久しぶりの「駅のある風景」シリーズをアップしました。
ここは阪急十三駅。十三駅の神戸線で特急を待っていると、梅田方面から淀川を渡って京都線、宝塚線、神戸線の電車が一斉に十三駅に向かってくる景に出会いうことがあります。鉄道ファンならその景が好きなはず。見応えがあって今でもつい見とれてしまいます。この駅の景で一番のお気に入りです。残念ながらシャッターチャンスを逸してその壮大な景は撮れず。
さて十三と言えば、昔若い頃、会社の遊び通の先輩に数人で連れて行ってもらった経験があります。十三での夜の遊び方を指南してもらった最初の経験でした。確か駅前の“十三トルコ”にまず連れて行ってもらいました。「ええっ!」と思いました。個室に入るとセパレーツの水着姿の女性がいて促されるままに体と頭を洗ってくれました。それから首だけ出すスチームの箱に入って汗を流して(まあサウナです)、さっぱりした経験があります。残念ながら?それだけの健全なトルコでした。それから行きつけのラウンジに連れて行ってもらいました。
まだ入社したばかりの若い頃だったので、「へえ!サラリーマンはこんな風に遊ぶんだ」と思ったものです。今思えばサラリーマンはいつもそんな風に遊んでいる訳はなく、あれは後輩への特別な接待だったのだと解るのですが。でも貴重な体験をさせてもらったその先輩に今は感謝しています。勿論費用は全部その先輩のおごりでした。今の時代ならもうそんな先輩はほとんどいないでしょう。
あの頃の十三は藤田まことさんで有名になっていたように記憶しています。関西ローカルのテレビCMで有名だったしゃちほこの三笠亭や、夜来香と書いたキャバレーのネオンが鮮烈に記憶に残ってます。懐かしい昭和の十三の風景でしたね。十三で遊んだ帰りにはみたらし団子をお土産に買って帰る。それが十三での遊び方だったでしょうね。
十三のネオンが招く夜長かな