対話の時間

ここでの家族葬は

「対話のとき」を作って欲しいと

考えております

故人様と対話をする・・

そりゃ・・・話しかけても

返事があるわけではないかも知れません・・というか・・

たぶん返事はないでしょう

でも

話しかけるということは

対話（向き合うこと）をする「とき」が

なければ

思いが募ってくる機会が失われ

なんとなく家族葬も終えてしまうのではないでしょうか

対話は

あの人を思うことでもある筈です

えぇ・・・

心の中での対話でいいのですから

他の人には「内緒にできます」って

そんな「ひととき」が

必要なときもあるのではないでしょうか

寒い冬の日差しでも

ガラス越しの縁側は温かいものです

最後だから

温かく送る・・・

お金は掛けなくても

温もりのヴェールは掛けることができるのですから

そうして

思いが届けば

何よりの家族葬になるのではないでしょうか・・・

目の前の向き合える人に出会えたこと自体

温かな人生だったと

思えるように・・・

こころだけはあたたかくありたいものです・・・

　　　　　　　　　

ペット供養会あれこれ

先日のペットやすらぎの郷での供養会の話です
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　

天気最高、花見にも行かずに供養会に

来てくれたのか、終わってから花見をするのか・・・

多くの皆さんが参列しました



花やさんも出張でお店を出します



三間×４間のテントも張り

　　　　　

長老のねこも相変わらず

「寝たまま」お出迎え・・・

尻尾だけ時々動かします

園内は　　　　



　　　　　　　　　　

お花で一杯です

　　　　　　



納骨堂も



共同墓地もあります



　　　　　

そしてお墓もあります

ここはとてもきれいです



喫煙所もありますし





桧のトイレも・・・



　　　　　

あるのです





会長の飼い犬だったお墓もあります

天気もよくスタッフも日に焼けて（交通整理のため）

おりましたが、お昼の手づくりの「おでん」が

これまた、美味いのであります

総勢４０人近くのスタッフがお手伝いをする

春秋の一大イベントです

塔婆以外は、お客様は無料なのであります

　　　　　　　　　　

今回は、飼い主さんとペットちゃんの写真を撮る

サービスを行い、大好評でした

営業のＨ君とＩ君のコンビで

パソコンに取り入れては印刷しパウチして

渡しておりました

天気がいいと、仕事でも楽しい一日でした



最初から最後まで寝ていた長老くんは

みなさんに撫でられても

寝たままでした。

冬春

朝日が氷を溶かす頃

寒い縛りから解放されて

小さな花をぶら下げる



家族間でも氷の世界のような時期もあるのが

人間関係


お葬儀のときだけ

「家族愛」を演出する


それでも、素直に最後はありがとうの一言で

葬儀の後に春がくれば

やはり

故人は偉大なのであり、葬儀は必要なのです

全てを許したり、認め合ったり

心の中での素直さへの邂逅が

雪も氷も溶かす温かな葬儀に

なることでしょう

正直なこころのありようで

ほんとうの絆が

芽生えればいいのです・・・

　　　　　　

