2月20日(月)~21日(火)の2日間にわたって開催された第29回「輪投げ大会」で、私達富士前福寿会は優勝し、大会2連覇を果たすことが出来た。初日の予選会では参加48チームのうちから15チームが予選通過。2日目はシード9チームを加えた24チームでの決勝ラウンド。結局、参加57チームの頂点に立てたことになる。
この大会の第1回は2003年に実施され、その後、毎年2回ずつ開催されて、今回が第29回大会。過去の詳しいことは知らないが、連続優勝はそう多くはないだろうと思う(後楽クラブが達成されたことがあった。他は今のところ不明)。連覇することが出来、本大会にその名を刻むことが出来たと言っても過言ではないだろう。(写真:右は賞状、下は開会式)
ゲームの流れ。第1ゲームは得点が94点で4位の出足。第2ゲームが112点で2位に浮上。第3ゲーム目も100点台で1位に。以下5ゲーム目まで最低でも90点台の点数で1位を維持。最終6ゲームを残して、2位とは32点差。これならば何とか逃げ切れるとの思いを抱きつつ最終ゲームへ。
しかし、落とし穴が待っていた。81点しか得点できなかったのだ。2位の“根津寿クラブ”が114点以上取れば逆転。2位に甘んじなければならなくなる。ひやひやの思いで、相手チームの結果を待っていると、105点、8点差で辛うじて逃げ切った。前回の610点には及ばなかったが589点。(写真:区議会を一時退出し、開会式で挨拶する区長)
我がチーム5人のうち目標点をクリヤ―したのは3名で、私を含め2名は70点台で目標に遥かに届かなかった。特に会長は目標点160点を20点超えての181点。2ゲーム目では、9点棒に5本を含む52点。名人芸で、それが優勝の原動力。彼からその力を貰おうと何人もの人から手に触られたそうな。熊坂さんが148点、会長夫人が117点で3名が目標突破。都大会に参加することとなった。大会後の“優勝祝賀会”の味はやや苦かったが、皆強気になっていて、都でも10位以内を目指そうと。
面白い話を聞いた。9個の輪が全て得点棒に入る“パーフェクト”が初日の予選会で出たそうな。29回を数える大会で2人目。しかしそのチームは予選会の通過ならず。このゲームが団体戦であることの象徴。
驚いたことは、やはり予選会には95歳の高齢者が参加。それなりの得点をあげていたとのこと。そういえば、選手控室で目の前に席をとった“寿同志会”の皆さんの中に90歳の方が2人も。それぞれ年齢よりお若く見え、顔の色つやも良い。このゲームは高齢でも可能なことを改めて認識した。平均年齢が74歳の私達のチームなどは“若い若い”と言われてしまう。“花の命は短くて”と言われない為には練習に励む他かないか。
今日の一葉(昨日は日の出が6時20分。その時刻に屋上から撮影)