日本秘湯を守る会に所属する
いろんな秘湯に行きました
今日は
そんな秘湯と「葬儀社」の守るものについて・・・
考えてみます
秘湯はだいたいが不便な山奥とか
人里離れたところにあります
秘湯を求める人たちは
あまり「洗練」されすぎていたり
マニュアル化されたサービスとか
画一化されたものは望んでおりません
地域に根ざした、地産のもので食をし
温泉が良くて、自然の美味しいところ
そして「秘湯」を守るひとたちの
こころいきと人情が欲しいのであります
昨今では、秘湯ブームもあり
守る会に入っていれば
そこそこ「お客様」にありつける・・・?
なんて風に感じるところも
時おり見受けられます
当方は同じサービス業として
どんなところでも
良いところは「何故流行るのか」
そうでない所は
「何故流行らないのか」を
見ることが出来るので
「外れ」もまた楽しいのです・・が・・
置き換えれば
葬儀社さんの立ち居地も
似ては居ないでしょうか
旅館=式場に置き換えれば
なぜ、流行るのか、何故流行らないのか・・
守るという意味は
「守る為に何かをする」ことではないでしょうか
守るのが「お金」だけでは、これまた論外ですけど
得てして、何もしないで「守っている」と勘違いする場合もございます
秘湯を旅する人たちは
何かを期待して出かけていくのです
たどり着けば、そこの「味」がどんなものなのかを
楽しみに出かけます
そこで、何某かの特長やら、売り物に出会えればOKなのです
何かを一所懸命売っていることを
買うのです・・・
何も、無く、会話も味も個性もなく「タダの温泉」であれば
自然とリストから離れていくのです
葬儀式場は近くに「ある」から使う・・・
から、「あそこの式場で」なければ・・に変遷してきました
もはや、葬儀式場は
あるから来るという、「守り」ではなく
あそこで無ければ行かない、の「攻め」の内容が
必要になります
いわば売り物でしょうか
守るのは「売り物を作ること」ではないでしょうか・・
他社とは違うことを、コツコツとこころを込めてです
そして
本当に守ってくれるのは
ほかならぬお客様なのですから・・
お客様が喜ぶことが「絶対」必要なのであります・・
秘湯についてはもう40件くらいは行ったでしょうか
これからは
秘湯の会に所属していないところで
頑張っている「攻め」の旅館を探してみたいと
思っております
なによりは想いがあるところを探して・・