寒暖差が大きい春。それだけでも気の巡りが偏りがちですが、急に気温が上がると頭が熱くなり気分が高揚しすぎて、イライラして八つ当たりしたくなったり、胸が詰まって苦しくなったり、生理前の不快症状が強くなったりしがちです。
周りの人がとばっちりを受けることにもなりかねないので、早めに対策することをおすすめします。
食べ物では、さわやかな香り、やさしい酸味、少々苦みがあるもの(山菜など)を少量、メニューに加えると気分がすっきり体のつかえが解消します。
漢方薬の味も、ふだんなら苦くてまずいと思うようなものも、気滞状態の時は、美味しく飲めたりします。体が必要としている証拠でしょうね。
辛すぎるものを摂りすぎると火に油を注ぐことになり、イライラが助長されることがあります。
漢方のご常連さんも、この時期になると「○○漢方の季節よね」と備えにやってこられます。
どの漢方を用いるかは体質によって異なるのでよくご相談ください。
ミツバアケビの花が咲き始めた。アケビ類の茎は生薬木通(モクツウ)で降火利水作用を持ち瀉火利湿顆粒などに配合されている。
やっと咲き始めたと思ったらどんどん咲き進む今年の桜。
それにしても天気がすぐれない日が続く
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