昨日のZOOM研修会は、婦人科の難治性疾患についてです
女性中医師(中国漢方の医師)による講義です。
中国に比べると日本人は更年期の不定愁訴が多くしかもその年月も長いのだそう。
その理由は、
「普段から生理の養生なんてしていないし、産後すぐから家事やったりして動いちゃってるし、なにかと日本の生活はストレスが多い!」と、いきなり叱られてる感じ。
確かに、親から子へ女性としての大切な養生法が伝えらえていないのは実感しています。その結果が更年期に現れるというわけです。
欧米人とは体力的に違いますから、女性は昔からの養生を疎かにしてはなりませんね。
PMS、生理前の不定愁訴が多いのも日本人女性の特徴です。
確かに生理前1週間は、ホルモン量が閉経時と同じくらい低下してしまうので、それなりの養生が必要になります。
女性なら基本は肝腎を補うことです。つまり補血填精・活血排毒
中医学には、予防医学の観念がたくさんあります。「そうならないように養生する」漢方です。
ぜひ漢方を日常的に利用してみてください。
そして、元気に過ごすための食事は、
創作料理をつくり脳を鍛え、色や香り味、盛り付けを工夫して精神を癒し、栄養を考えて食べて体を養う、食、茶、薬膳を楽しむことだそうですよ。
日本にもそんな食文化があるはずですよね。思い出して実行したいものです。
個々の疾患と漢方対策について学んだことは、おいおい書いていきますね。