一日/一生 「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて
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(これはすみれですかね)
お葬式は黒い服
花には団子
ポップこーにビール
若いねぇちゃんと金持ちじじぃ・・?
これにはこれ
道順庵の桜には
下で咲く花にら(正式名称イフェイオン)
が一面に咲くのですが
今年は花にらの開花が遅れております
桜は菜の花と合っていたりもしますね
やはり、主役を引き立てる役目も
必要でしょうし
本当はそちらが「主役」かも知れません
お葬式も「故人様が主役」ですから
引き立て役になれることや人が居れば
その一生に重みが増すのではないでしょうか
そしてまた
その重みを改めて感じ入る・・・
散りていく
薄墨桜も
風の舞
まだ、散るまでは行きませんが
どうも、桜は咲いて良し、散って風情あり
入学も卒業も結婚も、お葬式にも
お手伝いをする
万能選手なのであります
河津桜も終わって
道順庵はソメイヨシノの桜が
咲き始めました
芸能界でも
団塊の世代の訃報が日増しに届く今日
そんな「他人事ではない」世代の自分も
今を生きていることに
ため息をついてはみたものの・・
あ~
今年も桜が見れた・・・
これだけで幸せを感じてしまうのでございます
もう満開の時期
少しは浮れてみましょうか・・・
春の到来は花たちの開花で
時期を知らせてくれます
桜の花も三部咲きくらいでしょうか
チューリップの蕾も出てきました
そんな花たちが咲き誇るころの時期は
温暖になるため
お葬式も一段落する時期にも
なってきます
見て欲しい時期にお客さんがこない・・・
なんて
意識するのは
私たちだけ
花たちは
時期がきたら咲くだけ・・
もちろん
「散ること」なんぞ
考えてはおりますまい・・
石油ストーブの灯油のタンクも空になり
注文の可否に迷う今日この頃
春はもう
庭の中・・・・
鏡を磨く
綺麗にすればするほど
写る姿に
他人のような
自分が居る
いくら磨いても
鏡の裏は見えない
こちら側しか
映さぬ鏡
鏡を磨く
錆や綻び目立ってきても
これもよしとして・・・