ひと月後のお礼

たち日・・・命日ということですが

この辺では亡くなってから

一ヶ月目の命日を「たち日」と言っています

そんな訳かどうか

今朝は３月のはじめに葬儀をされた方が

お礼に見えられました

鉢の花を添えてです

考えてみたら・・そうか一ヶ月か・・

たち日に納骨をしたり

供養をしたりと

いわば４９日の法要を「たち日」でなさる地域も

あるのです

あるいは、やっと落ちついいて

今日は日曜日だからお礼にと

お見えかも知れませんが

何れにしても、態々ここまで見えられ

お花まで頂戴して恐縮あります

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

人を送るお手伝いができることは

私たちのこころの花も散らず萎れず

咲いたままでいたいと思います

お礼はそんな花の肥料と水になって下さいます・・

そして、小さなこころの花が少しでも世の役に立てれれば幸せな

存在であります・・・


庭の桜は今日も満開です

　　　　　　　　　　　

さすが・・

当社の社員が葬祭コーディネーターコンテストで

最優秀賞をいただいたそうです

（なんと私は、安宅ホームページ、「社員日記」で知りました・・！！）

これは凄い！！

普段のままのスタイルで望んだそうですが

それが「出せた」だけでも

真剣さが読み取れます

私たちは「葬儀社」の論理ではなく

ご遺族の側に如何にたてるか

そこが評価のモノサシではなかったかと思います



ふ～むぅ・・

普段から、行なっているから

普段のことが出来るってこと・・・

見習わなくては・・・

のびぃ～

疲れたときののびぃ～は

身体をリフレッシュさせてくれます

同じ姿勢で長くいますと

あちこちが不具合になります

人は、動いているのが

本来の生き方なんでしょう

さぁ～

のびぃ～をして・・・




また　　寝るかね？

そうですか・・・

今日は庭の手入れをしていたら

玄関先になにやら２人の妙齢のご婦人が立って

おりました

「予約しないと」

「食事は無理ですか」

・・・

ここは食事の場所ではないのですが・・

桜を見ながら散歩していた方たちでした

せっかくですから、よろしければ

中をご覧下さい

ということで、手を休めてご案内です

まぁ～お茶でもと

桜以上の世間話に花が咲き・・

楽しんで帰られました


散歩の楽しみは、

「小さな発見」や「予期しない出会い」

との可能性があることです



こんなところに、抵抗も無く

お入りいただくのは

普段からの当社のイメージが伝わっているからでしょうか

ありがたい話しです


散歩のついでにお立ち寄り・・・

これまた

大切なお客様です

「こんなところがあったのね・・・」

そんな言葉をいただきながら

安宅のブランドが少しづつ

高くなるといいですね・・・


　　　　　　　　　　　　

売り物その何回目か

道順庵のうりものの話しは何度かしていますが

ここは

葬儀社なのに

葬儀以外のものを売っています

もちろん「別料金」でということはありませんが

ここに「居たい」とか

ここが「居心地」がいいとか

こころが「休まる」といった

ありそうで無いものがここにあります

こんなのも



ありそうでなかなかありません



草花もそうですね

勝手なワタシタチの想いも

無料で売っています

桜のほくろもです



今日は見学会がありました

いろいろ見ていただいて

感じていただいて

少しでもこころにゆとりや豊かさが

持ち帰られていただいたなら

それだけで

ここの役目の８割は出来たことに

しております

　　　　　　　　　　　　　

