贅沢なこと

四季折々の花々

何時来ても、何れかの花のお出迎え・・

道順庵での贅沢の一つは、

花が咲くときの、それまでが、土の中で頑張っているように

見えない部分の努力が、花をきれいに咲かせることです。

見えないところに、精を出すことが、

道順庵の真髄なのです・・・

今日の家族葬の方には

この、牡丹一輪がサービスです・・・

花祭壇は・・・

家族葬が増えてきております。

それと同じように、花の祭壇が増えております。

ところで、お花の祭壇は、各社の技術がまちまちです。

大手の会社は自社の生花部を持っております。

自社の場合は自由度が大きく取れるメリットと、

競争が無いデメリットが存在するようです。

また、効率化のため、自社の単価にシビアな企業もございます。

花屋さんも、それぞれです、一概に良い、悪いの判断が難しいです。

それは、人の個人差による技術のレベルがまちまちですし、

花屋さん自体の考え方も違うからなのです。

さて、道順庵の花屋さんはとても「こだわり」のある

Ｔ花店です、良い意味で「仕事師」の鏡みたいな団塊世代の方です。

時に、道順庵以上のお客様の高い評価を頂きます・・

蕗だまり

小花が、身を寄せ合うように咲いている寄り合いは、

きれいに見えますが、蕗のカタマリは、花が無いだけ

何となく、華やかさに欠けて見えます。

しかし、蕗も「おいしいのです」

道順庵のいつものＮ女史には伽羅蕗を作っていただきました。

花は見ることで心の満腹、蕗は胃の満腹に貢献いたします。

道順庵では、何でも満たしてくれる

アリガタイ　存在です・・・

ありがとうございました

道順庵の見学会に３０数名の方がお見えになりました、

いつものように、質問の中で心配なさっておられるのが、お寺様の

件（お布施・戒名等）ようです。

しきたりや、宗教的なこともそうなのですが、

やはり「費用」が一番心配のようです。

いったい「いくら」包めばよいのやら・・・・

解らないから、不安になりますね、そして、お寺様に聞けないからと

葬儀社さんに聞いてきます。

う～ん・・・いつものことのように・・・

私にも解らないのですけど・・・

何かのモノサシがあると便利ですね。

透明の・・・はかりが・・・

石の上にも

庭の踏み石です。

少し苔が生えてきました。

石の上にも三年・・・

風雨にさらされても石の形は変わりません。

文句も言わずに佇んでおられます。

苔が、悟りを開いた古老のように

髭を蓄えているようにも見えます。

硬い石がやわらかく見える・・・

私もかくありたいものです・・・

意志は固く・・・石は柔らかく・・・

今日は、道順庵の見学会です。

四十九日と3ヶ月

人が亡くなって、49日目が、仏教で言う四十九日

（満中陰ともいいます）俗に言う「忌明け」法要です、

無事、向こうの世界に着いた、安心の記念日みたいなものでしょうか。

よく、49日が3ヶ月にまたがると良くないから・・・

早めに法要をしたいのです、という方が居りました。

どういうことかと言いますと、

「始終　苦（49）　が身（3）に付き（月）ます」

ということなのです。

なる程・・・・う・うまい・・！！

迷信や俗信、否定するのは簡単ですが、

う～ん・・なるほど、昔の人は、

洒落がきいておりまする・・・

戻り食事

この地域では、ほとんどの方が式場で葬儀をなさいます。

そうなさいますと、火葬場より戻ってからの初七日とか、食事は、

次の方の、利用が困難な状態になります、従って、火葬場での

食事が、主流になってきて、９割くらいの方が、その流れで動いております。

昔は、火葬場から戻ってからと言うのが主流でした。

今では、昔と同じように致しますと、「時間がないから」

ここで帰ります・・・と言う方が結構おられます、食事がたくさん残ってしまう

こともございます。

実際の精進落としの食事の時間は、疲れているせいか、早く帰りたいのでしょうか

３０分もしますと席を立たれる方が多いのです。

年配の方は「昔はこうしていたんだから」と、伝統を守り抜く

力が強いようです。

どちらが良いかはわかりませんが、確実なことに「時代は」変わって

来ている、と言うことです。

戻り食事も道順庵を利用する方もありますが、

３～４０分でお帰りになりますと、

「そんなに急がないで・・・」

という思いもございます。

しかし、お疲れの中でのこと、

ご法事の利用の時には、ゆっくりと、故人様を偲んで

頂きたいものです。

なわばり

どんな世界でも、昔は縄張り意識がありました。

動物の世界では、同じように自分の「エリア」を守ろうと、

本能でいきております。

葬儀社さんも、昔は他社のエリアを無造作に営業しない、

暗黙の了解みたいなものがありました。

今の時代は、まったくありませんし、さらには他社の非難中傷を

平気で話し、会員の募集とか、している営業マンも少なからずおられます。

しかし、選択するのは、全て、家族の方にございます。

道順庵の家族葬では、他社の云々とかには興味がありません。

道順庵の魅力を、只々お話しするだけです。

