平安夢柔話

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アコースティックライブ? ~濱田金吾さんライブ2019年2月23日

2019-03-02 20:06:40 | えりかの徒然なるままに

2月23日夜、またまた行ってきました。今年初めて、通算29回目の参加となる濱田金吾さんのライブ♪

今回もとっても楽しく素敵なライブだったので、レポートさせていただきます。

*勘違い、記憶違い、たくさんあるかもしれません。どうかご容赦下さい。

 

場所は東京曙橋のBACK IN TOWN(以下、BITと記します)。

サポートメンバーは、キーボードの松田真人さん、ドラムの松藤一英さん、サックスの竹上良成さん、ベースの吉池千秋さん。そのため、ギターは金吾さんが担当します。

このうち、松藤さんのドラムと吉池さんのベースは初めて聴かせていただくということで、楽しみにしていました。

 

オープニングは洋楽のカバーで「Do It Again」。洋楽には疎いので、初めて聴いた曲でした。

続いて2曲目と3曲目も洋楽のカバー、「A Love of Your Own」」と「Get it up for Love」。こちらも初めて聴いた曲。でもすごく良かった。特に2曲目が好みかも。

 

そんなわけで、

「ん?今回、金吾さん、オリジナルやらないのかな?」

「そんなことないよね」

と、隣のひとちゃんと話していたのですが。

4曲目からはようやく金吾さんのオリジナルで「Girls」。少しほっとしました。

 

その次の曲は。

「私のアルバムの中では比較的新しいアルバムに入っていて、めったにやらない曲をやります。」

ということだったので。7thの「Fall in love」の中に入っている「ジプシー」あたりかな、わあ楽しみ♪と思ったのですが。

始まったのは6thの「Heart cocktail」から「Silent Rouge」でした。確かに、6thなら比較的新しい方だし(^^)滅多にやらない曲だし。

それに、「Silent Rouge」は、オリジナルはロック調なのですが、ライブバージョンは少しスローテンポのアコースティックバージョンなので、とても気に入っているのです。

続いてこちらもオリジナルとは違う、アコースティックバージョンの「American night」、久しぶりに聴いたので嬉しかったです。

そう、今回のライブ、予定では「アコースティックライブ」になっていたのですが…。

 

ここでメンバー紹介がありました。

ドラムの松藤さん、

この方は40年以上前に金吾さんが在席していたフォーク&ロックバンド「クラフト」でドラムを担当されていた方です。

今回のライブでは最初、パーカッション担当になっていたのですが、セットリストを組むうちにだんだんドラムに変わってしまったみたいなのですよね。

 

昨年末のライブに続いてのサックスの竹上さん、

今回のライブ、所々でパーカッションの音が聞こえていて、ああ、松藤さんのパーカッション格好良いなあと思っていたのですが、実は、サックスを吹いていないときの竹上さんがパーカッションをやっていたと、休憩時間中にファン友さんに教えていただきました。年末ライブではフルートも吹いていましたし。色々な楽器が出来るのですね。

 

やはり昨年末のライブに続いてのキーボードの松田さん、

相変わらずみんなから「先生」と呼ばれています。今回はいつも以上に高度なテクニックを聴かせて下さっているような。

 

ベースの吉池さん、

私はこの方のお名前を、安倍恭弘さんのバックをやっていると言うことで知ったのですが、他にもたくさんのアーティストのCDやライブでバックをやっていたのですね。調べてみたら小田和正さん、チャゲ&飛鳥さん、徳永英明さん、その他多数。私が最近お気に入りの桐ヶ谷仁さん、木戸やすひろさん、そして今井優子さんも。すごい~。

 

そうそう、金吾さんが言っていました。「今回はじいさん3人、若者2人。」

若者というのは竹上さんと吉池さんです。でも2人ともアラフィフだと思うのですが。

で、金吾さん、吉池さんに、

「メンバーの中で一番年下ってことはめったにないんじゃないの?」

そうしたら、shogunのライブでは一番年下だったとか。

それから金吾さん、竹上さんに、自分の今日の服装のことを尋ねたら

「まあまあです」

ですって。金吾さん、こんな風に今回は結構、若手をいじっていましたっけ。

あ、竹上さんが吉池さんに向かって、

「俺がサックスを吹いているときはコーラスは控えめにしてくれよ」

と言っていたのが印象的でした。

そうなんです、吉池さん、このあとも触れると思いますが、ベースを弾きまくっていたし、コーラスも張り切ってやっていらしたような。

 

そんなこんなでメンバー紹介のあとは、「piano man」。

金吾さんが、

「コーラスでも何でもやって下さい」

と言ったので、「私、、「I love you I want you I need you」のコーラス部分、高音部を歌ってみました。わあ、金吾さんとハモってる~。(^^)

 

そして次は、

「今日はここにいない男の好きな曲」

とのことだったのでどの曲かすぐにわかりました。Paradigm Shiftのベースの富倉さんの好きな「抱かれに来た女」。

 

そのあとは、吉池さんがベースを弾きまくっていてびんびん響いてきて格好良かった「Run Thru The Night」。

そして、松田さんのキーボードにしびれた「midnight cruisin'」で1-setは終了。アコースティックライブと書いてあったのに、ものすごい迫力ある演奏で。ひとちゃんと、「ちっともアコースティックじゃないよね」と話していました。

 