期間限定

開花の予想はついても

散る予想はつかない


お腹が空けば身体が教えてくれます

結婚の予測もある程度はつきます


わからないのは葬儀のこと

いつ、どこで、が誰にも予測がつきません

そのワカラナイ予測を予想しながら

葬儀社さんは働きます

ときどきは

居眠りなどしながら・・・

軽というくるま

春ですね・・



桜の下には軽自動車が・・・寝ています？・・




葬儀社さんの車は白かシルバーです

しかも軽自動車

お客様には

高い葬儀を望みながら（笑）軽が一番と

胸を張る・・

でもねぇ・・

軽ほど便利な乗り物は無いですよ

人気の軽は中古車でも割高ですけどね

維持費が安いし

お金持ってても

お金持ちに見えない（功罪・・どっち）

世の中軽だからって軽く見ないほうが

良いですよ

今の軽は

進んでいるのですよ・・

私が望むなら、軽は

２人乗りのスポーツカーで

しかもスパルタンで

車重が７００キロくらい以下

軽量化の為に３００万くらいのやつ

しかも「いじれること」が基本

そのくらい、軽さにこだわる車がいい

あとは、エアサスで超静粛なクルマとか

キットで買える（ホームセンターなどで）

簡単なクルマとか

まぁ～世の中軽しかないと思えば

もっと軽の世界がひろがりまっせ・・・

メーカーさんも

軽で「儲かる」には

もっとニッチでレアなくるまを

作って欲しいのです

軽の良いところは、小さいから事故も減り？

見栄も働かず、コストが安い・・・と、

いいことづくめのようですが


やがては、軽にも乗れない時代が

やってきたりして・・・

　
ふぅ～・・・・・

そしたら

「自転車」が一番と

声を張り上げましょう・・・・

花開く

急な開花です

あっという間に



桜開花

明日と

明後日は家族葬のお客様に

この時期だけの

桜がもれなくプレゼント・・・・

お葬式だから

楽しくはないでしょうが

最後の花道は

華麗に・・・

逝く人も

送る人も

こちらは一足早く咲いた

河津桜です　　　　　　

給料が上がったって・・?

大手の製造業が賃上げに・・・

いったいどこの国の話しやら（笑）

オマケに正社員だけ？・・


不況とは

仕事があっても

利益が無ければ

ボランティアですね

利益を生まないのは[出振れ]？のせいかいな

輸出産業でもない葬儀社は

恩恵や如何に・・


葬儀業界の「小さな葬儀」への移行はかつて無いほど

業界を瀕死の状況になりかけて（もうなっている！！）おります

要は顕著な「売り上げのダウン」であります

「だって葬儀社は儲けすぎだから良いんだよ」などと

どこかの国みたいな話しは

さすがに減ってきたと思いますが

忍と耐は

真面目な葬儀社さんたちの限界に

近いのではないでしょうか

世の中の景気とともに

財布もこころも豊かになれば

故人に対する想いや意識も変わってくるのではと

思っております

経済が豊かにならねば

こころも豊かになりにくい・・・

う～むぅ・・・

正直な世の中なのかいな・・



さてと

今日はお天気も良く

あたたかな一日でした



　　　　　　　　　
ボケにも花がさき大ボケに

春は何となくうきうきしてきます

シアワセは足元に

花は

寒くても

なんにも言わないんだなぁ・・

　

暑いの、寒いの、風が強いの、雨は嫌だの

愚痴れる幸せに

人間は気がつかない・・・


仕事がきつい、給料安い、休みくれ・・・

働ける幸せに

疎いワタシ・・・


お葬式も考えてみれば

生きている人が行なうこと

生きているからできる事

お葬儀が出来るってことは

だから

シアワセなのかなぁ・・・

　　　　　　　　　　　　　

はる

ひと風ごとに

春が近づき

ひと雨ごとに

芽が伸びる


　　　　　　　　　

