漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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デパス(デゾラム)の処方が減った理由・副作用と離脱症状が怖い

2017-08-25 | 調剤薬
最近、デパスなどベンゾジアゼピン系(BZD)薬の処方が厳しくなっています。
これまで「デパスくらい誰でも飲んでる」という感覚で処方されていたので「愛用者」は大騒ぎです。

デパスの処方が削られて「ずっと飲んでたのに困るわ~」と嘆いている人、すでに依存性が出ている証拠です。また、導眠剤や抗不安薬などをやめて元気になりたいという人のパニック症状などでなかなか体調が安定しないのは、その離脱症状の可能性もあります。

BZD系は、導眠剤、抗不安薬、抗痙攣薬など多岐にわたり、BZD系を重ねて服用している例も多々あったのです。ところが最近発表された論文によれば、

▼BZDの依存性は作用時間が短いもの(短時間型や超短時間型)ほど高く、一か月以上の服用で半数が依存性を生じる。依存性とはつまり、飲まないと気持ちがおさまらなくなること
他の副作用としては、傾眠、無気力、疲労感、過鎮静、昏迷、翌日まで持越し、集中力低下、筋弛緩など

▼離脱症状も問題
脳の過活動により、痙攣、聴覚過敏、羞明(強い光を受けた際に不快感や眼の痛みなど)が特徴的な症状で、他に筋緊張、脱力、疼痛、発汗、戦慄、不安、パニック、不穏、興奮、抑うつ、震え、不眠、悪夢、食欲低下、頻脈、口渇、耳鳴り、傾眠、かすみ目、現実感消失など

離脱症候群は短時間型では2~3日以内に発現し、長時間型では5~10日で発現する。

▼BZDの減量は、4~8週かけて減らし、長々と日数をかけないほうがよい
減量中は、BZD以外の薬剤に入れ替えるそうですが、BZD以外(非ベンゾジアゼピン系)に副作用がないかというとそうでもありません。

最近の論文「ベンゾジアゼピン(BZD)依存症の治療」の総説に関する記事から
(PharmaTribune2017August95 「Doctor's Eye」西伊豆健育会病院病院長仲田和正)

ベンゾジアゼピンの一覧Wikipedia


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