陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

ひろめ市場 鰹とうつぼと鯨 

2007年07月14日 | slow gourmet

松山での仕事を無事終えて
午後4時松山駅発の高速バスで
一路高知へ向かう。いよいよ高知だ。
松江と共に行きたかった街だ。何しろ
自ら高知担当を申し出た位なのだから。
川之江から高速を南下し、台風の影響で
雨が激しく降っていた山間を抜ける。
松山から二時間ちょっとの旅であった。

徳島から合流した部下と夜の高知へ。
高知のお目当ては、もちろんである。
そうカツオの塩たたきとうつぼと鯨料理だ。
酔鯨亭にしようかと迷ったが、今宵は
庶民に人気の市場風屋台村“ひろめ市場”へ。

まずは鰹の塩たたき、そしてどろめ
それにうつぼの唐揚げとたたきを。
そして今日はナガス鯨のいいのが入ったと
屋台のお母さんお薦めのさえずりを頼む。
酒はもちろん土佐鶴のぬる燗だ。

鰹の塩たたき。
塩たたきは関西でもなかなかありつけない。
しょうがとにんにく、てんこ盛りのねぎ
やはり格別のうまさは「たまらんわい。」

しかし、
今宵は何と言っても初体験のうつぼ料理。
これがなんとまあ、外見のイメージと違って
身は淡白でありながら、何と言うか
もちっとした腰のある食感のバランスが不思議。
今までうつぼなんて外道と思っていたが
一編にとりこになってしまった。こんなん
関西の人間は食べたことないだろうなあ。

鯨のさえずりもとろっとして日本酒に合う。
おかげで土佐鶴を何回もお代わり
ついつい飲みすぎてしまった。

ひろめ市場は高知の老若男女が集う
アジアンテイストな雰囲気の屋台市場。
60店舗がひしめきあっていると言う。
隣はたぶん地元の高知女性たちだろう。
豪快に飲んでいた。さすが高知。
高知の女性にはかなわんだろうなあ。

 ■ひろめ市場
  高知市帯屋町2-3-1
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