聞いて嫌なことは、誰にとっても、

たぶん、イヤなことでしょうから・・・

だって、安いだもん・・・

家族葬だから、きっと安く出来るハズ・・・

安く出来るんだったら、家族葬にしようよ・・・

お寺さんも「故人の意志だから」っていって呼ばないで安く上げようよ・・・

・・・・・など、など・・・

安くするための手段として、方便を使う方もおられるようです。

家族葬は本来家族の方で、手厚く、心のこもった葬儀をしてお送りする、

と思っておりましたが、費用の事が第一になりますと、現実は理想と

違う形になる場合もございます。

お葬儀は確かに安くはないでしょう。

しかし、故人の「意志」で・・・という下りは、本当でなければ如何

なものでしょうか・・・

故人様の生きてきた「価値」というものがございます。

今、私たちが生きているのも、ご先祖さまの「おかげさまで」という

言葉の意味を改めて考えること、

それこそが、葬儀そのものの意味なのかもしれません・・・

葬儀社さんで何が買えますか

葬儀社さんの売り物は、と聞かれて、何と答えるのでしょうか、

心を売りにしています・・・

祭壇がきれいです・・・

建物がきれいです・・・

一日一組です・・・

どれも、「そうですか・・・」と、納得できそうですが、

家族の方は、並べた売り物の中から、「欲しいから」買っているのでしょうか

実は、もっと違うものを望んでいるのでしょうか。

本当のところはなかなか解りません。

家族葬の道順庵では、家族の「絆」を今一度見直すこと、

ただ、一晩傍に居ること、などを、考えていただけたらと、

人への「想い」を重視させていただいております。

売り物は他と似てはいると思いますが、

押し付けることだけは致しません。

規格以外のオプションなるものも、ほとんどございません。

「絆」とか「想い」にはそれ以上のオプションが必要としないと

考えております・・・・

ちいさいと損ですか

ひまわりに比べれば、ほんとにちいさな花です。

目立たないのが宿命ですが、「探すたのしみ」はあるようです。

目立つためには、群生しかありません。

この小さな花は、脇をとおりかかった「子猫」ぐらいしか

その存在が解りません（お花に興味があればですが）

旅館でも、グルメのお店でも、『ちいさくても探してきてくれる』

そんなお花（お店）を探すのも、探す方にしてみれば

「たのしみ」なのでしょう。

家族葬の場所を「たのしみ」で探す方はいないと思いますが（笑）

結果として、探せたときは、この黄色の小花のように、

なぜか　ほっと　するのではないでしょうか。

道順庵で咲く花は、可憐で守りたい存在なのです・・・・

ののはな

道順庵の、ののはなは沢山咲きます。

花大根もどこにでも咲く花ですが、これも野の花の代表ですね、

誰が植えるでもなく、自然に、春になると、いつの間にか咲いております。

当社の、相談室の名前が「ののはな相談室」になっております。

なにげなく、小さく、誰でも、そして、いつでも相談ができる

さわやかなところで在りたいのです。

庵の部屋のテーブルに添えて居りますのも、

是もまた、いつもの

道順庵のことです。

道順庵で感じる春の　に　ほ　ひ　は、神様の

「今月の」プレゼントなのです・・・・

今日は供養会でした

今日は道順庵はおやすみです。

それは、当社のペット部門の「やすらぎの郷」にて

春の供養会でした。

毎回1000人近くの人が来ますが、今年は少し少なかったようです。

当社で20人以上のスタッフが必要となりますので、各部署から応援を

要請致します。

道順庵同様、やすらぎの郷にも、猫が何匹もおります、

参列の皆様に可愛がられているせいか、物怖じもせず、抱かれては

寝たまんまです・・・

しかも、太ったまんま・・・

う～ん・・・、多少は遠慮も必要かと・・・・

それにしても、今日の風の強さは、

頭の少ない毛が、猫以上に乱れておりました。

秋にもありますので、お天気がよくなるように、

今から、功徳を積みましょう・・・

蹲

古びた蹲（つくばい）

水がチョロチョロと流れております、

なにぶん古いものでして、そろそろ新しくしないと・・・

それにしても、なぜか、水の音と言うものは、心に響くのでしょうか・・

水の流れが諸行無常の代名詞のように、元に帰れない宿命だからなのでしょうか

道順庵が井戸でなかったら、水道代が・・・・

何しろ流しっぱなしの場所が４ヶ所もあるのですから、

風情は、多少のお金がかかります（笑）

「古い蹲なれど　新しき水　春を浮かべて　流れゆき

　彼の人想う　静寂なひととき」

今日の法事の子供さんが、可愛い顔して寝ております。

ちょろ・・ちょろ・・の音のなか・・






　　

脇役もやがては主役に

道順庵の桜の木の下には、時期を同じくして

にら花が咲きます。

桜はあっという間に風の中に消えて行き、

にら花はまだ咲いております。

桜の満開時には上を眺め、

今の時期には、人々は下を向いて、

主役の「にら花」を眺めております、

桜の引き立て役を終えたご褒美に、

写真をいちまい・・・

カシャ・・・・