家族葬には

家族にとってなにが必要なのを

教えてくれる

こころの学校でもあるのでしょう・・・




人それぞれが、死を通じて物語が

終わったり、始まったり致します

そこに介在する葬儀のありようは

様々です

家族葬はいろいろな物語のページをめくる

ひとときでしょうか

お礼の手紙

今日のポストの中に

手紙が入っておりました

先日の家族葬のＫ様からのお礼の

内容でした

今年は何通もお手紙やら葉書やらいただきました

家族の方が一番大変な思いをしたのに・・・

私共の方にまで気を遣っていただいて

感謝するのはこちらのほうでございます

直接のお礼は叶いませんが

今後の家族葬でのお客様へサービスを心がけることで

気持ちの還元をさせていただきます

ありがとうございました

家族を想う方は

人を想う方でもあるのでしょう

心配りは私たちの勉強になります

書籍

旅館でも、医院の待合所でも

そして、家族葬の葬儀社の片隅にも

置いてある書物で

その場所の担当やオーナーの心が見えてきます

その場所に相応しいものから

自社のＰＲにつながるもの

文化的なモノから週刊誌まで種々雑多です




いろんな本をここでも置いてありますが

９８％が私が勝手に置いたものです

葬儀の中でも

ふと目にした言葉一つでも

なにかの力になると信じているからです

あまりにも有名になりすぎた同様詩人「金子みすず」さんの

本（ミヤオビパブリッシング発行）

など置いてみました

いろんな本を置いておくと

どんな方がどんな本に興味を示すのか

これまた、興味があるのです

一番の人気は

八千代市習志野市の１００年の歴史写真本ですね

そして、秘境の駅の本やら

なべネコの本とか、絵本（親子さんで見てます）

に、ノスタルジックな車の本

その次あたりに

いろんな詩集の本とかですね

故人様が自費で出された歌集などもありますが

これはいただいたものですから

名前は殆どの方が知りません

でも、一人でも手にとっていただくことが

とってもいい供養になるのではと思っています

私が好きなのは

青梅で買った、「昭和ヂオラマ館」の本とか

蕎麦屋さんの本（竹やぶ、阿部孝夫さん）とか

本屋さんで見つけにくいものが

好きなのです

景色のきれいな写真詩集とかも好きです


葬儀の日に

朝早く来て見れば

もう薄くらいうちから

本に目を通している方もいらっしゃいます

やはり

こんなときだからこそ

少しの出来た時間に

こころを潤す「本」と向き合えるのは

これも

充たされた葬儀のひとつでは無いでしょうか・・・

さみしくないですか・・・

悲しくないですか・・・


　　いいえ　だ・・・　・・・

何かきこえますか

何か聞こえますか・・・

聞こうとする耳を持たなければ

何も耳には届きません

他人を想う心は

話を聞くことから始まります



話を聞けないときもあります

「言わないから聞けない・・・？」

いえいえ

言わせてあげられないからかも知れません

言わなくても　

わかって欲しい心の言葉を

発しているのかも知れません・・・

聞く耳は

持っていますか・・・


葬儀のときばかりではなく

ひとのこころは

貝にもなったり

窓全開にもなったりするのです

ひとは耳が二つあります

一つは言葉を聞き分け

もうひとつは心根を聞くために・・・・

あるのかも知れません

聞いて頷いて微笑んで答えれば

もうひとつの耳には

こころのさまが聞こえてくるはず・・・


なにか聞こえますか・・・・



あなたのこころに・・・・

くもりのち・・・

今日は曇り空

小雨が混じり、大雨の予想もあり

昨日の排水の詰まり具合が心配です



多分大丈夫だとは思いますが・・・



前の広い公道では雨水管設置の大掛かりな

工事が始まりました

しばらくの間余震くらいの振動と音にお付き合いです

お客様へも迷惑がかかると思いますが

なんともはや仕方の無いこと

出来るだけ仕事の無いときに工事を

お願いしたいのですが

そうもいかない・・・

でもねぇ

何度も同じ道路を何回も穿り返すやり方は

そろそろ考え直しても良いのでは・・・

振動と音に「眉間の皺」を寄せては（笑）

思う昨今です

いっそ音楽に合わせた振動ドリルなんてもの作ったら

売れるかも・・・・

指定席

椅子、いす、腰掛、チェア・・・



どんな椅子が好みですか



座り心地がよくて





見てくれが良くて





庭が見える場所で