年のせいか

春の花が見れるのは

幸せに感じてしまう・・

そんな中


桜見ずして旅立つ人に

N女史の心根で

庭に咲き始めた河津桜の小枝を

プレゼント・・・

誰もが今年も桜が見たい筈なのに・・・

柩の片隅の一輪・・

家族の想いも込められて

風に揺らぐ花たちや

自然に見送られ　　　　　　　　

自然に帰っていく

桜は

まもなく花開く・・・


　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

究極のサービスって？

ここに一枚の座布団があります

座った跡がありました


外は風が冷たく寒い日でしたが

ガラス張りの内側の縁では陽射しが温かく

ここで腰を掛けていたのでしょう

庭には、少し花が咲き始めています

道順庵のサービスの一つが

こんなことなのです


庭が見えたこと・・・？

陽だまりで暖をとったこと・・？

寝不足を埋めたこと・・・？

いいえ・・

家族の方の喪失感は

何かをする・・とかではなく

「何もしない」で

ただ、そこに居るということが

できる空間が必要なのです

だれにも気を使わず

その人だけの場所と時間が必要なとき

座る場所

　　　　　　　　　　　　　　　


それには

自然が感じられるところが良いのではないでしょうか・・

究極のサービスは

何かをしてさし上げるのでは無く

何もしないでも

「此処がいい」と思えることでは

ないでしょうか・・・

風が・・・

もう・・・風が強くて・・・

嫌になっちゃいますね

なんてったって、空が見えない・・・

目に見えない埃がうちの中から・・肺の中まで

容赦なく侵入ですから


宇宙規模の洗濯機で地球を洗いたいくらいです


ところで葬儀社さんの敵は

風の強さと言う事を以前に話しましたが

今は式場葬ですから

風の影響は無い・・・

いやいや、ことは無い・・のであります

自動ドアが開けば床のマットはめくれますし

ビル風も起こります

式場案内の看板も「そっぽ」を向いて矢印が逆になったり

何処かに飛んで行ったり・・・

オマケに背の高い幌の軽トラックは

橋の上で横転するくらいの

危険運転ですし・・・



まぁ～自宅葬の時代からみれば

全然影響は少ないですがね

顔を隠れるくらいのマスクをしながら

ティッシュを山ほどポケットに押し込む

やな季節ですなぁ・・・

風吹けば、桶やは儲かる？

うそだぁ～

葬儀から生まれるもの

葬儀はこの世での最後のまつりごとになります

「今日で終わり」とばかりに

自分ノートを閉じるのです

一人が間違いなく

この世から消えていきます


葬儀は、しかし

終わることだけでしょうか・・



本当は、見えないけれど

バトンが渡され、しっかりとこころの手で

握っているのにです


お葬儀から生まれていくもの・・・・

見えないバトンは

渡されたのですから

後は

受け取った方の生き方になって

新しい芽を育んで

大空に花を咲かせる番になりますね・・・

お葬儀とは

なくした悲しみを超える力を

与えてくださる儀式と言うことでしょうか・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

でんぱ装置

これはボールペンでございます

ちょっと変わっているのは

胴体が宙に浮いていることです！！

（なんてことは無い、磁石の作用で浮いてます）

たかがボールペン・・・

されど

楽しめる（あれぇ～・・・？）ボールペンです

結構高かった・・・のです

さて

今日のテーマは伝播です

どうしたら道順庵のことが

他人に伝わるかという話しですね


もうかれこれ１０年少し経ちましたけど

「こころのいおり、道順庵」は

少しづつお口の伝播で

じわじわと市民の方にも

伝わりつつあります

「もっと多くの方に」

「もっと早く・・・」

等とは、考えておりません

だいたい、一度にたくさんの葬儀などできないのですから

月に１０件もあれば

良いと考えているのです

商売ですから、たくさんの方に

ご利用いただくことは嬉しいことですが

そのために

「今」使用している方に

ところてんみたいに、時間とか、段取りとかで

押し出すような、流れにならないように

線引きをしていかなければ

ここの特長は生かされないと考えております

あくまでも

「使用する方」のための

場所なのですから

葬儀社さんの論理で考えてしまうと

「ドコモ同じ」葬儀社さんになってしまい

「伝播障害」が発生するのであります

「伝わる想いの家族葬」を謳っている以上

そのためだけに、スローに生きていけばいいのです・・・

細く・・・長く・・・