どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フローズン・タイム」

2018年06月10日 | 映画
随分と前にテレビ録画したままだった映画「フローズン・タイム」を鑑賞。
撮影や編集の凝った作りの映画で失恋した男の悶々とした日常をダラダラ撮ったような展開で始まりますが段々と奇抜な映像表現やユニークなキャラクターが出てきたりして見始めたら不思議と飽きずに見る事が出来て最終的には憎めないチャーミングで美しい恋愛物語としてうまくまとまっていた。
スローモーションとかフリーズとか映画的な効果を上手く使っていてアート的な良さも感じれました。
原題はCASHBACKです。



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「万引き家族」

2018年06月09日 | 映画
カンヌで賞獲ってニュースや宣伝で沢山紹介されてて見たくなった映画「万引き家族」を早速鑑賞。
短いエピソードの自然な積み重ねの流れの中から徐々に登場人物の背景が浮かびあがって来る展開がじわじわと効いてくるような内容で思ってた以上に嘘みたいな凄い展開を見せてくれました。そんな内容ですが細かな所でリアリティが感じられて家族のそれぞれの悪い所と良い所が感じられて本当の家族では無いけれど絆のようなものがあり憎めなくて良いものを感じれた。
そんな日常がユーモアもあったりして素敵にも見えたりした。特におばあちゃんが海ではしゃぐ家族の姿を眺める場面でね。樹木希林の芝居というか存在感と子役の表情と芝居が凄く良かった。っていうか全ての役者の存在感と芝居が素晴らしかったですね。
役者の演技で魅せてくれて物語は後から付いてくるような印象。
ラストの女の子の視線や心情が何とも切ない映画でした。実の親じゃないけれど万引き家族の方が良かったなぁ…みたいなのを個人的には感じました。
宣伝で感動作っていう風に煽られましたが感動とか涙って所までは僕には感じられず、良かったけどなんか複雑な感覚になる映画でした。


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「ジャック」

2018年06月08日 | 映画
DVDでコッポラ監督作でロビン・ウィリアムスとダイアン・レイン主演の映画「ジャック」を5.1ch 大画面で初鑑賞。結構コメディ要素の強い現実離れしたお話でしたが芯がしっかりとしたドラマで最後は感動して涙させられました。決してお涙頂戴の暗い悲しいものでは無く前向きで明るいものでもあったのが良かったです。
まだダイアン・レインも若くてロビン・ウィリアムスもこういう役上手いなぁ~というかノッてた時期でしたね。既に彼は今は亡き人となってしまいましたが…。
結構最近のようで随分と昔の映画だった事を感じさせられました。
コッポラ監督の亡き息子への想いのようなものを感じる事も出来て娯楽作としても良く出来てるけど、哀しみと希望のようなものも感じれました。


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「未来惑星ザルドス」

2018年06月08日 | 映画
中学生の頃だかに見てあまり面白く無かった印象だが部分的には場面をよく覚えてる映画「未来惑星ザルドス」のDVDを見付けて衝動買い。何十年ぶりかに鑑賞。やっぱりよく分からない変な映画でしたが映像的には面白い所もあり内容も昔よりは理解しやすくて未来の人類の偏った進化の果てというか宗教的な面とか未来だか過去だか進化か退化か変わった未来が描かれてました。案外、現代のスマホやプロジェクション等の技術が未来として予測されていたようになっている点は興味深かった。
主演はショーン・コネリーでポスター見るとSF大作っぽくて派手なものを想像して期待しちゃうのですがチープなSFアート系映画だったりします。
なので最初に見た時はそのギャップにがっかり感も多かったのでした。
思ってたより裸の場面は少なかったですがヌードの多い映画だと記憶してました。冒頭の浮遊するザルドス像も印象に残ってる場面でした。



