江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

明日から再び島根県・益田市

2010-11-11 23:35:21 | 人形について
今年の1月から3月まで講師として関わった島根県益田市の伝統芸能・糸操り人形に
今年度も関わる事になりました。
ここの人形は明治20年頃に伝えられていて、明治33年に旗揚げをした
九代目結城孫三郎からの流れにある私たちの人形より古い形のものが
伝わっています。
糸あやつり人形の原点を知り、歴史を知る上でとても貴重な経験になるでしょう。
ところが問題があります。
形や痕跡から伝えられてきているはずのものが、違う形になっていたりしています。
これが現在伝えられてきている伝統だといえばそうなのですが、
表現が劣ってしまう現実もあり、
また文化財として手を付けられない領域もあり、
その辺りが前回から持ち越している課題です。
すぐには解決しそうにもありませんが、
何とか糸口を見つけたいと思っています。
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2 コメント

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益田市の糸操り人形 (藤原)
2010-11-13 07:54:08
この前の 記事は 上質のドキュメンタリーを 見る様な気持ちで
拝見いたしました。

とても 興味深く これからの事も 紆余曲折 乗り越えて行く
お姿を 想像しております。

読まさせて頂くのを とても楽しみにしております。
返信する
益田から帰ってきました (上條 充)
2010-11-14 23:22:20
興味深く読んでいただき、有難うございます。
益田に行くようになって、随分色々な事を気付かされました。
自分の中で整理が付きましたら、また改めて少しずつ
書いていきたいと思っています。
返信する

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