2-setのスタートは金吾さんが1人で登場。

実は今夜は会場に有名な御方が。私は残念ながら、どちらにいらっしゃるか見つけられなかったのですが。ハワイアンの重鎮、金吾さんと親交のある高木ブーさんがいらしていたのだそうです。驚きました。私は小学生の時、親だったか従姉とだったか記憶が定かではないのですが、ドリフターズのショーを見に行ったことがあるのです。なので約45年ぶりの同じ空間ということになりますよね。

で、ハワイにちなんだ曲をやりますとのことで、キーボードを使って「Hotel surf rider」を弾き語り。なるほど、この曲の舞台はホノルルでしたね。

 

2曲目は、ギターの弾き語りで「Rainyday Cowboy」

手拍子で盛り上がったのですが。

実は金吾さん、最近バネ指になってしまい、2日ほど前に注射をして、今回のライブに臨んだのだそうです。そのためかなりきつかったようで、この曲が終わったあと、指がつってしまったそうで、しばらく、本日いらしているお友達のミュージシャンを紹介して下さいました。Buzzの東郷昌和さん、Renajaさんなど。SPARKLINGCHERRYのcherryさんが紹介されたとき、「わあ、来てるんだ~」と、思わず口から出ていました。

それから、1-setから、金吾さんの昔からのお友達、女優の児島美ゆきMiyu)さんがだいぶいじられていたのも印象的でした。この1月にこちらBITでライブをやったのですが、今年の暮れにも金吾さんのサポートでライブをやろうと計画しているとか。で、Miyuさん、

「また夫婦漫才だね」

と言ったら、金吾さん、

「夫婦になった覚えはない」

ですって。

それからMiyuさん時折、金吾さんに「うるさい」と叱られていた(愛のある叱り方ですが)のですが、少し静かにしていたら

「やれば静かに出来るじゃない」

とも言われていて、やっぱり仲がいいんだなってほほえましかったです。

 

そんなわけで、もう1曲弾き語りをやって下さるそうで、「Jazz Singer」と聞いて私、「嬉しい」と口から出ていました。ギター一本のアレンジが素敵。じっくりと聴かせていただきました。

これで金吾さんの弾き語りコーナーはおしまい。

 

「さあ、みんなを呼ぼうか」

ということで登場したのは、松田さん、松藤さん、吉池さんの3人。あれ?竹上さんは?と思ったのですが。

「最近、子供が虐待されるという痛ましい事件が頻発しているので、選びました」

とのことで、彩恵津子さんに提供した、子供への愛情がたくさん込められている素敵な曲「Gentle Voice」が演奏されました。ジャズ風のアコースティックなアレンジで、わあ素敵♪と、聴き入ってしまいました。

そして、曲が終わると竹上さん登場。演奏されたのは大好きな「Like What ?」でした。竹上さんのサックスが至るところで聞こえてわくわく。アップテンポの曲なので手拍子して楽しかったし、自然に口が動いていました。今日の一番はこれかもと思いました。

 

その次の曲は、

「お囃子でも何でも入れて下さい」

とのこと、さて何の曲でしょう?と思ったら「Listen Baby」でした。この曲、毎回違ったアレンジでやってくださってとても楽しみなのですが、今回も素敵。そして、ライブでしか聴けないサビのコーラス。今回は吉池さんがやっていたのだと思いますが、聴いていて心地良かったです。

 

そして、聴きながらなぜか涙が出そうになった「シャレード」、

じっくりと聴いた「Sunrise-Sunset」。

ご友人のダニーさんに提供した素敵な曲「Dear Song」で2-setは終了。でもまだアンコールがあります。もう少し楽しめますよね。

 

アンコール1曲目は「Rainy Heart

演奏も歌も素晴らしく、リズムにも乗って楽しかったです。

2曲目は素敵なアレンジの「Good Luck City Romance」。

セルフカバーアルバムを作ることがあったら、この曲はこのアレンジでお願いしたいです。

これでサポートメンバーの4人が退場。迫力ある素敵な演奏をどうもありがとうございました。

 

1人になった金吾さん、ラストソングはギターの弾き語りのようです。

「あのね、この時期になるとユーミンのコンサートを優先させる女の子がいてね」

あ、そうでした。ちょうどこの時期でしたね。

3年前の3月、東京在住の金吾さんのライブの昔からの常連だったファンの方が亡くなりました。その方のお葬式の時、金吾さん、あの曲を歌ったのですよね。

演奏されたのは思った通り、「卒業写真」でした。

私はその方と面識がなかったのでおこがましい気もするのですが、涙が出てきそうになりました。

そして、もし今でもご健在なら、きっとファン友さんの1人になって下さって、楽しい時間を共有していたような気がするのです。そう考えるととても残念な気がしました。同時に、人のご縁って大切にしなくてはいけないんだなと。

 

こうして、今回も楽しく、素敵なライブが終わりました。アコースティックから迫力あるロックまで、バラエティーに富んだあっという間の3時間でした。

 

2-setの最初の方でも書きましたが、金吾さん、バネ指で今回はとても大変だったと思うのです。でも、それを感じさせないくらい、迫力あるギターテクニックを聴かせて下さいました。早くバネ指が良くなることをお祈りします。

 

改めまして、

素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、松田さん、松藤さん、竹上さん、吉池さん、

楽しい時間を共有した参加された皆様、

ありがとうございました。

 

次回は4月20日、大阪のMister Kelly'sのライブに参加します。Kelly's20回目ということで、松下誠さんと2人のスペシャルライブだそうで。とっても楽しみです。((o(^-^)o))

 

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2019年2月23日のライブのセットリストと写真をご覧頂けます。

 

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