陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

厄神さん その壱 参詣

2019年01月21日 | slow life

ウォーキングがてら六甲は八幡神社の厄神さんへ。
初詣のときに比べて多くの人出。

屋台も参道にずらっと並んでおりました。
参拝客はほぼ参道の入口近くまで長蛇の列。
久しぶりに活気のあるお祭りの景に出会いました。

厄年の表があったので確認すると私の年齢は
もうそこには入っていませんでした。
まあ、厄年というのは六十歳前半まで。
それ以降は高齢者に入っていくから、これはもう
毎年厄年みたいなものかもしれませんね。
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季題 寒椿

2019年01月20日 | slow haiku

椿は春の花であるが、早咲きは寒中に
咲くことからこれを寒椿、または冬椿という。
(ホトトギス新歳時記より)

阪神淡路大震災忌当日、東遊園地には
今年もまた鎮魂の雪だるまが登場しました。
それぞれの雪だるまには一輪づづ供華が。
その中に寒椿もありました。

凛として故に哀しく寒椿
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季題 寒菊

2019年01月19日 | slow haiku

秋の菊が盛りを過ぎたころから
蕾をあげはじめて、冬、小輪の真黄
または濃紅の花を開く。冬菊ともいう。
(ホトトギス新歳時記より)

冬に咲く花には心を打つものがある。
1.17の竹灯篭に一輪の白い寒菊。

寒菊や十七日の明けの空

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木の芽立つ

2019年01月18日 | nonoka

大阪オフィス街を歩いていたら
突然目の前に木の芽が飛び込んできた。
これははて何の木だったろうか?
花が咲けばわかるのだろうけれど。
たぶん木蓮ではなかったかなと思う。

こんなオフィス街の真ん中でも
しっかりと春は兆しているのだなあ。
そう思うとなんか嬉しくなって
少し木の芽のふわふわを触ってしまった。

「可愛いやっちゃ。」

ビル街の四角い空へ木の芽立つ
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二十四年目の阪神忌

2019年01月17日 | slow life

阪神・淡路大震災から二十四年の忌日。
寒晴の忌日である。いつものように
東遊園地へ。記帳をして白い寒菊をいただく。
慰霊と復興のモニュメントの水面に浮べる。
手を合わせて祈り、そして地下へ。
銘板に知人の名前を探し、しばし佇む。

あの震災の日。いったいどこが
震源地だったのだろうか。みんな
まさかこの神戸に近い淡路が震源地とは
誰も思ってはいなかった。

公衆電話には長蛇の列ができていた。
私は連絡すること諦めた。会社では
安否確認ができずに大変だったらしい。

今でも想い出すことは
震災当日に見た夕日がとても赤かったこと。
あの夕暮れの色は忘れられない。

甦るあの日あの朝阪神忌
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街の面白看板 芸能ポスター

2019年01月12日 | slow culture

姫路の商店街を歩いていたら
いろんな店に出会います。
縦横に幾本も走る商店街。
こんなに商店街がある街を
私はあまり知りません。

ここはかつては
レコード屋さんだったのでしょうか?
演歌歌手に宝塚、マツケンのポスターも。
ここにも昭和がありました。

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幸せ昼ごはん 大衆レトロ中華

2019年01月11日 | slow gourmet

孤独のグルメランチ。
今日は何を食べようかな?
姫路駅から大手前通りをお城に向って
一本西の西二階町辺りの中華屋へ。

外観はなんか銭湯みたいな店構え。
店内に入る広い。正にホールである。
内装はタイル張りで、給仕の女性は
みんな白い三角頭巾姿。なんか懐かしい
昭和レトロにタイムスリップしたよう。

ここはシュウマイが人気。
シュウマイと中華そばに、あとライスか
胡麻団子かを選べるしゅうまいランチを。

シュウマイは今まであまり食べたことない
不思議な食感であった。何だったかなあと
思案していたら、そうこれは外郎(ういろう)
の食感に近い。勿論味はシュウマイだが。
中華そばは少し縮れた麺。即席めんに似ているが
こちらもオーソドックスな中華そば。

聞けば昭和21年創業とか。
戦後とともにある大衆中華である。
これはまさしく食の文化遺産。
いつまでも残って欲しい店だ。

ごちそうさまでした。

■東来春
姫路市西二階町111
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季題 焚火

2019年01月10日 | slow haiku

焚火は十二月の季題となっているが
初詣なんかに行くと、大概焚火がある。

寒に入って寒さが募る。齢を重ねると
年々に寒さが堪えるようになってきた。
そんなとき焚火にあたるとほっこりする。
一緒にあたっている人とも、なんだか
ちょっと話をしてみたり。
焚火にはそんな力があるような。
しかし、いつまでも焚火にあたっている
訳にはいかない。後ろ髪を引かれる思い。

しばらくは焚火に立ってをりにけり
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兼高かおるさん逝く

2019年01月09日 | cocoro

兼高かおるさんが1月5日亡くなられていた。
享年90歳。神戸市生まれ。

小学生の頃。日曜日の朝だったと思う。
「兼高かおる世界の旅」
父親が必ず見ていたので私も見ていた。
海外旅行なんて庶民には夢のような時代。
パンアメリカン航空とのタイアップ番組。
あのマークも憧れであった。

兼高かおるさんはとても美しい人だった。
私の亡き母と一つ違いの年齢である。
母とはあまりにも違う。子ども心にこんな
美しい人がこの世にはいるんだと思った。
どうも小さい頃からこういう美人が
好きだったみたいである。
番組は子供心には、正直あまり面白いとは
思わなかったが、あのテーマ曲の
「八十日間世界一周」もとても好きだった。

またひとつ昭和が消えたようで寂しい。
ご冥福をお祈りしております。

初夢は海外旅行てふ時代

機上のサンセット(写真)
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幸せ昼ごはん そば御膳

2019年01月08日 | slow gourmet

姫路の商店街の美味しい蕎麦屋へ。
蕎麦屋にしては中々こじゃれた店内で
ゆったりと食事ができそうな雰囲気。
品書きから千姫御膳という数量限定メニューを。
値段にしてはとてもボリュームのある御膳である。

・蕎麦(寒かったので温そばを)
・天ぷら(海老・大葉・南瓜)
・茶碗蒸し
・お造り(良質でした)
・揚げもの(とんかつ)
・ご飯
・饅頭もの
・デザート(オレンジと兎の容のもなか)
・珈琲

蕎麦は上品で優しいお味でした。
毎日手打ちしているという。また蕎麦も
常陸秋、福井石挽、北海道の音威子府など
香りのよいそば粉を使用しているとそうだ。
出汁も優しい滋味。そしてこのお店
使用する器もなかなか凝っているのである。
店主はもともと陶芸家であったらしい。
播州静々窯という窯元とパンフにあった。

ちなみにミシュランガイド兵庫掲載店であり
五つ星ひょうごに選定された蕎麦とあった。
南アフリカ大使館認定店とも。
これはようわからんが。何か南アフリカとの
縁があるのだろうか?

ごちそうさまでした。
次回は鴨せいろを食べてみよう。

■花そば・料理 ゆう
姫路市西二階町36
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