葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

道順庵はこころのみちしるべ

2006-12-30 16:00:54 | 道順庵の家族葬
道順庵の入り口は二又になっています。

故人様も向こうの世界では、迷わずご浄土へと、旅たちゆかれたことでしょう。

生身の人間は常に悩みながら進むべき道を歩いています。

悩むことができるのも、迷うことがあるのも、自分ではわからないからでしょう。

どちらに行っても成功で、どちらに行っても失敗なのでしょう。

進むべき道は、自分が決めることですね。

信念をもてば、行った方向が正しいのです。

信念は、自信から芽生え、後悔さえ寄せ付けません。


貫けること、それは道順庵の行く道と似ております、


全ては、誰かの為に・・・・

こころのみちしるべは、心に信念の磁石が入っており、


いつも、人の幸せの方向を指しております。


道順庵は永久磁石でありたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

煙草=一服

2006-12-29 19:23:48 | 道順庵の徒然草
一服盛りますか・・・

昔はキセルで刻みタバコを吸った時代です。

今では、紙巻たばこですが、一服=小休止の代名詞ですね。

時代は変わり、喫煙家はどんどん隅に追いやられております。

作務衣はじめも昔は、タバコを吸っておりましたが、健康上の理由から、

7年ほど前に卒業いたしました。

ここ道順庵もご多聞にもれず、喫煙場所が限られてます。

但し、一服の清涼剤、多少は息抜き、気分の切り替え、一段落の節目の煙

とかやらで、

手動販売機を設けてあります。

ただお金を入れて、引き出しから希望のタバコを取り出します。

面白いと言って、わざわざコンビニで細かなお金に両替して、

この手動販売機・・・?で買い求めた方がお一人おられました。

タバコの煙は、同じタバコを吸う方に取っては、会話のおかずみたいなものです。

家族葬の線香の煙も皆さんの会話の主食になれば、煙たくも、むせることも、不健康なこともありません。

同じ煙でもこんなにも扱いが違いますのは、喫煙家にとっては辛いですね。


まあ~、あまり吸いすぎて、人を煙に巻くのだけはさけましょうか・・・・


今晩の通夜の方は、7名様でした。

くゆらした煙のなかにでも、在りし日の故人様を偲び、


くわえタバコで、思い出のページをめくってください・・・










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんか

2006-12-28 15:46:38 | 道順庵の徒然草
骨董品のあんかです、茶室の入り口に明り取りに使用いたしております。

実は、中には、江戸切子のガラスの器がありまして、カップローソクの

ささやかな明かりが、切子の溝に陰影の影をもたらします。

明かりは、ほのかなあかりで、ゆらぎが有ると、なお情緒がでますね、

仏教では、ローソクの明かりは知恵の光なのです。

明るいところから、この場所に来ると、とても暗く感じますが、目が慣れてくると

如何に明かりが大事かわかります。

うっすら、ぼんやりの明かりの道順庵ですが、明日も家族葬がございます。


明かりを失ったご家族様、ここで少しでも、

こころに明かりと、あんかのような温かさを感じていただければ・・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食事の後

