・熱の上がり始めなどにすぐ汗がじわっと出てゾクゾク寒気がする、寝汗をかきやすい
例えば抗生物質は菌を殺すだけで、炎症を元に戻したり薬の副作用を防止するのは治癒力が担っています。
冷たいもの、生ものを食べ過ぎないようにし、よく噛んでゆっくり食べ胃腸への負担を減らしましょう。
だらだら過ごさずメリハリのある生活を心掛けてください。
下半身を冷やさない服装を心掛けて下さい。
冷生食を避け、体温より温かい食べ物を食べましょう。
むやみにイライラしないよう心掛け、ストレッチや柔軟体操、ウォーキングなどの運動で筋肉を動かしましょう。
疲れてくると、または疲れやすいという人は、めまいをおこしやすいです。
重力に逆らって上に持ち上げる力が足りないと、頭はお留守になり空虚なめまいを起こし、内臓は下垂します。
胃下垂、腸下垂だと胃腸機能が停滞して、食べると胃が張ってもたれたり、軟便下痢などの症状が現れます。
呼吸も浅くなるので、息切れや息苦しさを感じます。
このようなタイプを「気虚」(エネルギー不足)といいます。
(ガガイモの花)
そこで補気する漢方薬で体質改善します。例えば「補中益気湯」は、元気を補いその陽気を上に持ち上げる「益気昇陽」作用があると言われています。
気虚の人はすぐ横になりたがりますが、少しずつでも運動して筋肉をつけることも必要でしょう。筋肉が増えれば内臓が支えられ動きやすくなり、食べたものが利用され、代謝もアップします。
コツコツ続けて体を鍛えてください。
(オシドリ♂のエクリプス・これから美しい繁殖羽になっていく 印旛沼にて)
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春は陽気がどんどん増す季節なので、体もそれに同調しなければなりませんが、追い付かないと、眠い、だるいという「気虚」症状に陥りがちです。寒暖差が大きいのも体力を消耗して気虚を助長するのかもしれません。
そんなときは普段の養生を毎日行うことです
・朝は早く起きて陽ざしを浴びる(部屋に陽ざしを取り込む)
・朝食をよく噛んで食べる
・脂っこいもの味の濃いもの冷たいものを避け、胃腸の負担を減らす
・日中は適度の運動する(戸外で季節を感じながら)
・夜更かしせず充実した睡眠を確保する
できれば15分ほど昼寝をするとリセットしてスッキリします。
体質を分類してみると
陽気が足りない
1脾気虚:食後は特に眠くなる、手足がだるく疲労感がありすぐに眠りたがる
(ちゃんと食べているようでも胃腸の機能が弱くて、気づかぬうちにエネルギー不足に陥っているタイプ)
2陽気虚衰:体の冷えがひどく、ぼーっとしていて一日中ねむい
(タイプ1が昂じて、代謝が低下し体が温められないタイプ)
邪気が陽気の巡りを妨げている
3湿盛困脾:頭がもやっと包まれた感じでいつも眠い。体が重だるい、胸や胃のあたりが重くつかえた感じがする
4瘀血阻滞:頭痛がして頭がスッキリせず眠りたくなる。動悸や胸苦しさがある
あなたはどのタイプかな?
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