がらんがらん

６月は、家族葬の道順庵のお葬式が始めて１０件になりました。

早いものでかれこれ、５年半、本格的に家族葬に取り組んで３年半

もっと多くの方にご利用いただけますよう、頑張らないと・・・

写真の風鈴は、見かけによらず、「がらん・がらん」と音がします

見てくれと違う雰囲気です、これも味の意味からいうと、

「あり」でしょうか。

「ちりん・ちりん」が好きなのですが、

がらん・がらん、もオツナアジ・・・

だったりは異性もしかり・・・でしょうか・・・

家族葬の相談

本社にあります葬儀の相談室です。

相談でよく聞かれますのが、やはり「小さな葬儀」のご希望です。

家族葬ということの浸透が、社会の中に定着しつつあります。

そのなかでも、葬儀に携わる人たち自身が「家族葬」を希望している

という事実がございます。

そんなに、社会とかけ離れていないのも、業界の人たちなのです。

本当に、どうしたいのかを周りの人たちの意見で決めていた時代は終わりました。

「自分はどうしたいのか」の時代ですが、

こうしたいから、こうした・・・

今は個の時代ですから、帰結はそうなのでしょう・・

果たして、葬儀の終わった後に、これで良かったと思えれば・・・

お骨を抱えたときに今一度考えてみることも、

意義のあることではないでしょうか・・・

世界の広がり

故人を偲び、想いをめぐらし、初夏の風に耳を澄ませれば、

あの人の懐かしい懐へ、旅ができます。

大空の中、風の中、めぐる世界はどんな印象で脳裏に

届くのでしょうか、

大きく羽ばたく翼は、ゆっくりと

歴史を刻んで行きます・・・

新井満氏の「千の風になって」のように

死んでなんかいない、あの人の

風を感じてみたいのです・・・

道順庵にての「想い出の入り口にて・・・・」・・

音と家族葬

何度も紹介いたしますが、

どうも私は、香りとか、音とかに、風情や余韻を

求めてしまうたちのようです。

何かの香り（たとえ土の匂いでも）や

心に響く音（猫の鳴き声でも）があると

気が休まるものですから、つい

他人様も「そうかな」と、勝手な想像で

提供いたしております（ひょっとしてオシツケ・・かな）

ですから、道順庵のどこかにはそんな「シカケ」がございます。

こればかりは、

来て見ないとわからないのですが・・・・

家族葬の夜

水琴窟の傍には鉄の花器が、

錆び色の朽ちた年月を写し

偲ぶ故人の通夜を見守ります。

夜は更けて、ちょろちょろと水琴窟の奏でる音は

やはり、諸行無常の理でしょうか・・・

部屋の外では、静かに見ているだけ・・・

そう・・

そんな通夜も、

道順庵では、叶えられます。

家族葬はジミ葬

家族葬は、地味な葬儀とお考えの方がいらっしゃいます。

当然ながら、小さな式場で、お花も少なく、会葬者も無く・・・

地味には見えるかも知れません。

今後、家族葬が増えてきますと、ジミ葬がアタリマエ・フツウになります。

そのときの、ジミ葬は、更に何もしない「火葬だけ」とかが、

ジミ葬と呼ばれ、

更に時代が進んで、「火葬だけ」がフツウになれば、

そのときの、「地味な葬儀」は、いったいどんな葬儀になっているのでしょう。

地味、簡素、無駄の無い・・・葬儀云々、

その先には、何があるのでしょうか・・・・

・・・・・・・・・・

しなくてはいけないことの「・・・」を探してみませんか・・・・

家族葬と法事の違い

法事の場合の家族の心境は、葬儀の時とはかなり違うようです。

先日、子猫が生まれ、親がどこかに隠して育てておりました。

つい先日、その子猫が玄関先に現れたから大変です。

家族の方は法事の事はさておいて、三匹の子猫の争奪戦・・・

上や下へ、大騒ぎで、猫可愛い・・、

とうとう三匹は里親に、飼われて行きました。

道順庵で生まれた子猫たち、シアワセになってクレヨ・・・

そんなわけで、帰りの車の中での家族の会話は、

「とうとう、故人様の話が出なかったわね・・」

う～む・・・


よかったのかな？・・と少しは考えましたが、

まあ、「あの日の法事でもらった猫よ」と、言う話題で、

今後、個人様を偲んでいただきましょう・・・

雨降って・・・

梅雨なのに雨が降らない今年は、空梅雨・・

四国では深刻な水不足になりそうです・・

必要なときに、ふらなくて、いらないときに大雨・・

自然とは、なんと自由にならないものか、改めて思います。

道順庵で何も無いときに、小雨がシトシト・・・

こんな日は、「今日は花の水をあげなくてもいいから」

道順庵に行かなくても・・・・と、

つい「サボり」の独り言・・・

定番

６月といえば紫陽花ですね、

この花ほど雨に似合うものは無いでしょう。

千葉県にも紫陽花の名所は数ありますが、