2006-12-28 15:24:13 | 道順庵の家族葬
おいしそうに見える料理ですが、

おいしかったかどうかは、器をみて判断いたします。

もちろん、人には好き嫌いがありますから、残される方もおられます。

法事の後、食事、おいしかったですよ、と言って帰られるお客様。

残された器は、空っぽでした。

前のときは、おいしくなかったから・・・・

といって、道順庵の使用の方もおりました。

おいしかったのは、おいしく感じた道順庵の全てに関わってきます。

食事もおいしかったよ・・・・

法事のお客様は、あの人の思いで話しと雰囲気を味わいます。

その結果、空のお弁当箱。

料理屋さんの微笑が見えてきそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千の風のこと

2006-12-26 14:17:04 | 道順庵の家族葬
ご存知の方も多いと思いますが、新井満さんの千の風の本とCDです。

この本を最初に見たときに、とても感動致しました。

私のお墓の前で泣かないで下さい・・・から始まる詩と、写真がとても気にいっています。

ここにおいてあるのは、自由に読んでいただくため、そして、自由に聞いていただくためです。

この千の風の本は何冊も購入し、道順庵で家族葬の方で、ご希望の方へ一冊

プレゼントさせていただいてます。

20冊くらいはさし上げたと思いますが、とても喜んでいただいてます。

この本を読み終えると、亡くなった方は、きっと、風の中に存在しながら

私の周りに、オーラのように優しく、力強く・・・見守ってくださる・・・

そんな想いになってきます。

涙より微笑みが自然と湧き出てくる本だと思います。

千の風は穏やかで、そよそよと心の襞をなでていきます・・・

風の中、耳を澄ませば、どこまでも、ちいさなひびきで


あ り が と う ・ ・  ・   ・


この言葉が、故人様と家族の方のこころの想いのこだまのように。


・・・・・  ・・・・・  ・・・・・













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精一杯のこころずくし

2006-12-25 14:42:19 | 道順庵の家族葬
手書きの掛け軸、これは2階の床の間にあります。

社員のKさんの作品です、私も毛筆だけは簡単に上手になれません。

少しは、習いに行ったこともありますが、本当に難しい・・・・

K女史は看板も書くこともあります、得意はかな文字でしょうか、字の上手な方は、何より尊敬を致します。

ワープロ全盛の時代だからこそ、直筆のよさや、伝わるこころを大事にできればと思います。

便利は早い、時間の短縮をしたぶんを、なにかに ゆっくり使う・・・

こころの為に、そして、

私の為に・・・







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスと通夜、そしてケーキ

2006-12-24 21:05:51 | 道順庵の家族葬
生まれる方は、予定日というのがあります。

向こうの世界に行くときは、いきなり!・・お迎えがくる場合がほとんどです。

24日、クリスマスのケーキを持って帰り支度のケーキ屋さんの前。

ふと、私もケーキをひとつ・・・・

道順庵では、通夜の刻・・・

社員のNさんがアレンジしたテーブル花、


そして、故人様と家族の皆さんへのケーキをおだし致しました。

もちろん自腹ですが、本来なら自宅で、家族共々ケーキを食べたと思います。

普通のこと、普通に出来た、幸せって、案外気がつかなかったのかも知れません。

今日は、最後に皆さんで食べたケーキ・・・・

この味が、本当の家族の味なのかもしれません・・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棺大なこと

2006-12-23 11:25:36 | 道順庵の家族葬
道順庵でのお葬儀では、

棺は全て布張り棺です。

棺は、桐仕様と、布張りが主流ですが、棺の大きさの表現が、

6,0とか、6,5とか呼ばれております。

昔の尺貫法のなごりですね、

ちなみに、6尺は6,0ということで、約182cmです。

一昔前では、6,0でよかったのですが、現在では、6,25の寸法が標準です。

少し大きめでないと、故人様の身丈が入らないからです。

人は、亡くなられますと約10cm程、大きくなるのです。

それは、身体の硬直により、つま先が前に出るからです。

故人様が大きくなるのは、身丈だけではなく、

存在の価値もおおきかったのです。

大きい存在の故人様・・・

どうか、ゆとりのあるお棺で、お送り下さい。

故人様の寝室ですから・・・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬を越す

2006-12-23 10:55:57 | 道順庵の家族葬
信楽の水琴窟の中のメダカは、この中で越冬します。

井戸水の新鮮な水が常時流れているせいでしょうか。

ほんの少し前までは、残念ながらお亡くなりになる方が12~3月が、

もっとも多かったのです、冬は人にとっても大変なのです。

ここのところは、温暖化と、インフルエンザの流行の有無によるものか・・・

前年比より、少ないようです。

動物も、人も、厳しい冬を越えるということが、

如何に大変なことか・・・

やがて、新しい年。

そして、新しい芽吹きの春が来ます。

人生もしかり・・・

メダカに負けないよう。

また、忘年会や、新年会でエネルギーを使い果たさないよう、

コタツで冬眠 冬眠・・zzz・・・ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番安いのでいいよ・・

2006-12-22 15:54:37 | 作務衣はじめ 昔話
今の葬儀の打ち合わせで耳にする言葉です。

一昔前では・・・

そうですね・・・では、祭壇は三段ですとこの位・・・

五段でしたら・・・・

そんな打ち合わせが殆どでした。

内容はともかく、家族の方の葬儀のランクが、全て祭壇の段数に象徴されておりました。

黄金宮型霊柩車に天井まで届く祭壇と、ありったけの庭園飾り、そしてあっちこっちに家紋の印、火葬場まではベンツの送迎者が付き、沢山の方のお見送り・・

そういう時代をバブルと言ったのでしょうか・・・

あ~懐かしい・・・時代です。

たった数年前のことでしたから。

今は、全てが変わりました、時代が葬儀を変えていくのですね。

費用が安ければ一番いいことだから・・・・と。

それでもたった一つ変わらないこと、

こころの簡素化だけは、時代の流れに変えないこと・・

ともすれば楽なほうを選ぶのが人間です。

そうはならぬように、こころの拠り所を探しておきたいのです・・・


こころのいおりの 道順庵にて・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャンデリア

2006-12-22 15:14:33 | 草木と道順庵
葬儀式場に豪華なシャンデリアが付いている所も数多く見かけます。

道順庵にも地味なタイプが付いてます。

華やかさがきらきらと星のようですが、

今の時期、道順庵では、しゃこばサボテンの花が綺麗です。

自然のシャンデリアみたいに輝いております。

サボテンは、花が無いときには、あまり目立たない存在ですが、

花が咲くと、鮮やかさが際立っております。

自然がもたらすもの・・・・これには、人工のガラス細工ではかないません。

期間限定の贈り物なのでしょう。

今日も、法事の方へこころのプレゼントです。

ちゃんと冬に咲く花がある、そんな意味ではよき時代なのかな・・・・


そういえば、白い菊は、年中ありますね・・・

葬儀社さんが困らぬよう、花屋さん、生産地の方ご苦労様です・・・ハイ・・

もうじき年末です。

幸せの一つに、今年も年賀状がかけたこと・・・・かな・・・ハイ・・・













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタさんの入り口

2006-12-21 12:14:01 | 道順庵のおもてなし
道順庵の暖炉の煙突です。

たぶんサンタさんが来るハズです・・・?

