世界的に新型コロナウイルス感染者数が増え続けている。日本では、医者が必要と認める全ての患者へのPCR検査が十全に行われていない、等々不安が増す日々。
もう2週間以上前のことになるが、2月22日(土)に、2週間ごとに通っているかかりつけの医院へ行った。いつもとは違う雰囲気で、玄関のドアには次の様な張り紙だ出されていて、そこには
《都合により、2月19日より受付時間が下記の様に変更になりました。
①かかりつけの慢性疾患の患者様の定期受診の受付時間は
平日 9:00~11:30 16:00~18:00
土曜 ・・・・・
②上記以外の患者様の受付時間は、完全予約性で
平日 11:30~12:30 18:00~18:30
土曜 ・・・・
②の方は電話予約がないと受付出来ませんのでご了解ください》と書かれ、①の患者と②の患者の受診時間が完全に分離されていた。
私は高血圧を診てもらっているが、①の慢性疾患に当たるか否か良く分からなかったので受付で聞くと、「当然、慢性疾患でこのまま受付出来ます」とのことで、診察して頂いた。診察後、ドクターは受付時間を分離しなければならない理由を私にも詳しく説明してくれた。その趣旨は
「コロナウイルス感染に関して、今一番警戒しなくてはならないのは院内感染です。慢性疾患のある高齢者と感染されている可能性のある方が同席し、感染が拡大して行くことを何としても避けなければなりません。それに対しての厚労省の要請・対応はあまりにも不十分です。そこで当院では、両患者さんの受診時間帯を分けたのです。風邪の症状で来られた患者さんには暫くお待ち頂いています」との説明で、良く理解出来た。
この日から1週間以上経過して、多くの病院や医院では、単なる熱などの症状のある患者と感染の恐れのある患者の待合場所を別にするか、時間帯をずらしての診察を始めていた。この事を知って、かかりつけ医院のドクターに先見の明があったことを改めて感じた。
一昨日もラジオ体操へ行く前の6時15分ころ、医院の前を通ると消毒と清掃作業が行われているのだった。ここの医院だけではないだろうが、町医者さんレベルでも感染不拡大に向けての懸命な努力が続けられていることを目の当たりにして頭が下がった。
私は人込みを避ける意味でも早朝散策を続けている。閉塞感で気が滅入る日々に不忍池の開放的な雰囲気が気持ちを明るくしてくれる。この数日間、足は自然と不忍池方面へと向かった。一昨日も出掛けて行くと人はいつもより疎らだが、池には多くの鳥たちがやってきていた。
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