食べる為には

ご時世柄、業界の中でもさまざまな動きがみてとれます

大手の葬儀社さんは、利益の獲得のため、自社にて、生花部門、仏壇部門

墓石部門等は直接販売（業者さんに委託や依頼ではなく）したり、逆に

アウトソーシングをして、固定費を減らしたり、花屋さんや、墓石やさん

仏壇やさんが葬儀業界に進出したり、葬儀社さんの社員さんが「独立」を

して、一人葬儀社の「社長さん」になり、インターネット等を利用して

営業展開し、公営式場利用のお勧めパッケージを行っております。

要は、右も左も「葬儀社」さん（笑）なのであります

したがって、

どこも

苦しくなりました

はぁ～ぃ・・・・

そこで、生き残り作戦です、

お金が無いのに、宣伝合戦の始まり始まり・・・

さらに

苦しくなりつつあります

どこも

同じではないでしょうか

オマケに、世の中の「葬儀社さんは儲けすぎ」的な風潮・・

更に諸物価の高騰がもたらす、生活防衛は、葬儀の価値のハードルを

もっと低めに設定したいと考えます、

葬儀社さんの淘汰される時代がきそうです、

GSの閉鎖は他山の石ではなくなる日が葬儀業界にもきそうです・・

日本人全てが「ぎりぎり」の「しょぼしょぼ」になっていかないような

知恵を、どなたか教えて下さいませんか・・・

みんながよくなるような・・・

あめだぁ～

今日も朝から肌寒い雨が降っています

雨の日は葬儀には不向きなのですが、

天気ばかりは、どうにもなりません

雨のときの傘の使用が、意外と問題になります、鍵付きの傘立てでもあれば

いいのですが、会葬者の方が多いときには無理があります、オマケに

皆「おなじような」傘なので間違いが発生いたします、傘袋の利用は荷物になり、

床を濡らしますし、さらに、コート類の預かり場所も必要になります、

本社では、そのためのスタッフや、雨を拭くタオルも用意いたします、

家族葬の場合は、人数が限られますからそんなには問題になりませんが・・・

そして、出棺のときが一番大変です、見送る方は、風でもあろうことなら

傘から下は、びしょぬれにんなりながら、故人様を見送るのです

「早く出棺してくれないかなぁ・・・」・・・

本音はこんな気持ちにもなりそうな、送る人の思いでしょう

「さよなら」より「つめたい」と感じてしまうのは

「つめたい」ことになるのかしらん・・・

何が楽しいのかって

またまた車の話で恐縮ですが、日産のGTRの開発チーフの水野さん

その開発の話を見ていると、なんとも楽しそうな顔が見えてきます、

大会社が、一人のこだわりを尊重しての研究、開発、新しいテクノロジーへの

挑戦・・・、こんな「夢」のような仕事を、しかも「あの、ポルシェ９１１の

GT2という、稀代の記録を打ち負かす」偉業は、感銘ものです、車好きの私には

マツダのロータリーの開発者と本田宗一郎にも匹敵すると考えております、

共通するのは、「夢や、ロマン、哲学」を抱いていること、

世の人たちが「購入」するのは

その、「思い入れ」であり、情熱を買っているのです、

そして、常にライバル視され続けた「ポルシェ」こそ

尤も偉大なる存在なのです。

もう私も「１００円貯金」を始めました、

生きているうちに

「熱いもの」を手に入れたいから・・・

雨の日は

傘を差して歩いていると、雨がアチコチのたまり水に

落ちては、輪をつくります

何もしないで眺めていると

肌寒い中、今年も雨がおおいのかなあ・・

恵みの雨から、温暖化の雨に変わろうとしている今

雨の一雫が　

地球の涙のようにも見えます

足元の冷たさは、中国の被災の人たちにもミャンマーの人たちにも

悲しみを降らせているのです

政治的なことは、私にはわかりませんが、

もっと隣人や地球のことに手助けをすることが

「みんなが長生き」できることだとは思うのですが・・・

いきているものたち

前に紹介した沢蟹です、今日も家族葬に見えた子供たちの

格好のおもちゃです、案外長生きを致しております、たまにパンをあげたり

しますが、何がすきなのかわかりません、

猫や狸やかにさんときましたから、今度はお猿さんか、犬さんでしょうか（笑）

子供は生き物に興味があるようでして、きゃーきゃー言いながら楽しんでいる様子

それを見て、また大人も童こころ・・・

私達が薄れ掛けている、興味とか関心・・・、童のこころにもどれたら

もっと、夢や希望が増えるのではないのでしょうか、

葬儀をなさる場所に生き物は云々とか思う方も居るかも知れませんが、

小さいものや弱いもの、少し力を加えれば死んでしまうもの・・・

体験が学びを教えてくれる、

やはり自然は、教科書なのであります・・・

自分へのご褒美

人は働くだけでは疲れてきてしまいます