私は、恥ずかしいはなしですが、小学の5年頃までサンタが居ることを信じておりまして、

友人が、サンタクロースなんて居ないよ・・・!、靴下は、親が持って来るんだよ・・・!

いや、絶対居る・・・!と、口論してしまいました。

でも、こんな大きな煙突なら、たぶん太ったサンタさんでも大丈夫?

サンタさんの入り口は、夢の入り口です。

私たちも、夢の入り口を、

いつも用意しておきたいものです。

そして、思い出の入り口も・・・・





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜日は何時から・・・

2006-12-19 17:11:57 | 作務衣はじめ 昔話
昔の話で恐縮ですが、それは20数年前の頃の私です。

社員が3名でしたから、24時間の体制の中、365日、休みなしでした。

時折、一睡もできないようなこともたびたびでした。

疲れと睡魔、そして緊張の毎日でした。

たぶん、知らないうちに何度か胃に穴があいていたかも知れません。

そんなときの、自己の中での気持ちを次のように決めていました

もちろん通夜が無いときですが、夕方の5時は、私の土曜日で10時以降が日曜日

と言う決め方です。

すると、なんとなく、毎日が土曜日・・・!、毎夜日曜日が来る・・・・!

自分に言い聞かせた、懐かしい昔の話です。

今は、とてもそんなことはできませんが、休みのありがたさは、身に染みております。

週時間の制限や、休日の取り方で、今の世の中は恵まれていると思います。

それでも、うつ病や、自殺する方の多いご時世。

いったいなぜなのでしょうか・・・・







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

365日24時間

2006-12-17 18:09:44 | 葬儀費用
何処の葬儀社さんも同じようなことを、書いてあります

葬儀はいつ起こるか解らないからです。

24時間営業と、24時間対応と、24時間受付とかありますが

微妙に違います。

24時間営業とは・・・当直者が常勤でおり、夜中の来訪者でも対応が可能です。

24時間対応とは・・・当直がいる場合と、いなくても急務の場合に、適宜対処することの意味でしょうか。

24時間受付とは、葬儀に確実な発生の場合の、対応で、夜中の搬送でも、手配ができる(アウトソースの場合もございます)と言うことです。

24時間社員を拘束することは大変な人件費を労します。

私どもの体制は、3名が毎日当直で、亡くなる方が多い場合(同じ時間に3件くらいの時がございます)は、近くから担当者の呼び出しになります。

基本的に夜中でも市内であれば、3~40分で病院到着を、心がけております。

家族の方の、不安な時間を最小にしてあげたいからです。

365日、24時間・・・・

今年も、除夜の鐘は、寝台車の中で聞くかもしれません。

正月の3が日くらいは、閻魔様に休んでいただきたいのが、

正直なところでしょうか・・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あかり

2006-12-16 19:05:01 | 草木と道順庵
道順庵を彩るもの、草木と野の花、夜のあかり。

そして、子猫のしぐさ・・

ここの庭は種々雑多の山野草や、名の知れぬ草花の宝庫です。

きちっとした庭ではありません。

思いついたら、花を植えたり、草をむしったり・・

そんな庭を、脇からあかりがサポート致します。

時には、お月様にも協力をいただいております。

でも、道順庵を利用なさるときは、雨模様の時も・・・・

小雨でしたら、なみだ雨ですね・・・、とか思えるのですが、こればかりは

おてんとう様とご相談になります。

せめて、私のお天気だけは、いつも、晴れでいたいのですが。

葬儀社の方は、皆さんが想像してるより、意外と明るい方が多いようです。

ご家族様の前では、明るすぎることはできませんが、

暗すぎるのも如何なものでしょうか。

故人様を迎えるとき、沈んだ気持ちで接しなければ・・・

昔は、私もそうしないといけない・・・そんな考えで仕事をしてまいりました。

今、家族葬の道順庵では、温かく迎えたいのです、その温かなぬくもりの程の明るさ・・と言ったらよいのでしょうか・・・

庭の明かりのように、点いているのが当たり前のような、

自然の明るさで、お迎えも、お送りもしたいのです。

自然に同化して・・・・

草花が見送るように・・・










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする