岩本町・東神田ファミリーバザールの一環として、「お茶の水渓谷クルーズ」があり、12月7日(日)、源氏の会会員の水越さん・島谷さんと妻・私の4人で参加してきた。
このバザール、今回で71回目を迎えていた。第1回は、ほんの小規模での出発だったそうだが、回を重ねる度に大きくなり、最近では年2回、12日に及ぶ大規模なイベントとなっている。何せ衣類などの問屋街の岩本町。問屋さんが多数出店を連ね、卸値での販売品も多々あるということで大人気となっている。
そこに、クルーズというイベントが加わったのはいつの頃だったのか。2年前の5月には、和泉橋から柳橋まで神田川を下り、隅田川を言問橋までを巡って、船上から東京スカイツリーを眺めたのだった。今回は逆に和泉橋→お茶の水渓谷→水道橋までを遡り、そこからUターンして来るコース。神田川は聖橋と和泉橋間をまだ通ったことがなかったので、私にとってはラッキーなコースだった。
(人出はこれから)
11時の乗船券を購入しようとしたが、既に売り切れ。結局12時半スタートの乗車券(800円)を購入した。乗船までの2時間弱を、バザールの会場を見て回った。衣類から日曜雑貨まで多種多様な商品が並ぶ。私たちは、お安い、皮の手袋を780円で購入。昼食を和泉亭のランチ880円で済ませ、12時10分に乗船場に並んだ。既に乗船待ちの長い列が出来ていた。船は右写真に見るごとく、50人乗りの、三浦屋所有の屋形船。少し乗船が遅かったので窓側の席は埋まっていて、中央のテーブル席でのクルーズとあいなった。
定刻10分前にスタート。直ぐに目に入る、かって中央線が停車した、煉瓦造の万世橋駅跡と万世橋。これが美しい。少し進むとJRお茶の水駅。ここは今バリヤフリーの工事中で、エレベータが来年には完成するとのこと。見上げるという視点からすべてが新鮮に見える。更に上流の右岸は護岸工事がなされ、この間は工事のオン・パレード。川に架かる橋の、昌平橋・聖橋・お茶の水橋・水道橋はすべて通ったことのあるお馴染みの橋だ。途中からは、船の屋上に出ることが許され、地下鉄丸の内線や中央線の電車姿を狙ってシャッターを切った。あっという間の、1時間の乗船でクルーズ終了。
このところクルーズづいている。新年は”クルーズで初詣”を申し込んであるが、これには抽選あり。果たして幸運は舞い降りるか。(万世橋駅跡)
(お茶の水橋の向こうには中央線)
(地下鉄丸の内線が姿を現す)