝いをしたことでしょう。

比較的早くに親を亡くした子はあまり長寿の見通しを持たないものです。私もずっとそう思ってきましたが、もはや父の年齢を越えています。まあ親の生存年齢を越えるということは、ひとつ親孝行を果たしたといえるかも。

父も父よりは長生きした母も、いわゆる介護をいうものを子に与えずに亡くなりました。そういう意味では子に苦労を掛けずに亡くなったと言えます。でももっと長生きをしていれば、どこか私の心も安らかだったかなと思うことはあります。一抹の寂しさがあったことは事実です。

父がもっと長生きしていれば、もっといろいろな相談や聞いてもらえたことがあったかもしれません。反面、いやいや、案外親が生きていればそんな相談はしないものだよという声もあります。生きているうちは親を大事にしろと言ってもなかなか実感できないものかもしれません。

さて、私の人生は競馬で言えば、もう向こう正面ではありません。第四コーナーから最後の直線?いやもうホームストレッチのゴール前?神のみぞ知る。こればかりは天に任せるしかありません。

そんなことをふと思った忌日でした。

亡き父の齢を超へし墓参かな

(写真)銀河鉄道の夜 プリオシン海岸

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季題 木槿

2023年09月06日 | nonoka

木槿(むくげ)は民家の植込みによく咲いている花です。花期は長くてひと夏、いえ秋まで咲いていますが、朝開いて夕べには閉じる一日花です。

花弁のつけ根に紅を差したようなものを“底紅”とも言います。たしかお隣の韓国では国の花になっています。

「そう言われればよく見かける花だけれど、何て言う名前の花なのか知らない。」ほとんどの方がそう言うでしょう。そんな花が木槿です。

明日と云ふ日は明日のこと木槿閉づ

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走り萩

2023年09月05日 | nonoka

萩が咲き始めています。走り萩です。

萩は万葉の時代には最も親しまれた秋の花です。万葉集では萩が一番詠まれていますね。その数141首。二番目が梅で三番目が松、そして橘と来てやっと桜が出てきます。

萩と言えば風、そして零れる様が和歌にも俳句にもよく詠まれています。萩の寺などよく手入れされた萩は確かに優雅で美しいですが、野山にそっと咲いている萩のさまもまた格別です。

風の萩主亡き館寂しめず

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博多ラーメン食べ比べ

2023年09月03日 | slow gourmet

家人が博多に行くというので博多ラーメンを買って来てと頼みました。何種類か指定したのだが、面倒くさかったのか、その銘柄全部を買ってきました。これは面白い。なら全部食して家族全員の採点表を作ることに。順番に食べてそれぞれ評価をしてもらいました。評価は四段階◎、○、△、×です。

博多ラーメンは豚骨ラーメンです。独身時代、よく博多には遊びに行ってました。そのとき食べたのが長浜ラーメン。屋台で飲んだ後に食べたラーメンは美味かったなあ。まだ若かったしね。替え玉というシステムを初めて知ったのもこの時です。豚骨スープが苦手という人もいますが、私はもともと九州人なので全然OKです。それに博多ラーメンは麺が細麺なのでそれもお気に入りなのです。食べ比べた銘柄は

・一幸舎

・名島亭

・Shin-Shin

・長浜ナンバーワン

・ふくちゃんラーメン

どれも甲乙つけがたい食味でしたが、身内の一番人気は一幸舎でした。差はなくShin-Shinとなりました。ごちそうさまです。

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九月来ぬ

2023年09月01日 | slow life

九月がやって来ました。初秋らしい行合の空が広がっています。

気温もいっときに比べて少し落ち着いてきたように感じます。時期的にはやや遅いですが、「夜の秋」を感じるこの頃です。あれほどの極暑の連続だった八月も、いざ去ってしまうと一抹の寂寥感を感じますね。皆さんのそれぞれの夏、如何でしたでしょうか?私は今年の夏の思い出はこれと言ってあんまりないです。この猛暑で旅にも行かず必要以外はほとんど家籠りの日々でした。でも時機がくれば今年の夏を棚卸ししてみようと思っています。

さて、これからいろんな俳句関連の行事が続きます。「ホ句の秋」のスタートですね。年々に短くなる秋ですが、五感を研ぎ澄ませて言の葉を紡いで参りましょう。

ヘブンリーブルー九月を彩れり

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