今日は「待宵(まつよい)」です。待宵とは陰暦八月十四日の夜のことを言います。明日十五夜の名月を待つ宵という意味です。またその夜の月を指すとも。傍題は「小望月(こもちづき)」です。
この十五夜前後にはたくさんの月の季題があります。列挙してみると「初月」「二日月」「三日月」「夕月夜」と来て、「待宵」そして十五夜になると「月」「良夜」「名月」「月見」「無月」「雨月」、そして「十六夜」「立待月」「居待月」「臥待月」「更待月」「二十三夜」「宵闇」、こんなにたくさんの月に関する季題があるのです。それだけ日本は月を愛でる民族なのでしょう。
少し雲が多そうな日和ですが、さて待宵月は見れるでしょうか?楽しみ…。
待宵やギムレットには早過ぎる