漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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東京港野鳥公園・こんなところに牡蠣がいっぱい

2014-05-24 | 植物&動物
このところ鳥観察で東京湾の干潟を渡り歩いてて、
東京湾の一番奥が谷津干潟そして三番瀬、ディズニーランドの隣は葛西臨海公園
そして前の日曜日は東京港野鳥公園、1日限りのフェスティバル。
ところでここのイベントリーフ(柳生博さんトークショー)なのにこの場所の記入がないではないか。

で、場所の説明。
東京港野鳥公園はこの地図で「品川」の文字のそば。首都高湾岸線の海側

公園のとなりは太田中央卸売市場

反対隣りは羽田空港でしょっちゅう飛行機が降りてくる。

見えてる橋は城南大橋

この日はがっちり潮が引いて、ごつごつ見えているのはほとんど牡蠣(カキ)。
もちろんちゃんと生きている。
牡蠣や小さなムラサキ貝そして蟹がうじゃうじゃいる。
おまけに魚のボラが海のあちこちでしょっちゅう跳ねる。

意外にもこんなところに豊かな海。


干潟ぐるっとツアーに参加して鳥やら海の生き物やらを観察する。
ちょっとした水辺の実験も披露してくれ、子供たちの興味はヒートアップ。
レンジャーの人の周りに押すな押すなと集まって離れない。
「大人の人にも見せてあげようねー」と無理やりはがされるようにして入れ替わる。
いいな~。今日の経験はきっと子供たちにいい影響を与えてくれることだろう。


うつくしいフジツボ。

観察小屋で外人さんが盛んにアオサギの飛翔写真を撮っていた。
アオサギはどこにでもいると思っていたら、国が違うといる鳥もずいぶん違うそうで、
分布図を調べてみたらアメリカ大陸にはいない。

あのどこにでもいるうるさいヒヨドリの生息地も日本近海とごく限られていて外国人にはとても珍しいと喜ばれるそう。
まあ、あの飛び方では長距離はどうにもムリそうだけど、これからヒヨドリを見る目が変わりそうです。

この日見られた鳥は、キョウジョシギ、チュウシャクシギ、ハマシギ、キアシシギ、コチドリ、メダイチドリ、コサギ、オオサギ、アオサギ、カワウ、オナガなど。カラスやツバメ、ヒヨドリ、スズメ、シジュウカラももちろんたくさん。