私も人の端くれでありますから、ストレスも、不満も

人並み以上（笑）に持ち合わせております、

先日は、早めに退社致しまして、近くの温泉へ、

と言っても本格的な温泉の無い千葉県のこと、昔「鉱泉」と呼ばれた

のが、今は「温泉」の表示が出来るようになったと聞いております、

場所は成田市の傍の「Yの湯」です、

茶色のお風呂は千葉県に多く見られ、つるっとした肌触りです、

食事の場所もあり、とてものどかなのが気に入っております

なにせ、前は田んぼですから、時折農家の方が、田んぼに精を出しております

夜は１０時までです、帰り際、風呂上りの気持ちよさが、五月の風に

ふうぅ～きもちいいぃ～・・・

田んぼでは、かえるたちが

けぇろ・・けぇろ・・（帰路・帰路）と

無事かえるの合唱です

明かりのあまり無い田んぼ道を帰り

自分へのご褒美をいただきました・・

お花の似合う場所

花は枯れてしまうので、いつも同じような形が出来ません

道順庵は四季の彩と花たちに力を借りて成り立ちます

いろんな花たちは、肥料がないと上手く咲いてくれません

私達も、肥やし（給料）を頂いて働くのですが

スタッフの人たちは、ベストの肥やしでもないのに

道順庵に花を咲かせてくれます

それは

本当の花たちに、「違う肥やし」を頂いているからなのでしょうか

花は、それを見る人たちに「こころの栄養」を下さるのです

それを見習えば、

私達も「誰かに」

「栄養」をあげたくなるのです・・・

こころが肥えても

メタボにはなりませぬから・・・

オールインワン

一式で○○万・・・

良く見る広告です

家族の方の考え方も皆違うのに

価格だけは、皆同じ

同じような祭壇と、同じ料理と、同じ飲み物

同じように、悲しんで、同じように向こうの世界に行くのでしょうか

向こうの世界でも、同じように、「給食」でも食べているのでしょうか

お葬儀は、いろんなことの積み重ねで金額が出てくるわけです

どうか、そのプロセスに家族の方も参加をして欲しいのですが、

「棺はこんなのがいいなぁ」「祭壇はこんな風にできないかなぁ」

家族の方の想いが葬儀に反映されることは、

とても必要と感じております。

中には「めんどくさいから、この安い○○セットの全部入っているパターンでいい

よ・・・」

わかりました、ハイ、

簡単ですよね、葬儀社さんも楽なんですその方が・・・

でも、なんとなく

寂しいような気がするのは

私だけでしょうか・・・・

今日の一日は

一生の中での一日

働く日と遊ぶ日

恋をしている日と失恋をした日

孫が生まれた日とおじいちゃんが亡くなった日

仕事で残業の日

腹痛で休んだ日

家族葬で過ごした道順庵の一日


全部が　生きていたから

出来たこと・・・

99円バーガー

先日ハンバーガーが９９円で売り出した会社のことをTVが報道しておりました

また、この諸物価高騰の時代に「値下げ断行」した商品のことも、

そしてガソリンが１７０円にならんとする今、

ものの「価格」は誰が決めるのだろうなどと考えてしまいました、

ガソリンなどは「勝手に」上げているようにしか見えず、

企業努力でこれだけ「値下げ」しました、という会社さんは、

本当に「利益が出るのか」な・・・？などとも思えるし、

結局「赤字の会社」は値下げが出来なくて、

利益のある会社は「無理を承知で」値下げができる、

まさに資本主義の弱肉強食・・・

９９円のバーガー屋さんは、えらいんでしょうか

他のバーガーやさんが、至らないのでしょうか

消費者は、安い方の味方になることは間違いの無いことなのですが、

果してその結果や如何に・・・

お寺さんの費用ですが・・

葬儀社さんの「価格が明瞭でない」とか、「だまされないように」とか

「賢い葬儀社の選び方」・・・（笑）とかの話は、巷にはたくさんありますね、

選ぶことの出来る「葬儀社さんは」選べば問題が少なくなるのですが、

問題は、選ぶことが出来ない、「菩提寺」の場合です、

皆さんが心配することは一様に、「お布施はどのくらい包めば」いいのでしょうか

という相談です、

菩提寺さんは、頼まないわけには行かないのが普通なのです、選べない寺院さんの

わからない「お布施」、どこに相談をしたらよいのか解らないから、葬儀社さんに

相談をされるのです、もちろん「聞きにくい」事もあるでしょう、

世間の相場もあるのかも知れませんが、その「相場」自体がわからないのですから

なんとも、不可解な世界ではございます、

もちろん、私共が金額の提示など失礼になるようなことは出来ませんので、

あくまで「直接お尋ねしていただく」ことしかないのです、その上で、

「菩提寺さん」が「気持ちでいいですよ」といったときのみ、

葬儀社さんは「相談にのれる」のです。

