マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

プリント作成ソフト「Studyaid D.B」を購入

2022年03月11日 | 数学

 昨年の今頃のブログに「見覚えのある図形だった」と題して文京区立昭和小学校の授業に触れた。そのブログの最後は「図形を手書きで描いたのだが見栄えの良いものにはならなかった。一工夫が必要と思っている」と書き終えていた。工夫の最終結論はプリント作成ソフト「Studyaid」を購入することだった。
 数学の問題に関連して、数式や図形をプリントに印刷しようとする多くの教員などは「Word」以外ならば、数研出版のソフト「Studyaid」を使用していることだろう。私も25年ほど前からこのソフトを利用して試験問題や授業用プリントを作成していた。非常に便利で有難いソフトだった。ところが現役時代に使用していたパソコンを「Surface」に買い替えた段階で、そこに「Studyaid」をインストールしなかった。出来なかったとも言える。芝浦工業高校の講師を最後に数学を教えることが無くなり、特にこのソフトを利用しなければならない場面は消えていた。
 ところが種々の事情からこのソフトが必要になって来ていた。ただ、値段は2万円以上するので足踏みをしてしまった。コロナ禍となって友と一献傾ける機会が減ったのは大変残念だったが、反面財布の中身は少し豊かになったのだ。そこで昨年このソフトを購入しパソコンにインストールした。
 最近は特に、マーティン・ガードナー著などのパズル問題を解き始め、数時間考えることも多くなっている。その問題が解けた時などにはその解法を記述しておけば良いのだと気が付いた。
 このソフトを上手く用いれば、ブログで数学の面白い問題を紹介することも出来ることに思い至り、このソフトの再使用に気合を入れて取り組み始めた。今後時折数学の問題やパズルを取り上げてみたい。
 とういう訳で、今回のブログではマーティン・ガードナー著『数学ゲームⅡ』に載っていた問題を紹介したい。パズルを解くのがお好きな方は挑戦してみて下さい。初めて接する、面白い問題だった。
 「先日、妻と私はあるパーティーに出席した。そのパーティーには他に4組の夫婦が出席し、参加者は丁度10人だった。そこそこで挨拶の握手が交わされたが、自分自身と握手をしたものはいないし、自分の配偶者と握手したものもいなかった。
 さて握手がすっかり終わったとき、私は妻も含めて他の全ての9人に、幾人の手を握ったかと尋ねてみた。驚いたことに、それぞれは皆違った答えをしたのである。では私の妻は何人の方と握手をしたのだろうか?」
 解答は「Studyaid」を用いて、来週の金曜日に。
 追記 「Studyaid」では下図のようなプリントを作成出来た。

 


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