今日でオワリ

今年も今日でオワリです

いろんなことがありすぎた一年は

まもなく終わります

ページが変われば

過去は遠ざかり

あの震災や放射能は過去形になっていきます

それでも

過去形にならない被災者の皆さんは

いまだ正月どころの話ではない気持ちでしょう

復興と除染に避難生活・・

私たちは、まだ正月を迎えられるだけ恵まれています



そうは言っても私たちの職業柄

正月はありません

多くの斎場では今年最後の葬儀が執り行われております

葬儀社さんたちは

３１日の２４時までお仕事です

仕事始めが元日の午前０時からです

う～むぅ・・

お疲れ様でございます

今日は当社の扱う件数が今までに無く多かったのでもあります

本日の葬儀扱い件数が８件です

３１日の日は

やはり、ぎりぎりでも年内に・・・

そんな思いが

家族の方にはあるのでしょう



いろんなことがありすぎた２０１１年は

今日で終わります

今年の除夜の鐘は

皆さんと一緒に多くの方のご冥福を

祈りたいと思います

今年一年

じぃさまのブログを見ていただいて

ありがとうございました

来年はたつ年です

人の役に「立つ」年にと

来年も

ぐぁんばります・・・・

満室

ひとつの区切りとして

３１日で今年はオワリます

当社も年末は忙しく

３１日の葬儀も目一杯入っています

その後はどうなるの・・・？


正月１～２日は火葬場も休みになり

早くても年明け３日の火葬からとなります

早い方は正月２日の通夜となります

まぁ～

２日間も火葬場がお休みすれば

火葬の申し込みをしても

空いているかどうか・・・

日に３０件ほど火葬があれば

２日間のお休みで６０件も火葬が

順番待ちになりますから

平常の火葬の状況に戻るには

一週間ぐらいかかるかも知れません

３０日の夕方に亡くなった場合ご遺体は

３１日、１日、２日迄は、どちらかに預かっていただくか

自宅に安置するかでしょう

そして、早くても３日に火葬場の予約が取れれば

火葬は出来ますが、順番待ちの都合で

５～７日くらいお待ちになる場合もあります

不幸は突然ですが

そして火葬場はお休みになっていてＯＵＴ

そんなわけで

どこの葬儀社さんの霊安室も

年を越す「故人様」で

一杯になって

しまうのです

霊安室は

寂しいところですが

寂しくないくらい満室状態に・・・

う～ん・・・

火葬場と霊安室は

生きてるうちに予約が出来ませぬからねぇ・・・・・

いふことなし

仕事は一段と忙しくなり

今年の最後のお仕事は

３１日までたっぷりありそうです

忙しくなると

あ～だの・・こう～だの・・・

なんていってる暇も無く

社員さんも

がんばりどころです



しかし、ことここの仕事は

少し途絶えております

周りが忙しいと

なんだか取り残されたみたいな

気にもなります・・・

　　　　　　　　　　　

お焚きあげ

今日はお焚きあげをおこないました

不要の仏壇やら白木の位牌とか

古い塔婆に古い仏具・・・

お経の流れる中、乾燥した

魂の入れ物たちは

天に煙を上げながら

燃えておりました・・・



詳しくは、㈱安宅ホームページの社員日記のコーナーで報告が

有ると思います


道順庵では暮れですから、掃除などを始めて

おります

昨日外した畳も

今入れていただいてます

う～むぅ・・・

やはり

畳と○○は新しいほうが・・・・

そりゃ良いに決まっていますなぁ・・・・

　　　

平等

今日は家族葬の方の出棺がありました

年の瀬の葬儀は何かとあわただしいのですが

考えようでは

正月にならなくて良かったと考えられなくも

ありません

正月に跨げば

何日も葬儀に出来ませんから

家族の方も親戚の方も大変になります


ところで、先日の話の中の小冊子の出来ですが

　　　　　　

こんなんです・・

やっと昨日社員さんに配布できました

　　　　　

５０ページ程の小冊子ですが

３０年の思い出を書き留めました

手づくりの冊子は安っぽく見えますが

事実、お金は紙代くらいで仕上げていただきました

製本のお手伝いをお願いしたＩさんには感謝であります

拙い文章はご容赦いただいて

少しでも創立当時のことが理解できればと思っています






そして午後に総務から紙袋が届きました

これは

　　　　　　　　　　　