お寺様の金額は、その後の葬儀費用に「正直に」反応いたしますので、

今の時代は、有る程度は金額の「モノサシ」があられたほうが親切かも知れません

(葬儀社よりも家族の方の為にも）

もちろん、幾らでもいいですよといった、「良心的」？なお寺様は少ないようです

が、単なる商品とは違い、「定価が」ないのが、お布施、

ここは、ひとつ、お寺様にもご協力を頂いて、

「わかりやすい、お布施」なるものを出されていただくことは出来ないでしょうか

例えば、お寺の維持管理上、ご先祖様を供養する為、○○～○○の間くらいでお願

いを致してますとか、檀家総代の相談で○○位になっていますとかの、「有る程

度」の決め事を、決め、その上で、事情があれば、それこそお布施の基本になる

「お気持ちでいいですよ」とお話をされるとか、そして、家族の方も、

寺院に支払うのではなく、お寺様に「貰って頂く」ことを理解して、

たくさんお布施を「払えた」自分たちは幸せであるという、理解も

必要なのです、生活が大変だからこその、真のお布施は、

故人様が一番喜ぶことではないでしょうか・・・

「こんだけ、お寺さんに、取られたよ」などとは、考えない方が、

幸せなのです・・・

自分自身の為にも・・・

草木も茂る五月の雨

道順庵は自然の雰囲気（よく言えば）の佇まい・・・

今は、草木がメタボ状態・・・

要するに、「オイシゲル」状態なのであります

長髪もかっこいいぐらいの長さなら認めてももらえますが、

だらしないくらいに伸びると、だれかに「床屋に行って来い！！」とでも

言われるのと同じ気分です、雨が降れば剪定もままならず、また、仕事の

多忙を理由に伸び伸びにしておりました、

そしたら昨日発見したのです、

「毛虫の大群」が葉一面にびっしりと居るではありませんか、

ぞぉ～っとしました

こ、これは何とかしなっければ、毛虫に食べられてしまう・・・

そんなわけで、今日から、作戦開始です・・・


でも、やだな・・・・

悲しみの後先

通夜や葬儀の中で一番悲しい思いをなさるのが、お別れのときに

柩の蓋を開け、お花入れをするときでしょうか、私も以前はそのように

考えておりました、

そして、最近何度も感じたことがあります、それは葬儀が終わり、

火葬場に行きまして荼毘にされてから、式場まで戻り、解散を致します、

そのときに、コーヒーやお茶を召し上がってからお帰りなさいます、

家族の方がそれまでは、通夜や葬儀はそれなりに言葉も多いのですが

火葬後の式場に帰ってからは、一様に皆さんが「無口」になることです、

全てが終わり、心のどこかで、「死を受け入れた」事が、

一種の虚無感を作るのでしょうか、

このときが、葬儀のときより、なにか、重いものを感じるのです、

そして、ややあって、

「そろそろかえろうか・・・」と、誰かが静かに声をあげ、

親戚の方たちがそれぞれの挨拶をして、道順庵をあとに致します

葬儀社さんは、もはやこの時点では、言葉は無意味になります、なにもいわず

頭を下げるのみ・・・


悲しみの　後先・・

これからは、時が経つのを、静かに待つのです・・・

企業のメタボ

当社ではありえませんが、企業も「いきなり」好景気過ぎますと

企業という「体」がつらくなります、

急な利益は「体」に良くないのです、

なぜなら、消化する体制がないのに、ご飯を食べ過ぎるようなものですから、

身についていく、時間がないのです、そのため、「体」をどう使うのか

能が「機能不全」になるのです、

トヨタも減益とかありましたが、たしかに、競争の社会、メタボでも

太りすぎでも、「利益なら」消化できると、安心しきっていると、

ほらほら・・・

いろんな菌（金）に犯されますぞ（笑）・・

お金という「脂ぎった」ものを、消化できる範囲で、「過不足なく」

体に身につけていければいいのですが・・・

私の場合、栄養失調の体ですから、メタボの心配は無いと（たぶん）

思いますが、他の大病にかかっているかも知れません、

「慢性金欠病」・・・

これは、直りにくそうです・・・

明日は、健康診断です・・・

いのちの詩

道順庵の片隅には、いのちをテーマにした詩（うた）を少しだけ

置いてあります、ここはいのちについてあらためて何かを感じるところ

そうあって欲しいという気持ちが、拙いカタチで書いてあります、

今日の方は朝食後、そんな詩のことばを

メモしておられました、家族の方へ、「何か」が通じれば、それで

道順庵の役割りは８０％は終える、と考えております。

こころの襞は、どなたにも正直なのです、

何かを感じ、感謝すべきことがあれば、

それは、故人さまへのメッセージ・・・

ことばに出しても、出さなくても、

優しさは通じるものなのです・・・