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「スターマン 愛・宇宙はるかに」

2018年06月07日 | 映画
ブルーレイで5.1ch 大画面で久しぶりにじっくりと映画「スターマン 愛・宇宙はるかに」を鑑賞。
やっぱり良い映画で脚本と構成に演出に音楽に役者陣が素晴らしいです。
広大なアメリカの風景もやわらかい映像のトーンも良い。冒頭はホラー的な緊張感で始まりスターマンが何者なのか謎ですが徐々にユーモアを感じる場面から暖かみのある愛の物語へと移行してゆき最後はSFアクションと特撮を絡めて派手になりつつも芯の部分では愛の物語として盛り上がり最後は不思議な感動と共に終わります。
何気に大学教授のシャーマンの役柄も活きていて好きです。最後に葉巻をふかす所とか何だかスカッとするものもあります。
カレン・アレンとジェフ・ブリッジスの2人が本当に良くて愛とは自分の事よりも相手の事を想う事という素晴らしいテーマを伝えてくれます。
初めて劇場で見た時はジョン・カーペンター監督の映画って事でホラー的な内容も結構あるのかと思いましたが結果的にド直球な恋愛物語で驚きと共に最高に気に入りました。
劇場で見た初めてのカーペンター監督作というのもあり彼の作品で一番好きな映画です。
ラストの玉が何なのか意味深で悪く捉えると恐ろしいものにも思えますが、ここは素直に素晴らしい良いものとして捉えたいと思います。
5.1ch での音楽はより沁みますねぇ。
随分と昔の映画ですが僕にとっては色褪せないSFファンタジー映画の大傑作!自作「油揚げの儀式」への影響も大きいです。


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「レイダース 失われたアーク」

2018年06月05日 | 映画
ビデオやDVDで何度め見た事ある映画「レイダース 失われたアーク」をブルーレイで5.1ch 大画面で何回かに分けて鑑賞。まぁ何度も見てるから久しぶりの確認のような見方でもありましたが音響はとても良かったです。
内容は改めて見ると雑な所もちょいちょい見られて気になっちゃったりもしたけど色々な見せ場が次々とあって楽しめますね。そこにかかる音楽が気分を盛り上げてくれます。
キャストの魅力もありますが一番印象的で何度も見ちゃうのはラストのアークの力で顔が縮んだり溶けたり爆発しちゃったりする場面はやっぱり良いですね。


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「イージーライダー」

2018年06月04日 | 映画
ブルーレイで5.1ch 大画面にて映画「イージーライダー」を久しぶりに鑑賞。大学の時に京都の劇場まで舞台挨拶するデニス・ホッパーを見に行った大好きで色々と影響を受けた映画です。
5.1ch のバランスも良く音楽が気持ち良く聴けて映像のフィルムの質感やノーマルなトーンが再現されてて良かった。編集の奇抜さとか初めて見た時は衝撃でした。360度のカメラワークとか絵画のような構図とか改めて見てもアーチスティックで良さを感じれた。
またテーマ的な内容やキャラクターの性格付け等、深いものを感じれました。時代の空気感もありますがアメリカの良い所、悪い所をしっかり描いていると思います。
ラストカットに主人公達を銃撃したトラックが映っていませんが狙いがあったのでしょうか?最後は泡のように消えてゆく感覚というか消失感と重い衝撃を残します。
音楽の選曲に編集がやっぱり最高!


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「怪優 赤星満特集」上映会

2018年06月03日 | 告知
今週末の日曜日にBAR GURENTAIで開催される「怪優 赤星満特集」上映会にて
「完全燃焼<リマスター版>」が上映されます。
お時間都合が付きましたら見に来て飲んで食べてお話しましょう!