会社でいただいた「お歳暮」を

社員で分けた「一人分です」

当社では昔から

会社でいただいたものは

平等に分ける習慣があります

悪いことも、良いことも

みんなで分かち合いの精神です


う～むぅ～　カップ麺やらコーヒーやら

これは、助かりますね・・・・

非常食としても役に立ちます。

畳み替え

暮れです

畳の表替の為、茶室と２階の和室の

畳がはがされました

滅多に見れない畳の下です



茶室の部屋は炉が切ってあります



ただの板張りです

見えないところですから

本当に、「ただの板」です

ここは道順庵といういおりの名がつきますが

「茶室の畳は古いほうがいい」ということで

今まで替えていませんでした

しかし、畳床が痩せて隙間から

「寒気」が入ってきます（ス～ス～します）ので

さすがに替えることに・・・

畳と女房は新しいほうがいい・・・かどうかは

新しくなったときに考えましょう

とにかく、建物も古くなれば

メンテナンスにお金が掛かります

大事になが～く使うつもりなら

ある程度のメンテナンスは仕方無いのでしょう

柚子

葉がついている柚子は

飾りにもなります

ちょっと削れば調味料にもなります

手づくりの台は

この前仕入れてきました

手づくりの味は

いいですね・・・

今日は小雪がぱらぱらと降りましたが

今は止んでおります

雪が降るくらいの外気温は

肌でも感じてもわかります

風がない分まだ良いですけど



ストーブのありがたさが

身に染みる今日このごろです

めりぃ～暮れ済ます

　　　　　　　　　　　　　　　　　

さんたさんは煙突から入るのに

なんで髭が煤けていないのでしょうか・・・




トナカイはおなかが空いたときプレゼントの中身を

食べないのかな・・・




　　もう私にはサンタさんは来てくれません・・

靴下を下げて寝た子供のとき

本当に居ると思ったさんたさん・・・

本当に居るのはアルバイトのさんたさんですね


　　　　　　　　　　　

童心は夢を膨らまします

さんたさんの袋の中は

本当は童心の夢が入っているのでしょう・・

今日はイブです

なにも買わないと「不景気」になりそうですから

ショート景気とシャンパンで

盛り上がりましょうか・・・

　　　　　　　　　　