でも

子供は座っていない

大人は落ち着きたい場所を求め

子供は

走れる場所を見つける天才

なにもしないで

椅子に座る・・・

この　ひとときが

サービスです・・・



そして

あの人の前でも座って

時を過ごしましょう・・・

何もしないで

ただ

座って・・・・・

半分

今、私たちに出来ること



同じ日本人の多くの人たちのために

私たちに出来ることは

食料の買占めや

エネルギーの確保ではなく

「消費」するそれらを

いかに減らすか

減らす競争をしなければ

自分達に跳ね返ってきます

「緊急事態」を

国民全員が認識して

出来ることを

実行していきましょう

きれいに写るには・・

きれいな花がきれいに写るには

鏡を磨くか

きれいに見える目を養うか・・

きれいな（素直な）身になるか・・


素直さが後ろ向きになれば

素直じゃないところしか

鏡には映らない・・・

どうも世の中を斜に眺める私なんぞは

まともに鏡を直視できません（笑）

その点、花には

何処から見ても

鏡に写しても

斜な所は見えませんね・・・


家族の葬儀も同じことでしょうか

素直なこころの自然体で

家族を想えば

ほら

遺影は笑っているように

見えるものです・・・

たからもの

布切れ地蔵を指導してくださる先生から

いただいた

新しいバージョンのお地蔵さんです

親指の頭くらいしか有りません

とてもかわいいので

棚に飾ってここのたからものになりました



少し前に家族葬で赤ちゃんの葬儀がありました

親御さんの悲しみの気持ちは痛いほど感じました

葬儀も終わり

帰り際に

ここでのたからものでありますお地蔵さんを

何も言わず

そっとお母さんのてのひらに包んで

さし上げたスタッフのN女史・・・

悲しみを共有して

なにかをしてあげたいと思ったのでしょう


家族のお帰りになった後

「さし上げたけど、いいですよね」

いいもわるいも、もうさし上げた後の

話しですから（笑）

こんな使われ方なら

NOの言葉は出てきません

こころから相手のことを

考えてしまうN女史の行動は

お地蔵さん以上の

たからものであります


この深い秋の色は

心にのこる１ページになりました・・・

涼しくなりました

やっと涼しくなりました

庭の河津桜の一部が狂い咲きをしています


きょうも家族葬がありました

旅館と同じように

私達が家族の方と接するのは

一泊２日の間です

その間にいろんな話しが

キャッチボールされ

良い球が届くのは

「お帰りになる」時です

きょうも

とても良い葬儀を出せました・・・

そんな言葉を最後にいただきました


葬儀の終わった家族の方たちは

故人様とは別の

道を明日から進むのです


そう・・・

いつかは送られることを感じながら

明日からの「生きる」ことに向き合って

現実という世界で生きていくのです

想いでという玉手箱を手にしながら・・・



時々はその「玉手箱」の蓋を開け

雲上の声を聞くために・・・

ここはどこ

昨日は五月晴れ

こんなに天気がいいのに

「くさむしり」をしない手はありません（笑）

少しして、昼時に

今日は天ぷら揚げましょうかとN女史の一言で

並んだ昼ごはんは

道順庵の庭の「鱈の芽」の天ぷらと

N女史の実家の特産物、大多喜の「竹の子」のさしみ

と天ぷら、そして私の田舎の

「安達太良蕎麦」の乾麺を茹でてもらいました

ふ～むぅ・・

どこかに、出かけた雰囲気は

ゴールデンウィークは

「道順庵」に限る（笑）と

舌鼓を打った次第です・・・

GWと葬儀社

世の中GWの真っ盛り

どこも道路は大渋滞・・・

ふぅ～

出かける前からテレビの渋滞放映で

ため息でますね、日本の中は周りが海ですし

行楽地は逃げも隠れもしませんから

気をつけて、むしろ渋滞を「楽しむ」工夫でも

しながら出かけてください

家族の場合、むしろ、いろんな話しが出来る

「チャンス」でもあることでしょう

１０年後には

渋滞も思い出になりますから・・・

私たち葬儀社さんは

青空を眺め

渋滞に羨ましくもあり

寂しくも有りです・・・

おかげさまで

おかげさまでブログを書き始めて

訪問者の方が６万を超えました

多くの方に「へんてこな」日記をのぞいて

いただいて感謝いたしております

最近はマンネリと戦いながら

花と土と請求書を眺めております（笑）

これからも「前向き」で仕事に精を

出してまいります・・・