江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

グリースハイム (2)

2010-10-07 00:46:08 | 2010 ドイツ公演

到着したときには既にスタッフが入って、仮設舞台が組まれていた。
先日下見をしたときに舞台が低いことが分かり、上げてもらうように頼んでいた。
1段は上げてくれたが、それ以上は危険だから無理だと言われた。
どうやら「保険」のためらしい。

見ると4つの台の高さが違っている。
取り寄せた会社が違うからと入れ替わり立ち替わり人が来るが、一向に進まない。
足の下に何かをかませてしまえば簡単にすむと思ったが、
「保険」が絡んでいるのかもしれず、ここで口を挟むにはやめた。
ともかく時間があると、余裕で事の成り行きを待っていた。

やがて別の台が2つ来た。
またこれも違う高さだった。
運んできた人はスタッフと何か話し合っていたが、なにやら怒り出し、
さっさと足の下に何かかませて平らにしてしまった。
なんとここまで1時間半もかかってしまった。
                
照明の仕込を始めたとき、あと1時間ほどでスタッフは別の仕事に行くから
早く照明を決めろと言われる。
寝耳に水である。そんな話しは全く聞いていなかった。
まだ幕などの仕込みも終わっていない。
あの1時間半は何だったのだ。
とりあえず照明の仕込を少なくするよう話したら、スタッフは大丈夫だと言う。
どういうこと?
私は混乱してしまったが、ともかく急ぐ事にする。
でもそのことで舞台に変な光の帯を付けることになってしまった。

写真は、会場入り口。
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