３０年の重み

当社が創立して３０年が流れました

女性社長が０から始めた会社ですから

それこそ男性以上の力量＋女性の視点が無ければ

成功に導くことは難しかったと思います

結果として過ぎた過去を美化することは容易いのですが

やはり、成功の暁をみるには

創立者の「物語」が存在するのです


そんな物語「安宅イズム」という創立者の

想いを綴った小史を書きました

これは社員さん向けに作ったものです

昔を知らない人たちへの

「安宅むかしばなし」でもあります

時折過去を振り返りながら

自分を鼓舞することや

初心の志に今一度光りを当てることで

今の会社の存在の位置を確認していくことも

必要なことでは無いでしょうか・・・

近日中に社員さんに配布いたしますので

見ていただきたいと思います

何よりは

志という強い信念がエッセンスとして

入っていますから・・・

追い込み

暮れの忙しさは例年の如し

なぜ？

年末の押し迫ったこの時期、要するに正月前は

忙しくなるのでしょう・・・・・

ホワイトボードがもう

マーカーでどんどん書き込まれています

いつ亡くなるかわからない世界でも

正月前はいつも忙しくなります

火葬場のほうも忙しくなって

希望する日や時間帯がずれていきますので

火葬場の争奪戦もこの時期の

葬儀社さんにとっては必死です

火葬が一日伸びれば

それだけ更に、火葬場が取れにくくなるのです

今の時期は

全員野球、みんなで頑張らないと

仕事が回っていかないのです

盆も正月もない葬儀の仕事ですが

正月は２日間火葬場（この近隣の）がお休み

しますから

幾分休めるでしょうか・・・・

但し、出勤のスタッフは

残念ながら

時間差正月になります・・・・

う～むぅ・・・・

忙しくなってきたのじゃ・・・

除染

雨樋の掃除をしました

４～５年ぶりに・・・！！


枯れ葉のたくさん積もった

雨樋は

腐葉土になっておりました

梯子を使って取り除き

水で流して

腐葉土は・・・さて

何処に捨てたら良いやら・・・？

土なるほど凝縮されれば

たぶんに放射能が蓄積しているのは疑いの無いところ
（微量かもしりませんが？）

身体にもついたかも知れません

機器がないから

わかりませんが・・・

私に出来ることはこのぐらいの「除染」です



福島の除染は

地表の洗浄や削り取ることで

どのくらい放射能が減るのでしょうか

森や林の中は自然に減少することを待つしかないのでしょうか

何となく、時間とともに

除染から薄く広まること（除薄？）になって

放射能が少なくなったと錯覚するための

除染という言葉が

広まっているような気もします

雨樋ひとつでこんなことを考えてしまいますから

福島の人たちは

除染がどんな意味を持つのか

疑問に思うことでしょう・・・・

表皮は捨てるとこも無く

除染で洗浄した水は何処に流れるのでしょう・・？

そして雨や雪は

森や林の放射能を小出しに少しづつ

出し続けることに・・・



そして、やがては薄まる放射能と

薄まる除染の意識

怖いのは薄まる認識に

時間の経過と共に

自分達がなっていくことではないでしょうか

スポット

人生の最後に

その人の色を

出せたら良いですね

家族葬は

その人だけにスポットを当てます

遺影が一番その人を表しますが

ちょっとした小物ひとつで

その人が描かれるものもあるでしょう

吸いかけのショートピースの煙草とか

ハンチング帽子とか

油の染みた作業服など

その人が浮かんでくるものが

一つあれば

遺影より

その人が偲ばれることも、

むしろ

そのほうが遺影に勝る場合もあるはずです

いつも愛用していたもの・・・

葬儀の演出には

そんな身の回りの品も

大切な脇役になります


ただし・・・

いつも愛用のステテコなんていうのは

ちょっと飾れませんが・・・

良くわからない

今日も通夜があります

早く帰って

夜のニュースを見たいのですが・・・

北の将軍様の死亡ニュースで

溢れていることでしょう

ニュースを見ないと夜が更けないワタクシは

大のニュース好きです

それにしても、北の国の内情はわかりませんから

今後、日本にとっても重大なニュースなのでしょう

北の国の葬儀はどのように行なうのかも

ＴＶから見えてくるでしょうから

画面のその奥に見えるものに

注目してみたいと思います



さて、

今日の葬儀の焼香所には

庭の紅葉が彩りを添えました

天寿を全うされたおばぁちゃんは

生前お酒が大好きだったそうで



こんな飾りや　　　　

こんなものも担当が用意いたしました

そして昨晩は

最後の紅葉の葉に灯りを照らし

　　　　　　　　　　　　

長生きのおばぁちゃんをお送りしたのです

お礼の手紙

今日のポストの中に

手紙が入っておりました

先日の家族葬のＫ様からのお礼の

内容でした

今年は何通もお手紙やら葉書やらいただきました

家族の方が一番大変な思いをしたのに・・・

私共の方にまで気を遣っていただいて

感謝するのはこちらのほうでございます

直接のお礼は叶いませんが

今後の家族葬でのお客様へサービスを心がけることで

気持ちの還元をさせていただきます

ありがとうございました

家族を想う方は

人を想う方でもあるのでしょう

心配りは私たちの勉強になります

あほなじぃさまのつぶやき・・

日本人はイベントが好きです

クリスマスにケーキを食べては甘い顔をし

大晦日に蕎麦を食べては長生きを望み

食べ物に釣られては

年中行事をこよなく愛し

この時期のプレゼントやらお年玉やら

誰かが「お金を使わそう」として

考えたのでしょうか

案外サンタさんも、正月も

「商人」さんがかんがえたのかな・・・？
（サンタさんは、お菓子問屋の営業マンとか）

年中行事は

節目があって良いのですが

やはりお金が動くのです

渋滞は車以外に

財布の中もレシートの行列でして・・



財布は「参加苦労す」になります

てへ・・・

まぁ～暮れ済ますは

美味しいケイキでも食べながら

「幸せかい？」て聞かれたら？

もちろん　「イエス」　なのです



おやじギャグもお寒い昨今

もう少し腕を上げたいものです・・・

聞きたくもないって・・？

う～むぅ・・

この時期だけでも

聞いて暮れ・・・　

聞いてくれないと

自分で言って

自分で笑う

一人時間差攻撃で寂しい正月を

迎えますから・・・

そういえば

なんで、葬儀社さんの玄関に門松は

置かないのでしょうか

確かにめでたい商売ではないのですが

・・・・・・

入り口の門に立って

松（待つ）仕事でありながら

竹（高い）内容の葬儀を扱う

梅（ウメィ）話ばかりでもなく

休みも無い正月は

葬儀社さんたちはみなさん

餅（もち）・・・粘りが強いのです



おあとがよろしいようで・・・