先日、先輩が遊びに来たので駅まで見送ったのだが、
甲州街道を渡って細い歩道を歩いていたとき、
後ろから来た自転車が、少し私に当った。
軽く「すみません」とか何とか言えば良いものを
何も言わないから
「何か言ったらどう」と、自転車の主を見ると
私が驚くほど、彼の顔はこわばっていた。
私は決してドスを聞かせたわけではない。
「ねぇ君」ともう一度声をかけたとき
丁度前が開き、彼は必死にこいで去って行った。
先輩に「変な奴がいた」と、今のいきさつを話したら、
「そりゃ、下駄のせいでしょう」という。
「武道家か何かと間違えたんじゃない」
子どものとき下駄を履いて走り回っていた私は、
下駄のカランコロンという音が好きで、
その時、いかに良い音が出せるかと、意識して歩いていた。
アスファルトでは、なかなか良い音がでないからだ。
下駄を履く人も減り、
下駄を履いているだけで、人をこわばらせる時代になってしまったのか。
甲州街道を渡って細い歩道を歩いていたとき、
後ろから来た自転車が、少し私に当った。
軽く「すみません」とか何とか言えば良いものを
何も言わないから
「何か言ったらどう」と、自転車の主を見ると
私が驚くほど、彼の顔はこわばっていた。
私は決してドスを聞かせたわけではない。
「ねぇ君」ともう一度声をかけたとき
丁度前が開き、彼は必死にこいで去って行った。
先輩に「変な奴がいた」と、今のいきさつを話したら、
「そりゃ、下駄のせいでしょう」という。
「武道家か何かと間違えたんじゃない」
子どものとき下駄を履いて走り回っていた私は、
下駄のカランコロンという音が好きで、
その時、いかに良い音が出せるかと、意識して歩いていた。
アスファルトでは、なかなか良い音がでないからだ。
下駄を履く人も減り、
下駄を履いているだけで、人をこわばらせる時代になってしまったのか。
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