【会場】中野区野方 「BAR GURENTAI」
【上映日】 6月3日(日) 開場16時  上映 16時30分~ 
【料金】入場料金1000円 (+ワンドリンクよろしくお願いします)
           ドリンク一杯500円~ おつまみ 300円~
<上映作品>

「餓鬼ハンター」(12分)高橋亨監督
「完全燃焼」(30分) 岡本泰之監督
(休憩5分)
「上側に気をつけろ」(20分) ダー機関

当日は赤星満の㊙画像も公開。
赤星満さん他、監督による舞台挨拶あり。
上映後は、赤星さんを囲んでの親睦会もあります。

『BAR GURENTAI』
165-0021 中野区丸山2-1-13 光ビル2F
(西武新宿線 野方駅から6分。環七と新青梅街道の交差点ラーメン屋の隣)
gurentai21@yahoo.co.jp
https://www.facebook.com/bargurentai/



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「デッドプール2」

2018年06月02日 | 映画

レイトショーで映画「デッドプール2」を鑑賞。前作は金をかけて作ったトロマ映画みたいな印象も受けましたが今作も同じくな印象でした。
面白いんだけどアメコミ系マニアックなギャグは元をよく知らないから完全には理解出来ないものも多かった。内輪向けのネタとか自虐ネタとかそんなのも盛り沢山です。
そういう面では低予算でもアホで分かりやすい(下らないともいう)ギャグと勢いで見せ切るトロマ映画の方が個人的には好きかな。
この映画は映像センスや演出がしっかりしてるのでアホさに計算が感じられちゃうのでした。だけど脚本の芯がしっかりしてるので物語としては脱線しまくってるように思わせてもちゃんとまとまるというか良い結末が用意されてました。また音楽の選曲も良くて面白味とラジオ聴いてるような流れを感じました。
大ヒットしている「アベンジャーズ」の最新作よりはこっちの映画の方が好きですね。

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「栄光のエンブレム」

2018年06月02日 | 映画
LDで映画「栄光のエンブレム」を鑑賞。ロブ・ロウ主演で共演がパトリック・スウェイジとシンシア・ギブというアイスホッケーの青春スポーツ映画。脇役でキアヌ・リーブスも出てました。
内容は安易な展開ですが人物の背景のドラマも見えてきたりもするので面白く見る事が出来ました。
今、ニュースでやたらと問題になってる危険な反則や監督・コーチの指示とかに通じる危険反則なんかが映画でも描かれていて興味深かった。
映画では買収されたかのような審判の問題も加わってましたね。
激しいスポーツの世界では少なからずこういう指導はあるのだろうし何から何まで問題視するのはいかがとは思うがスポーツをやる上でスポーツマンシップという基本的な事は最低限守って欲しいですよね。試合と関係無く喧嘩する場面がクライマックスとなるアイスホッケー版のロッキーみたいな映画でした。トレーニング場面とかもロッキー風です。
ヒロインがコーチの娘という絵に書いたようなベタな設定で出てきます。
懐かしいシンシア・ギブが演じてましたが可愛かったなぁ。この映画ではヌードも披露しておりました。


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「ランペイジ 巨獣大乱闘」

2018年06月01日 | 映画
仕事終わりに映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」を観に行きました。思ってたよりスクリーンが小さくて残念。
映画はアホみたいな話でしたが痛快で面白く楽しめました。
何気にCGとか盛り沢山で仕上がりも見事で見応えあります。そんな見せ場を見せる為に無茶苦茶都合の良い展開で物語はサクサク進んでゆき主演のドゥエイン・ジョンソンの不死身の人間離れした活躍があり深い事考えずに楽しんじゃえば良い娯楽作でした。


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「栄光のル・マン」

2018年06月01日 | 映画
DVDでスティーブ・マックイーン主演の映画「栄光のル・マン」を5.1ch 大画面で鑑賞。随分と前に見て以来でしたが物語はあまり無くル・マンのレースのドキュメンタリー映画のような作りです。編集が長いというか一向に物語的なものは進行せず飽きが来るような所も多かったけどレース場面とエンジン音は惹きつけるものがありレースの最後は単純に夢中になって見れました。1971年の映画って事で古いのですが当時のレースや車が見れてCGじゃないリアルな迫力が良かったです。
台詞の殆ど無い映画ですがマックイーンの表情や佇まいが凄く良かった。



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