軽自動車

昔は２トントラックぐらいがないと葬儀社さんは

仕事ができなかったのです

祭壇一式と外回りのテントほか、それでも積みきれない荷物

今はぽつんと軽自動車が一台あれば事足ります

自宅葬のほとんどない現代はトラックは要りません

西洋ススキの向こうに当社の軽自動車があります

当社だけで軽自動車は約10台、それでも足りないときも

あるのです、軽といえども、団地や路上で駐車禁止で

つかまる場合もあります（ほんの少しの時間で）

大変仕事には差し障りますが、仕方ありません

世の中、一番大きい車が「軽」にしたら

交通事情も変わると思いますが、

ソレは世の中すべてが「家族葬」になるのと

いっしょで、やはり

困りますね（笑）・・・

軽は「かるい」と書きますが

仕事は重く乗せて

今日も走るのです・・・

何もない幸せ

時折なにもないことが一番と思うことがあります

旅に出たときは特にそう感じるのですが

よくよく考えると、本当は何もなくではなく

自然がいっぱいあることが「なにもない」ことと

勘違いをしているのです

道順庵も「なにもない」ことではなく

死ぬことも「自然のなか」といった

人間だけがあれこれ思う前に

自然に帰っていく

そんな考えができる

「なにもない」こと・・・

が出せれば・・・

と思っております

今、山の中で朝もやのなかを散歩しながら

そんなことを感じました・・・