江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

たった一人だけの

2020-04-26 00:34:28 | 日記
とある厚生省官僚の話。
ある日後輩がやってきて耳打ちしたそうな。
今日から1週間、すし屋や料亭で食事はしないように、と。
理由を問うと、コレラに侵されたエビを出荷してしまったからだという。
公表して注意を促さないとというと、
上に止められているという。
そこで上司に抗議したら、逆に
「今公表したらどうなる?
すし屋や料亭がやれなくなってしまう。
経済的損失はどれだけあると思っているのだ。
コレラに罹っても4,50人が入院するだけで済むのだ。」
これは佐高信氏が書いていた本当の話し。

これは今も同様で、
「経産省内閣」と呼ばれる内閣にお手並み拝見と
高みの見物しているのだろうか。
厚労省に全く緊張感が無い。

また首相夫人の身勝手ぶりはなんだろう。
ちょっと調べてみたら、なんと森永製菓の令嬢だった。
すぐにピンとくる。
森永ヒ素ミルク中毒事件。
1955年岡山大医学部が原因を突き止め厚生省に報告、
ところが政府は、被害児を守る会の運動を抑え込む。
1970年被害者の後遺症が残っていると大阪大学丸山博士の報告で
裁判闘争と不買運動が始まる。
私も1955年生まれ。
たまたま北海道生まれで難を逃れたが、
その時から私も不買運動を続けている。
何故なら1970年まで15年間、
森永は因果関係と責任を否定してきたから。
1974年にひかり協会を設立し
被害者救済をするようになったが、
その時夫人は12歳。
教育勅語をこよなく愛し森友学園の名誉校長になったのは
その時がきっかけだったのであろうか。
それとも家庭でそのように育ってしまったのであろうか。
森永製菓と森永乳業は別会社だが兄弟会社で
根は同じだと私は考えている。

そこでたった一人の不買運動を続けようと思う。

私より1か月ほど早く生まれた絵本作家・長谷川集平氏の
「はせがわくんきらいや」は
長谷川氏自身が被害者であることをテーマにした作品。
コメント
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