たくさんの量的なものではなく、周りの風景とマッチした

咲き方がいいですね。

餃子とラーメンみたいな、６月と紫陽花は、

定番ですね。

ここ道順庵でも、花を愛でながら、法事の食事・・・

味彩の極みです・・・

一人でも

道順庵での家族葬は、３０名以下なら何名でも可能です。

今日の通夜の方は・・・

お一人様です、

正確には、故人様も入れると２人になり、

スタッフを入れると４名になり、

数匹の猫たちと、多くの草花が、見守ります・・・

これはもう・・

立派なお葬儀なのです・・・

「道順庵」は送りし人の優しさに包まれ、夕刻には涼しさが

戻っております。

合掌・・・

葬儀費用の平均値は

全国平均値が○○○万（×××調べ）とか、

首都圏平均葬儀費用○○○万円（東京都×××局調べ）とか、

よく、チラシなどで見かけます。

平均ってなんでしょうか、例えば、一軒が2,000万掛かり、

九件が100万で葬儀ができたとします。

して、その平均は「2,900万÷十件」＝290万となります。

本当は１００万なのに、平均が２９０万・・・？？？？

これが、数字の平均になるのです、

国民の平均預金高は・・・なども、「え、！！うそ・・・！」

見たいな数字に感じたことありませんか・・？

葬儀の平均額が、普通の葬儀の最多件数とは限りません、

さらに、この一年だけで、さらに低価格が進んでおります。

自分の予算より安くできれば・・・・それは「安くできた」ことなのです。

自分の予算が２０万なら、２１万掛かれば、それは「お高かった」ことになります

高い、安いは、商品の価格で判断いたします、

さて、サービス業の判断は、

「なに」でなさいますか・・・

白いものが・・・

団塊の世代を迎えれば、頭のかなりは、白くなり、

おでこが広くなって、つい鏡をながめれば、

こんなはずでは・・・・

しばし沈黙・・・

まあ～、みんな同じ道を行くのだからと、も一度鏡を見て。

う～む、ただのじいさまですなと・・自嘲気味に独り言。

白いのが「かっこよい」と思われる行動でもしましょうかね。

今日から３日間続けてお通夜です、たぶん鏡なんぞ、見ては

居れませぬ・・・・

式場がたくさんできてます

昨日、法事で実家に帰りました。

福島県です、人口３万ちょっとの街ですが、

新しく式場ができておりました。

近くに式場がこれで４箇所目くらいになります、しかも、どこも

私どもの式場より大きく、立派に見えます。

葬儀の費用も、都会に比べれば、格段にお安く感じます・・・

同業と致しましても、「競争や、売り上げ」が大変では・・・・

そんな心配をしてしまいました。

　私はたまにしか、帰れないので、帰ったときがお彼岸であり、お盆なりで、

必ず、親の墓参りを致します、

朝の６時過ぎでしたが、墓場では、近所のおじさんが草取りに、

来ておりました。

「おはようございます」「はい、ご苦労様、今の時期は草が大変だから」

と、休みの日なのできたそうです。

式場がたくさんできていることに、都会を感じ、

早朝の草取りにふるさとを味わい、


墓参りのサワヤカな気分は、お天気のせいだけでは、

なかったようです・・・・

ふるさとの　山に迎いて　いふことなし・・・啄木の詩ではないのですが、

こんなにきれいな山をみれたのも、やっぱり

親のお蔭かな・・・

家族葬のお値段は

葬儀って・・・

家族葬って・・・

死んだらどこ行くの・・・

幸せってなあ～に・・・

ああ・・わからないことだらけ・・

私は、幸せなんでしょうか・・・

「こんなことを考えている、今の私は幸せなのですね」

考えている間は、仕事をしていないから・・・

仕事をしなくても良い時間が有るから・・・

「だから、今の時間は、幸せなのです」

何も、考えず、がむしゃらに働いているとき・・・も、

幸せなのです、それは、嫌なことを考えるヒマがないから・・・

結局、どちらでも幸せなのです・・・


・・・・そうかな・・

通夜の支度

通夜のしたくは大体4時頃には終えておきませんと、

時々タイヘンなことがあります。

それは、「夕方の4時ごろ皆さんには、お集まりをいただきます」と、

説明はしているのですが、

「少し早いけど、来ちゃいました・・・」・・・と、午前中から、

お見えになられてしまうことです。

さあ～タイヘンです、まだ、準備が終わっておりませぬ・・・！！！

どた・・ばた・・・ガツン・・・

ふ～う・・・何とかなったようで・・・

一日一組なのですが、あくまで、夕方３時ころから～次の日の３時ころ迄が、

一日ということなのです、

たぶん、同業の皆さんも、あわてたことが・・

おありでは・・・？・・

通夜のしたくは時間との勝負なのです。