江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

憲法の日に思う

2013-05-03 23:40:40 | 日記
私は、「何が何でも護憲派」というわけではない。
ただ今進められようとしている96条の改変には、反対だ。

憲法は国のあり方を定め、国民の権利と義務を定めるほか、
権力の暴走を防ぐ役割を果たしている。
「首相が一言、憲法を破棄すると言ってしまえばいいのだ」
などと無茶苦茶なことを口走った国会議員がいる。
96条の規定がゆるくなってしまったら、どんなことになるのだろうと
空恐ろしくなってしまう。

ある人は、
「国民投票に重きがあるのだから、国会決議はゆるいほうが良い」
というけれども、
国会決議をゆるくしてしまうと、いずれ国民投票もないがしろにされるだろう。

権力は恐い。
今の世の中ですら、権力が一人の人間を潰そうと本気で掛かってきたら、
ひとたまりもないだろう。

無実を主張する死刑囚の支援にかかわったことがある。
何度目かの再審請求が認められ、無実として社会復帰を果たしたが、
死刑囚として刑務所にいた何十年もの時間は、
もう戻ってはこない。
その人には別の人生があったのだ。

権力の暴走を許してはいけない。

我が家の憲法は、かみさんである。
これに対して私は改憲派なのだが、
聖域となっていて、手が付けられないでいる。
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